※一部フェイクあり
「○年○月○日妻にでっち上げDVで息子を連れ去られました。息子に会いたい」というようなプロフで、同じように子供を妻に連れ去られたという男性たちと傷をなめあっていた。私、ひいては女性全般に対する恨みつらみと、ハーグ条約へのこだわり、息子への執着を繰り返し呟いていた。
恐怖と落胆を感じた。彼はやはり何もわかっていなかったのだと。でっち上げなんかじゃない。
元夫は確かに殴るといった肉体的DVはしなかったが精神的モラハラとなると別だった。
彼は、このサイトに書いてあるようなモラハラの特徴の多くを踏襲していた
家事に細かくケチをつけ、常に私が悪い、俺は被害者だという態度で時には淡々と、時には脅したり怒鳴りつけたりして追い詰めてきた。
私が悪いのだと思いながら私は少しずつ病んでいった。それはモラハラだと指摘されて目が覚めた。元夫を説得しようとしたが通じず、離婚に踏み切った。彼が拒否したので大変だった。裁判所にも弁護士にも証拠を求められ、日記をつける習慣はなかったのが困った。
養育費の取り立てなしで離婚。親権は息子の面倒を主に見ていた私。離婚が決まる前に息子に「パパがいなくなってもいい?」「パパとママどっちについていく?」というようなことを聞いた。息子は「パパいなくていい」と迷いなくはっきり言った。私は驚いた。夫はイクメンを自称し息子のことは普通に可愛がっていたから。
私は誓っていうが元夫の悪口を息子に吹き込んだことなんてない。「パパは毎日お仕事してるから偉いのよ」と言ったことはあったが。弁護士に話すと「お母さんが傷ついているのを感じているのかもしれませんね」と言われた。しかし元夫はツイッターの中で「妻は息子を洗脳して会いたくないと言わせた。息子は妻に気を遣っているんだ可哀想に」と言っていた。あいも変わらず自分がどんなによくやっていて私がどんなにひどかったかを有る事無い事ツイートし同情を買っていた。
そのアカウントが元夫のものだとわかったのは、アイコンが元夫の飼っていた猫にそっくりだったことと(猫はもちろん元夫のものになった)息子と別れたという日にちが一致したことだった。最後まで「自分の何が悪かったのか教えてほしい」とも言わなかった彼の頭の中で、自分は完全に被害者になっていた。
そして彼のつぶやきから知った親子断絶防止法。あそこまで私に恨みを募らせ息子に執着した彼は、息子に面会したら何をするのだろう。考えただけで恐ろしい。
実際、長崎市では、子どもを会わせるために離婚した元夫のもとを訪れた元妻が刺殺されるという事件もあったらしい。
どうか、制定しないでほしい。
この件で一番被害を受けてるのはお前でも夫でもなく子供。 何歳かは知らないが片親だと高い確率で何かがおかしくなるから気をつけたほうがいい。
娘ならともかく息子なら丈夫に育てれば心配はいらん 虚弱な息子ならちょっと不安だが