2012-03-02

ああ和民

まるで現代版『ああ野麦峠和民店長経験した修羅場

週刊朝日 2012年03月09日号配信掲載

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20120229-01/1.htm

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20120229-01/2.htm

「森さんが受けた苦しみは痛いほどよくわかる。精神的に追い詰められたんだと思います

「森さんの時間外労働は月140時間にも上っていたと報じられていましたが、私も同じようなもの。寝てる時間があったら仕事しろという会社ですから

休日も早朝から研修会やレポート提出があり、休む時間がありませんでした。仕事会議で、寝ないで丸2日続けて働くことも。夜勤明けで渡邉美樹会長講話へ行って、そのまま寝ないで出勤したこともある。それが肉体的にも精神的にもボディーブローのようにきいてくるんです。レジの下で倒れて寝てしまったこともありました」

「決められた人件費を超えると怒られるし、売り上げが少ない日もあるから、従業員は自分タイムカード改竄し、過少申告していました。タイムカードは、パソコン管理しているんですが、店長けが知るパスワードをみんなに教えてましたから、改竄は簡単にできました」

 元店長給与明細によると、残業に次ぐ残業で働いたにもかかわらず時間外労働は30時間、支給額は手取りで16万円。ボーナスもなく、寸志で1万円程度だったという。

渡邉美樹会長の新刊本の購入費が給与から天引きされていました。著書の読書感想文も提出しないと昇進できないから、買わざるを得なかった。給与明細の封筒には渡邉美樹会長の書いた文書が入っていて、その感想も毎月提出しないといけなかった。会社で着るブレザー代やグループボランティア団体への寄付天引きされていました」

毎日帰れず、家族との時間も作れない。夫婦生活もできませんでした。お店で寝泊まりするので、お風呂に入らないと不潔じゃないですか。帰れない者は、厨房にある、皿などを水につけておくための大きなシンクに入り、ホースを使って、シャワーのように体を洗っていました。普通にやってましたよ」

 

ワタミの皿は 白い皿

風呂場で洗った 白い皿

体を洗った その水で

きれいに洗った 白い皿

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