2020-10-28

まだ間に合う!5分で分かるタイムパラドクスゴーストライター

登場人物

佐々木哲平(24)

 主人公。「皆が楽しめる漫画を描きたい」が口癖だが、あまりに没個性で誰も楽しめない漫画しか描けない。多分特技や好きな食べ物を聞いたら「いろいろ」とか答えるタイプ。20歳の時に新人賞で受賞してそれからずっと泣かず飛ばず。続けてたので絵はそこそこ描けるのでエロでもやれと言われている。ある日自宅の電子レンジタイムマシンになり未来ジャンプが届くようになったので、そこに載っていた未来の傑作をパクる

藍野伊月(高校生

 マシュのパチモノ天才漫画家の卵。幼少期に上位存在通称ジジイ)と接触し、「皆が楽しめる漫画を描く」という夢を与えられる。その夢に振り回され、人類全員が楽しめる漫画という無茶な目標達成を目指すあまり、10年後の未来ジャンプの連載中過労死する。

ホワイトナイト未来超人漫画

 10年後に藍野伊月が作る超名作。実際にどういう作品なのかはイマイチ読者に伝わってこないが、若干ダーク寄りのバトル漫画らしい。ワンピース鬼滅の刃を足して1.5で割ったぐらいの作品だと思うといいはず。

菊瀬(初代編集

 哲平の最初編集。哲平がホワイトナイトをパクって持ち込んだ時に作風の違いに気づく程度の眼力はあるらしい。

編集

 哲平に都合よく動いてくれる舞台装置

宗岡(二代目編集

 哲平や伊月の編集になる人。ホワイトナイトすげーと感動してるだけで、これといってなにかするわけではないネームモブ

上位存在ジジイ

 創刊号から現在までのジャンプ公園で売っていた不審者。幼少期の藍野伊月に夢を託し、結果的に藍野伊月を呪い殺すことになるが、そのくせ悪いことしたなあってヘラヘラしてるサイコパス

フューチャーくん(上位存在下僕ロボ)

 上位存在ジジイが送り込んだわけではなく、勝手世界干渉してきた上位存在下僕。哲平の家の電子レンジと融合することでタイムマシンとなり、ホワイトナイトをパクって藍野伊月を破滅未来から救えという頓珍漢な事を言い出す。哲平が漫画をパクってどうやって過労死を食い止めようとしたのか自分でもよくわかってないポンコツマクガフィンデウス・エクス・マキナが融合した究極の舞台装置

あらすじ

  1. 売れない漫画家哲平の家の電子レンジに雷が落ちて近くにあったロボットおもちゃフューチャーくんと融合したら、それがタイムマシンになって毎週未来ジャンプが送られてくるようになる。それに載っているホワイトナイトを読んだ哲平は感動するが、あまりに非現実的なためそれを夢だと思い込み「俺が夢の中で超名作思いついたwww」とまるごとパクることにする。
  2. 哲平の手を通して多少の劣化コピーになってはいるけどホワイトナイトは超名作らしいので、ジャンプで連載されて大人気に
  3. 本来の作者である藍野伊月が哲平の前に現れ、全く同じアイディア作品が先に載ったので運命みたいのを感じたとか電波なことを言い出す
  4. 少しして電子レンジが本当にタイムマシンになっていて未来から盗作していたことに気づいた哲平だったが、自分が書くのやめてもホワイトナイトがこの世界線に存在できなくなるだけだからと連載を続けることに
  5. 藍野伊月本人がアシに入ったこともあり、いよいよ盗作の呵責に耐えられくなり壊れ始める哲平
  6. 哲平が盗作してる間に新作の連載を始めライバル宣言を始める伊月、いよいよ精神限界に近づく哲平
  7. ある日未来からジャンプが送られなくなり、その次の週に未来で藍野伊月が過労死したこと未来ジャンプに書かれる
  8. 絶望する哲平の前に電子レンジと融合したフューチャーくんから藍野伊月を救えという指令が下る
  9. 意味不明な展開に哲平さえ狼狽えている間に、伊月が新作の連載中に過労死したという報告が
  10. 哲平がホワイトナイトをパクったせいで過労死が10年早まったという状況に絶望
  11. フューチャーくんの不思議パワーで精神と時の部屋を発動し、哲平がその中で超すごい漫画を描きあげ、それを見せたことで藍野伊月の呪いが解けて終わり
  12. 結局フューチャーくんがなんだったのかも、ジジイが何者だったのかも誰にも分からないし、哲平が伊月に見せた漫画の内容も結局わからないという謎が謎を呼ぶというか謎に対する答えを謎で返すという焔モユル方式で話が進んで終わる

今何が起きてる?

そんなタイパク(タイパラドクスゴーストライター)の第2巻に載っていた後日談ジャンププラス掲載され、今空前の第2次タイパクブーム

これを読んだ君ならもう大丈夫

今すぐ後日談を読んでタイパクムーブメントに乗っかろう!

  • 何でジャンプの打ち切り漫画如きにここまで粘着が湧いてるのか謎過ぎる

    • 面白い漫画では無かったけど、 嫌いな漫画でも無かったので、 番外編の情報はありがたかった

    • 盗作テーマという繊細に扱うべき問題について斜め上のアプローチで盗作バンザイしてたからね

  • これみてジャンプ+探してるんだけど、どこにあるの? 本誌連載ずっと読んでたから気になる

  • リアルタイムで読んでて匿名掲示板で展開予想をみんなで考えて 本編がその予想のハードルの斜め下を次々と繰り出してくる点では面白かったよ とにかく主人公に都合の良い展開ばかり...

  • anond:20201028202621 anond:20201029232037 お前ら本当にタイパク好きだな

  • タイパクは盗作作家と盗作された女の子のダブル主人公でデスノートみたいにやればまだ良かったよね 盗作して連載に載るというのが受ける訳ないから

  • 増田にまでこんな奴が居るのかと思うと嫌気がさしてくる 別によそに居る分には構わないけどこんな奴にここにまで来ないでほしかった

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