2013-11-24

1997年大学受験時、母親お金がないと言った

1997年大学受験直前の高校3年の秋、父親は定年退職し、自宅にずっといるようになった。

父より10歳下の専業主婦母親は、これから年金生活になり、お金がないから、自宅から通える国公立大学でなければ進学を認めないと言った。

環境変化と「予備校なし」が響き、勉強に身が入らず、日東駒専以下のレベルの私立大2校と、消去法で選んだ地元国立大しか合格しなかった。

高校時の成績と親の年収関係で、無利子の第一種奨学金を得て、大学4年時は授業料半額免除も得た。

親の年収が低ければ、学費が免除されると知人に教えてもらったからだ。

奨学金就職活動費用にあて、何とか内定を得て、新卒就職できた。

社会人5年目くらいに、奨学金は繰上返済した。自宅通学・国立大だったため、もともと金額は少ない。

運良く結婚して、最近夫婦折半の共有名義で家を購入した。

その際、亡くなった父親の遺産をすべて相続していた母親に資金援助を頼んだが、断られた。

相続対策として有効だと話しても通じず、安い中古で十分だと猛反対された。

今日ニュースの話をきっかけに、父親の退職金と、生存時の厚生年金の金額をきいた。

退職金は1800万、厚生年金は税引き前で月額24万。正社員フルタイム勤務の自分の月収とほぼ同額だ。

以前から年金と同水準だと知っていたけれど、やはり釈然としない。

共稼ぎでなければ暮らせないため、子どもをもつ気にならない。

ずっと、父の退職金は1200万だと思っていた。

定年退職時、家のローンを繰上返済するか口論していて、母は「退職金がたった1200万なんて」と怒鳴っていたからだ。

どうも、ローン返済後の残額を指していたようだ。

そして、そのお金は、16年経った今、手付かずのまま、全額残っている。

にも関わらず、母は、父の死去後、年金が少なくなり、お金がないと言い続けている。

子ども自分も、結婚以来、お金がないか子どもは育てられないと嘆き続けている。

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