2012-10-15

教育改革」は、社会でなく国語の題材からスタートする

安倍総裁は「日教組教育無茶苦茶にした」と吼えている。

と言っても、親でもある自分から見れば、

「具体的に、どこがどう無茶苦茶になったのか?」というのが、

イマイチからないので、「もっとエビデンス出してよ」と言いたいところ。

戦後教育と言っても、道徳時間社会時間で、多少の反戦教育はしているのかもしれないが、

それは小学校高学年以降の話であり、低学年だと分からないや・・・と思っていたが、

最近少し、「心当たり」な教材に出くわした。

小学校低学年の国語教科書とかに、戦争を題材にした物語とか、登場してきているのである

教材に戦争ストーリーを用いるというのは、表面的には

小学生に、読解力を身に付けさせる、漢字を覚えさせる」ということなんだが、

読解力・漢字の身に付け効果以上に

戦争悲惨さを学ぶ」という効果が出てくると思う。

要は「表面的には国語勉強だが、実際はプチ反戦教育」ということ。

こういうケースは、当然文部科学省の検定はパスする。

「題材がことさら反戦的だから、題材を変えろ」という指摘は入らない。

文章が低学年にも読解可能なレベルに噛み砕いてあったら、検定はパスする。

逆のケースはアフガニスタン教科書にある。

アフガニスタン教科書だと、算数とかでも

ロシア兵を3人殺して、次に6人殺しました。

 何人殺したでしょうか?」とか

カラシニコフ銃を7丁手に入れて、しかし2丁がやられました。

 無傷の銃は何丁でしょう?」のような問題が、平気で載っていたりする。

戦前日本だって小学校1年レベル

ニッポン良い国 強い国 世界に冠たる 偉い国」

とか「国語」で教えたりしている。

安倍総裁教育改革って、小学校高学年~中学高校の「改革」もしたいんだろうケド、

もっと根っこのところで、小学校低学年とかそれこそ幼稚園とか、

「まだ善悪の区別の付かない年齢」辺りから

日本は強い国、いい国、美しい国です」と国語音楽体育辺りで

感覚的に、本能的に植えつける」ことなんじゃないかな?

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