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購入した商品は、天井に突っ張って使用するタイプの本棚。本が増えてきて今までの小さな本棚では入りきらなくなったため購入。いろんなショップで様々なものが売られているが、候補に挙がったものとして、
http://www.rakuten.co.jp/sangostyle/
・ワイエムワールド
http://www.rakuten.co.jp/ymworld/
というショップの天井突っ張りタイプの本棚である。(それぞれいくつかバリエーションがある)
どちらの商品も非常に似ているので製造元は同じなのかもしれない。
しかし、一つ決定的に異なる点がある。それは棚板の厚さだ。
ワイエムワールドは1.5cm
いやらしいことに、どちらも棚板の厚さをあまり積極的に表示していない。
サンゴスタイルは画像の一か所にかろうじて書いてあるが、ワイエムワールドに関しては記述が見当たらない(もしくは見当たりにくい)。
本は非常に重いので本棚にとって棚板の厚さは重要である。安い商品であるが故、コストカットのため安い素材を使わざるを得ない点は仕方がないが、誠意をもってはっきりと書いてほしかった。
ところで、商品レビューに棚板のたわみについて書かれているのが少ないような気がする。
以前、カラーボックスを本棚代わりに使用したことがあるが、カラーボックスは本を置くようにはできていないので当然のようにたわんでしまった。
その時の厚さは1cmほど。スパンは60cmで奥行は30cmほど。本をいっぱいに置くと、中央部分が1cmかそれ以上下にしずんでしまった。
断面二次モーメントというのがあるが、薄い素材はたわみやすく厚い素材になるほどたわみにくい(当然である)。
それを考えて、購入はサンゴスタイルの方の本棚にした。もちろん、たわむのは嫌なので45cmの方を。
届いてみると、棚板の中央付近は中が空洞になっていた。その分棚板の曲げ剛性は減り、たわみやすくなる。はっきりわからないが、似たような価格帯なのでどちらのショップも大して変わらないだろう。まぁ、スパンも45cmだし、あまりたわむということはないだろう。
落下防止用具という名の金属製の棒が付いている。これは上の方の棚から物が落下するのを防ぐために取り付けるのだが、これが硬い。棒の長さは棚幅ぎりぎりに作られているので思いっきり曲げないと取り付けることができない。これでは、ただ、本棚を傷つける棒にしかならない。一度使えば取り付けづらいことなど容易にわかるはずなのに…。
もう一つ書きたいことがって、本棚の需要が増えるであろう四月に(おそらく)一番人気のウォールナットが(一部の商品で)売り切れているのは、残念だった。まぁ、需要を見極めるのは難しいからあまり文句は言えないが、それに見合った供給を用意してほしかった。それもあってサンゴスタイルの方にせざるをえなかったこともある。
いい点をほめるとするならば、たぶんこの手の本棚はコストパフォーマンス(値段あたりの収納数)がすごくいいと思う。それと地震に対して倒れにくいというのは心強い。
届いて中が空洞だったのでなんだか騙されたような気分で、つい。
これを誰かに参考にしてもらえればいいと思う。