「病気の時には最初から総合病院にかかるのではなく、最初は地域の診療所に診てもらって、そこで紹介状をもらってから云々…」っていう話をよく聞いていたけど、
実際に病気になった時に地域の診療所には門前払いされて、最後泣く泣く縋り付いた総合病院に助けられたよ…っていう独り言。
早朝、腹…というか子宮(増田は女です)のらへんに今までに感じたことがないような激痛を感じて、
「仕事休んで病院に行かないと」と思いその日朝から診察をしている近所の婦人科(個人診療所)に診察開始時間と同時に駆け込んだ。
しかし私を待っていたのは「今日はご予約の方でいっぱいなので…」「今からだと来週以降の予約ならできますよ」という絶望的な受け付けのお姉さんからの宣告。
(この診療所は予約必須ということは一切謳っていない。ホームページにはご予約はいりません、とまで書いてあったのでまさかの事態にただただ呆然)
それなら他の婦人科は!?と、近隣の婦人科があるクリニック、診療所に片っ端から電話をかけまくったが、
返ってくる言葉は一軒めと同じ「今日はご予約でもういっぱいです」「初診の方はちょっと…」といったものばかり
結局「予約無しでも今からでも大丈夫ですよ!」と言ってくれたのは最後に電話した、地域の大きな総合病院の産婦人科だけだった。
予約無しだから長時間待たされたし、初診料だってかかったけど、
体調が悪くなった当日に診察するよ、大丈夫だよと言ってくれたその総合病院が本当に本当にありがたかった。
そしていざ診察してもらうと、卵巣に結構重い病気があったこともわかって、最終的にその総合病院で手術をした方がいいかも…ということにまでなった。
もしあの時「近所の診療所には全部断られたけど、さすがに総合病院は…」「もう病院行くのやめて家で寝てよう」っていう判断をしていたら、今頃はもっと大変なことになっていたんだろうな……とちょっと今は思う。
「総合病院ではなく、地域の診療所へ!かかりつけ医へ!」って言うけど、地域の診療所にそもそも受け入れてもらえないんじゃなあ……
それに、婦人科がどこも当日診療不可で予約も遠い日程ばかりしか取れない!って地域だと、避妊に失敗して急ぎで緊急避妊薬(たしか72時間以内じゃないと意味がない)を貰いたい人なんかは凄く大変だろうな…とも。