2016-10-16

ゲームプレイ動画による依存症の環

ここ何年ほどだろう、Youtubeゲームプレイ動画で溢れるようになったのは。

攻略につまずく箇所があれば以前は検索から文字情報にて解決していたことが、いまでは誰でもわかりやす動画にて提供されている。

私はネットでの対戦ゲームが好きだ。

時間があればPCと向き合って対戦ゲーム時間を費やしてきた。

WoWに始まり、GW2、格ゲー全般LOLなどで対戦する際に溢れ出るドーパミンアドレナリンといった脳内麻薬依存して生きてきたと言ってもいい。お陰でゲームするときはいつでもお腹が空くことはなかった。

そんな生活をしていてもゲームという依存症から己の意志で抜け出ることは可能だったし、それをコントロールしている自信もあった。

しかしここ4年ほど、GW2の頃からだろうか、プレイヤーの対戦動画を見るようになって全てが変わった。

動画を見ているとき自分感覚が、実際に自分プレイしているとき感覚に非常に近いことに気付いた。

これはいままで実際にゲームしていたときに出る脳内麻薬が、動画を見るだけで出るようになったと考えられる。

完全に同じ状態になるわけではなく、近い状態になるというところがポイントで、この状態になるとゲームをしたくてたまらなくなるのだ。

対戦して拮抗した実力の相手ギリギリの接戦で打ち負かす、という感覚を再び味わいたくなってくる。

それ以降、ゲームに対して歯止めが効かなくなってきた。ゲームは私の社会生活にまで影響を及ぼすようになってきていた。そしてその原因は何かを考えた結果、以前は存在しなかったプレイ動画依存していることがわかった。

というわけで今後、意識してプレイ動画を見ることを控えようと思う。

いつでもYoutubeを開けば仕事中でもプレイ動画が見れるというところに問題があった。そしてそれにより再び脳内麻薬依存症へと陥る、あるいは脳内麻薬放出継続させることが問題なのであった。

そのことに今気づいたのは良かったことだと思う。

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