■http://anond.hatelabo.jp/20110508042156

すごく辛い状態だと思う。

２年目？って振り返ってみるとそんな状態だったような。

どんな業界かわからないけど、まだ「仕事の基礎」って部分が足りないってのが圧倒的な要素な気がする。

今の新卒の学生は習ってないから、わからなくて当然で。

これはあなたの能力がどうこうじゃないよ。日本の教育の問題。マジ。

問題なのは、あなたが全体が見えないまま進めている危険性なのかな？と思う。

あなたが打ち上げも参加できないくらい働かなきゃいけないっていうのは、

普通の２年目がうっすら塗っていくマーガリンを、いきなり固まりで与えられちゃっているだけなんだと思う。

その状態は職場の環境が良くない。

だけど社会人ってのは結構こういうもんで。

「マーガリン渡したんだから、あんたが塗ってよ」

ってのが基本スタンス。これもマジ。

だから、なんとかしなきゃいけないよね。

「自分」は確かに反省すべき対象。

だけど、そこだけを原因にするのはあなたが可哀想だからやめたほうが良いよ。

無駄に過ごしてしまったと嘆いている休みの日に。

嫌かもしれないけど、一週間の仕事ぶりを見直した方が良いかもしれない。

あなたが作るパンはどんなものなのか。

パンの大きさを想像しよう。

どれくらいで作り終わるのか。

マーガリンを塗りきれるか。

塗るためにはどんなバターナイフが良いのか。

それはどうやったら手に入れられるのか。

あなたが仕事をしている間に、打ち上げに参加している人達。先輩だよね？

あなたに仕事を押し付けて楽しんでる訳じゃないんだ。

恐らく、あなたの何倍もマーガリンをパンに塗りたくってると思うよ。同じ時間で。

もっと難しいバターなんてやつの取り扱いもやっているかもしれない。

それは言うならば、経験の差だ。

個人の能力なんてほんの少し。

やったことがあるかないか。

人に頼める事、聞ける事はたくさんあるよ。

そうすれば、周りの人によって、あなたに与えられたマーガリンは塗りやすいように温めてもらえるかもしれない。

もしかしたら、少し量をもらってくれるかもしれない。

あなたがマーガリンを塗るのに躊躇した事があったら、聞こう。

納期をとにかく意識しよう。

塗り終わる期限から逆算して、いつまでに何をすれば良いのか？

塗り終えられない見込みだったら「無理です！」と手を上げよう。

それは決してかっこわるい事じゃないし、あなたの評価も下げない。

会社としては、あなたが抱え込む事によってパンを作れなくなっちゃうことの方が、よっぽどかっこわるい事だから。

最期にそのパンを食べた人が、どんな笑顔になるか。想像してみよう。

どんな仕事だって、誰かしら喜んでいてお金を払う人がいる。

その人の事を妄想してニヤニヤしてみよう。

そしたら嫌な気分も、ちょっとは前向きになるんじゃないかと思う。

Permalink | 記事への反応(0) | 08:21

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