2016-12-28

ジョイフル社長絶賛への違和感とか

ジョイフル社長自民党議員さんで、長時間労働規制に取り組んでいるという話。

ホッテントリしていて、自分説得力のあるいい話だと思ったのだけれど、心のどこかで、今の世の中、きれいな話にはウラがあるぞセンサーが働いてしまって、ほんのちょっとだけ引っかかった。

そしたら、少しずつ疑義を呈するエントリもあがってきたみたいではある。

増田にも、こんなのがあった。

ファミレス経営国会議員のところでバイトしてたけど http://anond.hatelabo.jp/20161228001948

自分が引っかかってしまった理由は、おおよそ2つ。

1つ目は、「あれ? この議員、どこか別件で聞いたような?」と思ったからだ。

調べたら案の定、「幸福の科学」との関連がちらほら出てくる。

いや、信仰自由だけれど、よりによって幸福の科学って。。。

あのどうみても支離滅裂教義(って、外部からわかる一般的なことをしらんけど)やら、教祖のうさんくささとか、次々出てくる霊言シリーズとか、真っ当で合理的思考の持ち主がもつ信仰とは考えにくい。

一方で、カルト(いや、幸福の科学カルトかどうかは知りません! あくま一般論)の信者って、本心かくして外部には共感を呼ぶ正しいことをとく場合があるからなあ、とか。

外には民衆のための民主社会の実現をとく組織の中身が、めちゃめちゃ独裁的だったりするのも似てるかもしれない。



引っかかった理由のその2は、なんっていうか、この社長さん、長時間労働という「ルール破り」とか「マネジメントの欠如」のせいで、自分会社改革が進まないし、同じ土俵で戦えないといいたいみたいだけど、それって、本当にそうなのかな?ということだ。

富士そばとか、サイゼリヤみたいに、外食産業でも、そんなにブラックって叩かれなくて、成功している会社あるよね?

サイゼリヤなんかは、本部に頭いい人たちが寄ってたかって、業務効率化に知恵を絞っていると聞く。

店舗掃除はどういう風にやったら効率的か?みたいなことも、必死オペレーション考えているらしい。

もし、「うちの会社が儲からんのは、他社が長時間労働させてるからだ! よし! 政権党に入ってライバル企業規制を加えてしまえ!」という人がいたら、あんまり優秀な経営者とは思えん。

先にあげた増田によれば、社員自分選挙に駆り出しているみたいだけど。

いや、ここまで書いたことは疑り深い男の勝手妄想なので、外れることを願ってますけどね。

労働時間規制のものに、反対する理由はなんもないし。

記事への反応 -
  • とにかく人がおらず、社員の人は数字上は連続勤務にならないように 細切れな3交替くらいのシフトで朝から深夜まで働いていた。 問題は「人員不足」なので「働かせすぎ」とは違うん...

    • ジョイフルの社長が自民党の議員さんで、長時間労働の規制に取り組んでいるという話。 ホッテントリしていて、自分も説得力のあるいい話だと思ったのだけれど、心のどこかで、今の...

    • なんか、理想社会の実現をとく教祖の教団の内実が、とんでもない地獄だったりする光景をおもいだしてしまった。

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