2016-12-19

マリオランの一番の失敗は立ち止まれないこと

色々と酷評のあるマリオランだけど、プレイして思った一番の不満の原因は立ち止まれないということに尽きる。

そのせいでどこに進んでいるかからなくなって、やり直してみた所でなかなかステージを把握できないし、そもそもやり直したい気持ちも湧いてこない。

そもそもにマリオが立ち止まることができない正当性がまったく用意されていなくて、ストーリー的にもステージ構成的にもその必要性が全く感じられない。

後戻りできないのは仕方ないとして、せめて立ち止まることで一呼吸おけるくらいの余裕は必要だった。

立ち止まらないことが前提なので敵キャラクターの配置もワンパターンになってしまっているし、むしろ開発側も頭を悩ませたのではないだろうか。

初級者は立ち止まり名がらゆっくりステージを把握して、上級は一気に駆け抜けることでスピードランとしての成績も価値生まれる。

今の状況ではスコアアタックにもスピードランにもステージクリアのものもにもやりがいを見つけることができない。

それなのに立ち止まることもできないことで、押し付けられている感じばかりが目立ってしまっている。

これは課金云々、値段の良し悪し以前の問題で、どうしてこんなできの悪いゲームデザインのまま発売されることになってしまったのか甚だ疑問でならない。

その証拠に、wiiマリオが大好きな6歳の息子は、わたしプレイちょっと見ただけで全く興味を示さなかった。

それどころか「なんか怖い」といって続きを見ることすら止めてしまった。

確かに、マリオランをプレイしていて漠然と感じるストレスは、進み続けなくてはならないという脅迫ににた不安なのだ

せめてジャンプする前にすこし溜めを作る時間があるだけでも全然変わったかもしれない。

これだけ休むことなく次々に選択を迫られる状況は、ゲームに慣れていない段階にしてみればストレスしかないのだ。

からでも遅くない。タップしている間だけ走る。ジャンプフリック程度の操作感を取り入れてみてはどうだろうか。

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