2014-03-21

真面目に生きすぎるのもダメなんだね

授業はちゃんときく。予習や復習もする。掃除時間掃除する。校則は守る。遅くまで遊ばない。

両親も先生もこういうのが真面目だと言った。正しいことだと教えた。

から俺は従ってきた。

実際、途中までは上手くいってたんだ。

素行良好、成績優秀、受験も落ちることなく通過し、表彰されたこともあったし、君には期待しているとは何度言われたか覚えてない。

おかしくなったのは就職活動から。何故かいつも面接で落とされた。

他の志望者よりも偏差値の高い大学にいて、その大学でもトップの成績で、実際成績表という証明書も提出しているし、筆記試験の結果も上出来だった。

誰よりも優れているのは明らかなのに、なのに落とされた。

理由を訊いても「真面目すぎる」「もっと遊んだ方がよい」などと言われるだけ。

それはたまに両親や友人やバイトの先輩が言ってくる台詞と同じだった。

俺はそれを、意味がわかんね、嫉妬だろ、みっともねえな、程度に捉えていた。

運よく、俺の成果を買ってくれる企業(というより、後から聞くと個性的人材を集めていたとのことだが)に出会い入社出来た。

それで働き始めて、なんとなくわかった。なぜ真面目すぎてはいけなかったのか。

俺は、両親や先生が用意した、真面目という名のレールを進み続ける列車しかなかった。

学校ならそれでよかった。学校という世界にはそのレールがビシっと引いてあるから、そこを辿るだけよかったのだから

でも社会は違う。そんなレールは殆ど整備されてない。

優秀だったはずの俺は、最悪の人材だった。

一般常識世間は知らないし、空気行間も読めないし、自分で考えて行動することもできない。

「でも勉強が出来るからいいじゃないか」といわれそうだが、それも生かせなかった。

俺が成績優秀だったのは、俺が優秀だからではなくて、俺が単に誰よりも勉強時間に費やしていたからだ。

俺の記憶力や IQ が人並以上というわけではない。むしろ逆で、人並以下なのだろう。

そんな出来の悪い俺が秀でることはなかった。

「真面目すぎる」「もっと遊べ」という皆の警告は、こういうことを言っていたんだなあと思う。

俺の人生、こんなはずじゃなかったんだけどなあ。

  • こういうこと言う奴に限って2、3社面接で落ちたぐらいで絶望すんだよね。 女と付き合ったことないだろお前

  • 真面目っていうかそれはタダ何も考えてないだけ 勉強だけやってれば社会に出れると盲信している阿呆のクソ理論

    • 最大の問題はお前みたいに遊んでる奴の方が多数派だってことだなw 勉強しかしてない奴は単純にマイノリティだから迫害されてるだけ

  • なんだ俺か。 とりあえずあちこちに顔を出して口を突っ込んでみるのが大事かもと思ってる。 簡単にやれたら苦労はないんだけどな。

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