2016-08-16

夢の話。

プレジデントチェアでうたた寝した時に観た、夢の話。

最初は本の文字のアップから始まった。

「俺、営業やってるんだけどね、最近の若者根性が足りないよ」

と書いてある。

その後、何行か文章は続いたけど、夢の話なのでぼんやりとしていて覚えていない。

ページ真ん中くらい

「例えばさ、友達が川に流されて死んだんだ」

ここから夢は映像に切り替わった。

しぜんと、自分がいまアメリカ旅行中の3人の若者のうちの1人であることがわかった。憑依しているような状態

最初は4人だった。でも今は3人になってしまった。

今、1人の友達死体となって川を流れている。

僕たちはそれを追いかけている。

友達が流れてくるのを下流で待ち構えた。

急流だったり、深さだったり、意外と捕まえるポイントというのは少ないもので、数日間に捕まえるチャンスは数回だった。

友達はい死体。やっぱり恐い。次こそは抱きついて、友達の全部を引き上げるんだ。そう己に言い聞かせるが、川を流れて損壊が進んだ元友達を目にしたら、恐怖心に負けてしまう。

服の一部だったり、頭皮の付着した髪の数本だったり、必死の思いでそれだけは回収することに成功した。

場面変わって、飛行場

僕たちはトラブルで移動手段を失い、友達を見失ってしまった。

望みは薄いが、飛行機で上空から探そう、ということになった。

運よく日本人パイロットがいて、事情を話したら露骨に嫌な顔をされた。何度もお願いしてしぶしぶ飛んでくれることになった。

小型の飛行機で空を飛んでいる。

パイロットが嫌味たらしく言う。

「こっからヒッピージャンプで飛べば友達も許してくれるんじゃねぇか」

ヒッピージャンプ?」

「知らねぇのか。ヒッピーって両手両足広げてジャンプするだろう。自由だーみたいな感じで」

僕は左手に持った友達の服の切れ端を力いっぱい握りしめ、次の瞬間飛んだ。

自由になりたかったのか、許してもらいたかったのか、やけっぱちなのか。

パイロットが窓に顔を押し付けて下を確認する。

大きな川が流れていたが、下までずいぶん距離があった。

場面切り替わる。

どっかの会社。冒頭の”営業やってる俺”。

「っていうくらいさ、根性ある若者が欲しいわけよ」

どうやら、こいつの話の延長で映像を見せられていたらしい。

お前の例え話かーい! というビックリで目が覚めた。

自分経験としては人生初めてくらいのずいぶん具体的なストーリーを持った夢だった。

真っ先に「ヒッピージャンプ」を検索してみた。ヒットしたのでビックリした。

ケンパラグライダー!みたいなジャンプが本当に出てくるのだろうか。

スケボーの技だった。イメージしたジャンプとはだいぶ違った。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん