ストレス発散、言いたい事を言う、不満・悩みを吐く
これらを一緒くたにしちゃいけないと思う。
ネット上で(現実でも)、こっそり不満を吐く時は該当者の目(耳)に見えない所で。
よく、「匿名掲示板なんて便所の落書き」といった例え方がされるが、
ここまでインターネットが普及した上、会員制のクローズドサイトでもない限り、
充分「公」の場所となり、公衆便所ほどの小さな世界などではなくなってきていると思う。
嫌なら見るなという人もいるが、前述した「公」で平気で他人を傷つけているのでその道理は通らない。
更には、「現実社会がそうだから~世間もそうだから、"自分もネットで同じ事を行う"」なんて開きなおる人もいる。
しかし、現実社会で嫌な思いをした者も、どこかで発散したいのは当然。
そのツールとしてネットを選んだにしても、加害者本人(もちろん相手の身元も伏せて)に対し愚痴ればよいのに、
加害者と共通した特徴を持つ全体を叩く。それに賛同する者が増え、ネット上では逆の現象が起きる。
不満をあらわにした人に対して何もしてないのに、「その人に被害を与えた加害者と似た共通点を持っている」というだけで、
分かりやすい例で言えば、今国民は特定の政治家に対し怒っている。
その感情が行きすぎて、良い政治家悪い政治家関係なく一律に政治家全てを叩く。
学生にしてもそう。その学校の1部の人の悪行を知っただけで、その学校に通う全ての人間に悪というレッテルを貼る。
特定職にしてもそうだし人種にしろ国内の地域にせよ、いろいろ当てはまる。
木を見て森を見るなんて厄介なことわざがあるが、
それを万物に対し当てはめる。そこでビジネス等が関わってくればしょうがない面もあるが、
単純に人付き合いや、思想、好き嫌いにまで当てはめる。
嫌いなら嫌いでいいが、ネットと匿名を武器にして本能の赴くままに無責任に誹謗中傷し、
共通点はあるが実質的には関係のない人にまで差別する。発言の責任は負わない。
嫌いなら嫌いでも構わないが、ネットという公の場で壁越しにその感情を剥き出し、
1人2人程度なら分かるが、賛同者が集いに集って、いつしかその思想がネットの普遍的思想になる。
酷い時は、そういった思想が現実にまで広がることもある。
レッテルや呼び名が世間にこうやって広まるんだなと思う事もある。
所詮ネットだとか、ネットは一部だというが、若い世代の多数はネットをしているでしょう。
所詮ネットと言っておきながらネットが発端で現実に反映した事件や、流行、思想、商品など
探せばキリがない。いい物も悪い物も含めて。
つまり、最近もしくは今後は「所詮ネット」「匿名は便所の落書き」など言えなくなると思う。
むしろ気軽に罵詈雑言が飛ぶようなサイトこそ、今のSNSみたいに登録制になってくのではないだろうか。
公で叩くなら、嫌うなら直接加害者の木だけを。
木と共通点があるからって森全体をみんなといっしょになって叩かないでほしい。
どうしてもそうしたいならもっと閉鎖的な身内コミュニティ内だけで。
たぶんそれネットとか世代とか関係ない。 人類の歴史の中で数千年経っても全く改善しない、全世界の人類にとっての永遠の課題。
ある人の意見を封じ込めたいと思ったときに、その人の家族の悪口や社会的立場を持ち出してくるような人たちには あなたたちにも「木を嫌うが、まとめて森を差別される」可能性はあ...
増田で叩いていいのははてサだけなのでそこんとこよろしく