継父は、俺がそのことを知っていることを知らない。
その俺は実父と同じ病気で社会からドロップアウトしナマポ生活だ。
母親は俺がいなければ、もう少しまともな男と再婚し、マシな人生を送れただろう。
当時の社会保障がどんなもので、どの程度利用できたか知る由もないが、実父が経済困難で自殺したのは事実。
それによって母親が生活苦に陥いり、当時金のあったお世辞にもATM以外の機能が備わってるとは言えなかった継父と再婚したのも事実。
その継父との間に生まれた妹もうつになり、継父はその問題への協力を放棄。
それが原因で母親はがんになって死んだ。
ろくに人生を楽しめもしなかっただろう。
俺は俺で就職氷河期にひっかかり、スキルもつかないブラックITしか選択肢はなかった。
第二新卒の制度など当然なく、努力不足、能力不足として蔑まれ続けて精神を病み、職を失うまでに至った。
親子二代に渡る復讐として、社会に損害を与え、国家から社会保障をぶんどくる権利はあると思っている。
自分も自分がいなければ両親離婚できてそれぞれ自由な人生を生きれたと思ってるけど、 生まれてきてしまったもんは仕方ないですよ。 ほどほどに生きましょう。