なんともおめでたいことで。
今さっき、そういう会話をしてきた。はてブにも同じことを書いたし、結婚を祝うブコメに星も付けてきた。
しかし、俺は祝福しない。祝いの気持ちと呪詛の気持ち、どっちが大きいと自分の心に聞けば、迷いなく後者だからな。
もちろん、件の女性にも、男性にも恨みはない。まぁ、女性の親族によって俺の親族が10人死に追いやられたが、それも70年前の話だからな。別段思うところはない。
要するに、俺が貧しいから彼女の幸せを妬むというごく一般的な呪詛だ。まぁ、上流階級に生まれついたゆえのことだから、俺に呪われるくらいは許容してほしいところだな。彼女の家は2千年くらいずっと誰かに呪われ続けてきただろうから、今更一人分の呪詛が加わったところで何ともないだろう。ラクダの背を折る最後の藁、みたいなことにはならんさ。そう望んだりするけどね。
まぁとにかく、不幸を望むよ。
高貴な身分の女性が降嫁した後、その家がブッ潰れて赤貧の中で死んでいく、というのは歴史上数えきれんくらいにあったことだろう。今また繰り返されてもいいくらいだろ。もちろん、現代ではそんなことに話らない。降嫁したといっても相手は上級国民。それに高貴な女性が嫁いだ先をぶっ潰すようなことは今はしないだろ。メリットもない。彼女の家には権力がないからな。そんなことにはならないという前提があるから、俺も呪詛をはける。win-winの関係だ。
なぜこんなことを思うのかというと、答えは簡単だ。北朝鮮のデブが結婚した時(してるのか?あいつ)、国民が祝福したのか?という話と同じだからな。
俺は貧乏で、能力を奪われ、クソ貧しい生活をしている。今後もよくなることはないだろう。あるとすれば安楽死をする瞬間だけだ。国に見捨てられた俺の命の価値は、彼女の枝毛にもならない。だからこそ、俺は呪う。俺に呪われたくなきゃ経済を、政治を、国民の生活を何とかしろよ。そして俺にまともな生活をさせてくれ。
衣食足りて礼節を知る。2500年前の言葉だな。彼女の家と同じくらい古い言葉だ(武烈天皇あたりの話とか見るに、彼女の家はそんな長くなさそうだけどな)
まさにそれよ。
俺も礼節よくしたいが、心から湧き上がる妬みと怒りでとても祝福などできんな。
彼女に、俺にもわかるような不幸が訪れたとき、フフッと笑って小さくガッツポーズをしたい。そんな身分にまで落ちてしまったよ。
ブコメで「税金で合コンかよ」ってのがあったけど、やぁ、まぁ、同意するよ。少なくとも、税金で着飾った服を着て行ったわけだろう。いい身分だぜ。お姫様だな。やぁ、落ちぶれてくれねぇかなぁ。
まともな生活、してぇな。