■罵倒が好きな人に望むのは「消えて欲しい」だけ

ネット上のとある場所で議論をしていたとき、語尾に必ず「バカじゃないの？」か「頭が悪過ぎる。」と付けて罵倒するだけの人間が紛れ込んできた。数人がその人に一言二言反論すると、必ず罵倒で反論。とにかくひたすら罵倒するだけ。過去の発言履歴が見られるので見てみると、前日の深夜から朝、さらにそこから夕方まで一日中ひたすら罵倒してる。

この類いの人間ははてブにも大量にいる。罵倒しているユーザーを掘っていくと毎日毎日罵倒してる。ひたすら罵倒罵倒。ブックマークのほとんどが罵倒。きっと罵倒自体に快感があるのだろう。罵倒仲間で星を付け合って、さらに快感を得て、日々のストレスを解消して生きている。おそらく現実世界では大変な思いをしているのだろう。

そんなことを考えていたら、会社の先輩を思い出した。その人はそれなりに頭が良くて仕事もできるのだが、たまに強烈にズレる。そのズレを指摘されるとプライドに触るらしく、感情的に反論したあとで裏で全く関係ないことでその人を罵倒する。プレイヤーとしては仕事ができるので上層部の信頼は多少あるのだが、部下からの信頼は皆無に近い。みんなが嫌がるので部下が度々入れ替わり、今はかなりデキる部下がその人に付いているためマネジメントでも成果が出るようになったが、そのデキる部下も実は限界で前々から考えていた転職活動に着手してしまった。辞めたら次は誰だと部下候補達は戦々恐々としている。数字には表れないが、職場に最も悪影響を与えている人だと思う。さすがに、そろそろ上層部も気付くかもしれないが。

こういうタイプの人間に望むのは単に「消えて欲しい」だけだ。身近な場所から消えて欲しくて、それ以外には何も望まない。ネットの議論でも単に消えて欲しかったし、会社の先輩も辞めてくれないかなとずっと思ってた。会社の人が「誰かを自由にリストラして良いと言われたらあの人を解雇する」と話していて、それにみんなが同調していたが、罵倒する人間が消えるだけでその場がどれだけ安定するかということは、誰もが一度は考えることなんじゃないかと思う。アメリカだったらそういう例もあるのだろうか。

でも、人生色々だから辛い人生を送ってきたのか発達障害でも持っているかその辺りは分からないけど、いるだけで害悪扱いってのも可哀想だなと少し思う。上手くやっていく方法はないものだろうか。

それにしても、次の部下が自分だったら本当にどうしようか…。

Permalink | 記事への反応(4) | 20:18

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