あたりまえにやっているようなことでも、実は意識していないステップ(手順)がたくさんある。
この投稿は下記の記事を読んだときにふと思ったことをつづるポエムである。
「それなりに勉強、勉強、と言われていたおかげで、いま幸せです」というお話
http://blog.jnito.com/entry/2014/08/19/095155
もしあなたがジュースを飲みたいと思ったら、自販機の前で以下のような行動をするだろう。
普通に考えて何も難しいことはないのだが、実は隠されたステップが存在することに気付く。
実際のステップは以下のように分割できる。
B. お金を準備する → お金を入れる → 飲みたいものを選ぶ → 選んだボタンを押す → ジュースが落ちてきたことを確認する → ジュースを取り出す
もちろんもっと細かくすることも出来るだろう。
このように少しずつ書き出してみると、見えないステップがないか探しやすくなる。
ちなみにプログラマでいうと、未熟なプログラマは A. のコードを書く。俗に言うヒヨコードだ。
経験のあるプログラマは B. のコードを書く。ステップが分割されると一つ一つが小さいのでメンテナンスしやすく、各ステップ毎の依存関係が少なくなるのでテストしやすい。
先生の教え方が下手な場合、たいてい教えるときにステップの分解ができていない。
自販機の例で言えば、ジュースを飲みたいと思ったらお金を支払うことが前提になっている。
(自分にとって当たり前だとおもっていることを、教えられる側が理解しているとは限らない)
ではステップ分解力の低い教師に当たってしまった場合はどうするか。
良い教科書を見つけるのが簡単で低コスト(塾に通う費用と比べて)に思う。
というより、実は既にあなたは持っている。
私の場合は教科書見た方が早いと思っていたので、むしろ授業など聞いていなかった。
(といいつつ、教科書に比べて教師が糞過ぎただけの気もするが・・・)
なんにせよ、ステップをもっと分解できないかという視点を持って取り組むと、今まで以上に理解が深まるはず。