H27行政
・全体的にとてもよくできていると思う。
・加藤が言ってたこと、行政法は、過去問と事例研究をやれば十分で、事案解析の作法はかなり細かいのであそこまでは不要らしい…
・大事なのはポイントを端的に指摘してコンパクトに書くことで、それを過去問検討の中で身に着けてほしい、とのこと。あとは、誘導に注意。
・設問1と設問3は論点を外すようなことはない、書くことが明らかな問題であり、設問2で差がつくだろうな、というのを問題みて把握し、設問2に注力する、という姿勢持てたらよいみたい。
設問1
かなり良くできてると思う。強いてあげるなら、なぜ顧客の信用が救済されないことの理由を一言あればよかったかも。事実→あてはめになっている感じがして評価がないような感じがしないでもないかも。
設問2
・本問は主張反論型ではないからY市の主張はなくてもよかったかも。
・裁量基準のところは上位答案間違いないと思う。とくにいうことないです。論理の流れが読み取りやすくて読みやすいです。
・法23条を落としてしまっているのは残念かも。法23条の趣旨とか関係が問題となるという誘導があるから何かしら考えて書くべき。加藤が言ってたけど、行政法でわからないところがあってもそれをする―するのはよくなくて、何かしらの意味があるのでなんとかくらいついて書いてくれ、というのをいってたので、わからなくてもする―はよくないみたいです。
設問3
・④については、予測可能性、という要素を挙げているけど、あてはめで、葬儀場の設置が不可能だった、で終わってるのがおしいかも。不可能だった、だから予測可能性がなかった、と最後に一言加えた方が規範の要素との対応がしっかりできると思う。規範とあてはめの対応関係に注意です!
この問題のポイントは、目的と、都市計画の差し替えがきちんと指摘できているかどうかなので、そこさえ指摘できていれば上位答案だと思う。