■日本人はマンガやドラマで描かれるほど気軽にセックスしていない

もう完全にフィクションなんだ。

統計的にも現れてる。日本は国全体がセックスレスみたいになってる。

確かに一部の層は活発にセックスをしていることは事実だろうけど、

特に若年層は本当にセックスから遠ざかっている。初体験年齢も上昇傾向だ。

日本の若者（10代～20代）が最もセックスしていたのは、

今の30代後半から40代後半くらいの世代。クリエイターの主要な世代がこの世代だから、

この世代の視点や経験で物事が語られるせいで、

未だに日本人が頻繁かつ気軽にセックスする国であるような幻想がまかり通っている。

これは別に貞操観念が高まったということじゃない。

自由選択の結果、セックスするより別のことをした方が楽しいとか、

あるいは激務や貧困といった要因でセックスなんてしている場合じゃない、

という層が増えたということなんだ。

避妊具の売上減少、地方でのラブホの廃業あるいは介護施設への転換、

10代の妊娠率の低下、堕胎率の劇的低下、そして少子化。

また、性病患者の再診率の高さなんかも参考になる（性病にかかる層が偏っている）。

統計上、避妊薬は言われているほど広まってはいない。

他にも色んなデータがあるけれど、それらを全てを結びつけると、

とにかく日本人はセックスしなくなった。

理由は不明だけど、とにかくしなくなったんだ。

一部の活発層の意見だけが大手を振るっているから何も変わっていないように思うけれど、

実は大きく変わっている。日本人はセックスをしなくなった。

ただただ、フィクションだけが事実と異なった国のあり方を喧伝し続けている。

Permalink | 記事への反応(1) | 01:12

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