2019-09-23

anond:20190922010507

自分もかなり貧しい家に生まれ都市部私大にいきました。

父親失業し、そのままメンタルを壊して仕事をせず、母親地元低賃金パートでしのいでいる状況。一応持ち家はあるけど他に資産はなく、父親の前職もかなりの低賃金だったので家の貯金ゼロ兄弟はまだ小さい。だから家にお金をいれてねとこちらも低賃金バイトしてました。

大学に行きたかったのは高2から。「この学問って面白そう」というのに出会ってしまい、地元の国公立にはその学科はなく、ちょっとだけためていたお金受験料と交通費を出して、家出同然でこっそり受験し、教育ローンで初年度納入金を払って寮に入りました。その後も学費免除給付奨学金と貸与と最低限のバイトで過ごしました。

そうやってはいった大学は楽しかったです。講義もよかったし、コミュ障ながらそこそこ気の合う友人もできたし、コテコテ卒業旅行にも行きました。今はそこまで良くはないけど、同じ都市会社就職して諸々の金を返しています

今でも大学の四年間は一番よい思い出だし、そこで出来た友人たちが一番の友人です。

たぶん、お金がない、地方の生まれで一番たいへんなのは受験するまでで、増田さんはまさにそういう状態なんだと思います。周りの人たちの声、親の「子ども借金を」なんて聞く必要はありません。結構みんなカジュアルに借りているし、バイトがのってきたり学内の別の条件のよい奨学金に通ったら打ち切ればいいんです。なんかJASSOの回し者みたいだけど。

そもそも大学に進学する程度でそんな図太さを持たなきゃいけないこと自体地方まれの金無家庭に生まれただけで…って不条理ですよね。自分大学で会った、「たまたまいからここにした」とか「親の会社に入るから就職しない」みたいな人々をみてぐぬぬとなりました。ただ、自分より「楽しんでいる」ように見える人は無限にいて、そういうのに負けを感じるよりも、自分なりの楽しみ方を探さないと負けだと思ってます

ひとまず「やりたいこと」から入りましょう。支援や援助って意外と見つかるもんですから、状況に負けて可能性を絞ることはしないでください。

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