「萌え」では、力や能力のある者は読者の感情移入の対象にならない。なぜな ら、ネット世代は誰しもが程度の差こそあれ凄惨な罵倒を受け続けている。その為自己肯定感に乏しく、ヒーローやヒロインに対して妬みの感情を持つからだ。掲示板などで常に激しい罵倒を受けるため「自分はヒーローにはなれない」と最初からあきらめてしまっている。ヒーローが活躍するような物語を読んでも自分がみじめになるだけだから、そうした物語が嫌いなのだ。
硬派の象徴ワンピースさえも泣きに走り、ネット界最強を誇る腐女子や歴女さえも叩かれ続けた果てに「ダメでクズで精神弱い人斬り以蔵が好き」と言わされる(認めきれず発狂したものもいる)暗黒のネット社会
行き着く果てが百合日常系の流行だったと言うのはネット史の力学として完璧なる必然であった
ネット界に何が起こったのか
「流行」を持ち出してるなら当然だけど繰り返すものだ