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はてなキーワード: 挨拶とは

2024-05-16

無自覚パパ活してた話

パパ活という言葉流行り始めたのは2015年かららしい。今回はその前の2013年地方パパ活のようなもの出会ったときの話をしたいと思う。

2013年大学卒業し、地元就職した私は友達に飢えていた。小学中学不登校だったので、いわゆる「地元友達」が居なかったのだ。

Twitterを見ていると、東京に住んでいるフォロワーがそのフォロワーオフ会をしたり、さらにそこから親交を深めて友達になっている様子がたくさん流れてきた。

家と会社の行き来ばかりで親しい関係の人も居なかった私はそれを見てさら孤独感を深めていった。

そこで、私もインターネット友達を探すことにした。mixi登録して、地元コミュニティを探して「友達募集している」という旨を書き込んだのだ。

そこで、一人の男性メッセージのやり取りをした。その男性は42歳だった。友達になりましょうと言ってくれて、まずは会いませんか?と誘われた。

アラサーの終盤を迎え、いろいろと世の中のことが分かってきた今の私では決してその誘いには応じなかっただろうが、その時の私は応じた。

理由としてはあまりにも「友達」という関係性に飢えていたことと、地元ボードゲームをする集会の中で一回りや二回りくらい年上の男性純粋に楽しくボードゲームできていたから、「この人も純粋に私と友達になりたくてメッセージしてきてくれたんだ!」と思ったかであるボードゲームの人と友達になればええやん!とツッコミを入れられるかもしれないが、当時の私にはその発想が無かった。

というわけで、地方の中でも一番大きい駅で待ち合わせして会うことにした。電車に揺られる中、「友達になれるかな……?」ととても緊張していたことを覚えている。

実際に会ったその男性の姿は、白髪交じりで小太りだった。そのことは特になんとも思わなかった。容姿なんかより友達になってくれるかが私にとっては重要だったのである

挨拶を交わしたあとは、そのまま男性駅ビルにある中華料理店に入った。そこでいろいろと話をした。

男性は既婚者であるらしい。最近出会って数ヶ月で結婚したスピード結婚らしい。「そんなに早く結婚することもあるんですね〜」と私が驚いて言ったら、「大人はそういうこともあるんだよ」と言われたのが印象に残っている。

「俺、月収いくらだと思う?」と聞かれたので、当時の私にとってはとても大金である30万ですか?と答えたところ、「もっと多いよ……」とちょっと不機嫌な顔をされたのを覚えている。女性の「私、いくつに見える?」の男性バージョンは「俺、月収いくらだと思う?」なのだなあと感じたものである

「そのうちホテルにも行きたいね〜」とも言われた。さすがの私でもホテルに行きたいの意味はその時知っていたので「友達とはちょっと違うな……?」とそこで思った。

料理も食べ終わり、その後、解散する流れとなった。男性食事を奢ってくれて、私に家族の分も含めたケーキの詰め合わせも買ってくれて、帰りの電車賃も出してくれた。「そこまでしてくれていいんですか?」と聞くと、「出したいから出してるの」と言われた。「そういうものなんだ……」と思った記憶がある。

家に帰ってからその後は、「ホテルに行きたい」という言葉からしてこれって友達じゃないなと思って連絡はしなかった。相手からメッセージは来たが無視をすることにした。

エピソードはここで終わりである。「お金を自ら出したがる人」がいるんだな〜って思ってたけど、これってもしかしたら無自覚パパ活しかけた話なのではないかといま振り返ると思う。今の人は自覚的にこれをやってるんだな〜と思うとなんだかすごいなあと思うのであった。

ちなみにその後、友達募集掲示板で同世代友達募集して300人くらいとLINEのやり取りをしたが、交友関係ができたことは全く無く、しばらくやり取りをするうちに切れてしまった。

Twitterフォローしてる人たちとはなんとなく関係が長く続いて、会ってくれたり、遊んでくれたり、友達になってくれた人も複数人いる。

やっぱり、Twitterしか勝たん。

そんな話なのであった。

anond:20240516085544

適切な距離感っていうのがあって、挨拶するようになったら世間話をしてみる、反応が微妙だったら引くっていうのができてないか避難されてる

挨拶しかしてないのに帰り道待ち伏せしたりプレゼントしたりするからモンスター扱いされてんだわ

結局相手のことは考えず自分のことしか考えてないんだよ

anond:20240516085544




無断転載はやめなさい!

僕の非モテ知人が、ストーカー気味になった時のこと。

彼は異性からは基本、避けられることを自覚。それだけに挨拶してくれて、視線を合わせてくれて、1対1で会話してくれるというだけで「俺はこの娘を逃したら、俺は一生結婚できない」と背水の陣モードを発動。

こういう男性、少なくないんですよね

 

非モテなんだからしょうがねえじゃん・・・

というか別に非モテに限らず今までまともに接してくれなかった中で普通に接してくれる人が現れたら誰だって心が揺れるだろ・・・

非モテは昔から迫害されてたけどもう犯罪者と同等としてはっきりと隠さず批難されるようになってきたね

非モテ自殺しろとはっきりとみんなから言われてまたそれを社会的否定されない世の中はすぐそこにあるような怖さがある

2024-05-15

anond:20240515191704

つーかなんかそんなんあったなあと思ってぐぐったら出てくるのが

土俵上で挨拶中の市長が倒れて女性看護師対応したら「女性土俵に上がるな」とアナウンスがあったという話

力士を助けた話ってまた別口であったのか?

挨拶

私はあなたと共有する重要情報を持っています

あなたがこのメッセージを受け取ったときに私に書いてください。

お疲れさまでした。

ロナルド・スミス

2024-05-14

ある種自分社会性のなさを実感した

とある場で新人研修を行う事となった。

自分社会経験豊富ではない上、今まで小さい会社に勤めていただけだったから、こういった仕事は初めてだった。

 

で、新人たち。まぁ見事に挨拶もしない、返事もしない。こちらが問いかけても全く無反応。

一人だけ反応しようと素振りが見られるが、周りが静かすぎて合わせて沈黙する結果、全員が無反応。

自分たちが社外の人間からだろうか、とも思っていたが、直属の上司にも全く同じ反応。

「連絡事項があります」と声をかけても、喋ることをやめない。

まぁ、社会経験のなさか……よく言われるZ世代の特徴か……?とは思いながら、そこは現状様子を見ている。

 

ちなみに、ここの社風はなかなかに古風なThe 体育会系だ。(研修プログラムの中に、走り込みや登山などがある)

そんな感じだからか、勝手偏見で「こんなだりぃ事やってられっかよ!」みたいな、反発心があるかといえばそこは全然なかった。

とにかく自主性がない。いわれたことはきちんとやる。その代わり、いわれたこと以外は全くしない。

今回の学習方針が「自主性を育てる」だったのも相まって、割と研修者に決定権を委ねる、という事を多々行っているが、皆とにかく困惑する。

誰も動かない上に「いやそっちで決めろよ」という空気すら流れる

 

そんな研修者たちの自主性のなさや熱量の低さと社風の古式ゆかしいシステムが、第三者から見ていてあまりにもアンマッチだった。

とても不思議感覚を覚えた。

都会とは到底言えぬ場所会社を構え、その周辺に引っ越しをさせる。ある人はアパートマンションを借り、ある人は社宅へ居を構える。

居住地でさえ会社に縛られる。その他の様々なアクティブ雰囲気をまとった行事あいまって研修者の性質とのギャップを感じ、頭をひねった。

自分なら間違いなく息苦しさを覚えて、こうも変な風習に縛られるのなら、さっさと離脱してしまうだろうな、と考えた。

 

でもすぐに、こういうのって割と社会人として普通なんだろうな、と思った。

自分社会経験の薄さもあいまって判断に困るのだが、それでもある種自分社会性がないのだな、と気付いた。

ただ、最近若い子は~……と括るのは正直ナンセンスだとは思うのだが、現状はどうなのだろうか。

やはり自主性にも主体性にも乏しいのだろうか。個人的には、そこに恐怖すら感じる。

2024-05-13

好きな女の子の話

週に2回は通ってるピンサロ指名してる地雷メイク、ぱっちりした目、小柄で柔らかい身体可愛い女の子が大好き。

大学生らしい。

20歳と仮定すると俺とは28の歳の差。

「〇〇番!」という挨拶とともに現れるとブースの横からひょこっと顔だけ出して手を振る。

そして靴を脱いでぴょんっとブースに入る。

「飴いる?」と聞かれ「うん」と答えるとそのまま笑顔キスして口移しで飴をくれるのだ。

そしてディープキスしながら一緒に飴を舐める

この時点で先走り大洪水

髪や服から香る超絶良い匂いとスベスベモチモチ肌が触れることにより遺伝子レベルの興奮を覚えて生殖のために精子が飛び出そうとするがそれを必死で抑えて雑談タイム

何を言っても肯定して「今日は楽しもうね?」と言ってくれる彼女に日頃の疲れも吹き飛ぶ。

そのまま彼女がぴょんと膝に乗ってくれる。

むっちりなのに軽い。

ディープキスで互いの常在菌を交換して免疫を高め合う。

お互いの服を脱がせあい全裸になるとお互いの肌をくっつけ合ってハグタイム

ピョンピョンピクピクしたマラドーナ爆笑)が彼女お腹に当たり先端から糸を引くと彼女が楽しそうに笑う。

彼女の肉壺に指を埋めると、肉壺は俺の指をオス棒と勘違いして受精の機会を求め必死に締め付けてくるのだ。

彼女苦悶の表情をして甘い吐息を俺の耳元で響かせる。

そのまま彼女ゆっくりと頭を下げ、俺のフルフル亜種に指を絡め、そのまま口に含む。

歯を立てず、吸わず、力を込めず、彼女は口内粘膜でゆっくりと撫でるように上下する。

ああ…

すぐに限界を迎え「俺の俺!耐えろ!お前が遺伝子を放つべきはそこじゃないだろ!俺が指を埋めてるこの壺の中だろ!その可愛い口の中に出したって俺とこの子の愛の結晶はできないぞ!」という我慢も虚しく性的快感脊髄から脳へ通過し脳内で広がり、俺の身体は痙攣し始める。

はっきりとわかる量。

ピュッ!じゃなくドゥルッ!と。

彼女はすぐに吐き出さず俺の棒を丁寧に拭き取る。

それから俺に一度口の中を見せて、微笑んでからおしぼりの上に見えるように吐き出す。

そして「もー!溜めすぎ!」と笑うのだ。

アニメ好きでサークルにも入っておらず出勤と大学の授業意外ずっと引きこもってるインドア女子で男を知らない癖に俺を喜ばせる方法だけは知ってやがる。

もう耐えられない。

今週も彼女と逢瀬を重ねよう。

いつか既成事実を作って結婚して愛の結晶を2人で育てたい。

最初は俺だけしか指名していなかったのに、今では朝一で整理券取って並んでも会えるのが昼頃になるくらい人気なのが悔しいが、いつかは俺だけに微笑んでほしい。

社歴の長い若手との関わり方をミスった

最近転職をした

中堅以上は管理職を含めて中途が過半数、若手はほぼ全員新卒入社という環境

私は若手の終わり中堅の初めくらいの年齢での中途入社だった

コミュ障なりに前職で身につけた、とりあえず挨拶、分からないこと聞く、分かるまで質問というスタンスで、働いている

前職のノリを引きずっていたので理性的雰囲気の今の職場では聞きすぎ空回り質問魔になっていた気もするが、来年ぐらいまでに落ち着いて仕事がまわせるようになっていれば問題ない、それよりも分からなくても許される入社年度の浅い時期に聞いた方が良いことを出来るだけ聞いておきたい、このスタンスで1〜2年後に使えるメンバーになれば最初は酷かったな〜という笑い話に出来るのでよし、というつもりでこのスタンスを課の全員に対して行っていた。

私より同年代〜年上の人はこのタイプ人間もいる、という認識で付き合ってくれている(と思う)

問題は社歴が私より長いがほぼ新入社員の若手にも同じスタンスをしてしまたことだ。

私は分からない知らない教えてを連発していたし仕事もところどころつまづいていた(見積購入の方法がこんなに違うとは思わなかった)ものの、前職の経験知識という下地があったのでコツを掴めば直ぐできるようになり、上司経験者として雇っているので若手後半中堅序盤に相応の重さの仕事を渡してくれた。

これが若手から見た時にどう思うかを考えていなかった。

私は若手の子にも分からない知らない教えてを連発していたし、色々教えて貰っていた。

若手の子も私に相談をしてくれたりしたものの、前職なら1年後なら答えられるがほぼよそ者の今は答えられない、という状態であった。この時、私は笑いながら○○さんに聞けばわかる気がするなどと回答していた。

後輩から見れば、知識のないヘラヘラしてる奴が自分より重たい仕事をしている状態になっていた。

結果後輩から、「違う仕事のほうが向いてるんじゃないですか〜」と笑いながら言われることとなった。しかも他の人がいる前で。

言われた時初めて若手をまずい状態にした事に気がついた。

正直私だけに言うなら全然よかった。私も前職で後輩の方が重たい仕事を先に任されたり多部署の同期が先に進んでいた時に暗い気持ちになったことは良くあった。

でも他の人がいる前でいうのを我慢できないレベルにしたのはまずい。若手が他人にそう言う事を言う人間だと思われる状態にした責任を感じる。

年代〜年上の人が私の態度を許してくれている理由の一つに、私の言動から経験ある事が分かるからということがある。

業務内容が多少違くとも色々あったことがお互いにわか空気があった。ただ若手は未経験ゆえにその言語化されていない部分の共有が難しい状態であった。その点も余計に若手になんでこいつがと思わせてしまう要因だったように思う。

若手のそんなこと言わせるところまでいった原因の1つは私のヘラヘラした態度にあると思う。

だが、私は私でこのやり方以外の方法がわからない。

今までのことは変えられないがこれから改善のために態度を変えたいが、どうすれば良いかも皆目見当もつかない。

2024-05-12

ニンテンドースイッチゲームまた50本遊んで感想書いたのでまとめ

1年前に50本遊んで感想を書いた記事を書いたのですが、

あれからまた50本遊んで感想を書いたのでまとめ記事です。

前回のブコメオススメしてくださったゲームは遊んでいるものもあれば、遊んでいないものもありますが、どれも参考にしていますし、いつか遊ぶと思います

なので、また何かオススメがあれば書いてくださると嬉しいです。


51〜65はこの記事

66〜85はこちら

86〜100はこちら

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1〜22はこちら

23〜47はこちら

48〜50はこちら

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好き好き大好き超愛してる

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期

ダンガンロンパシリーズ完結作で、突然集められた超高校級の才能を持つ面々が殺し合いゲーム強要されるデスゲームものにして、その殺し合いの加害者クロを見つける学級裁判で謎を解くミステリゲーム

テキスト主体としたゲームとしては3作目とマンネリし始めるナンバリングだが、全くもってそんなことはなく「嘘」テーマにした幾つかの事件を今まで以上の絶望さで描いている。

特に超高校級総督王馬小吉にまつわるエピソードは圧巻で、歴代作品を踏まえて「絶望希望」は「嘘対真実」の言い換えだと無邪気に信じていた気持ちを粉砕させられた。

ダンガンロンパシリーズはこの作品以降はファンディスクのようなものしかリリースされていないが、なるほど確かにこの後に単純な4やV4をリリースするのは難しさがわかるのもシリーズファンには賛否がわかれる内容だった。

このシリーズアニメ版の「3」で絶望して少し身を引いていたのだが、改めてこのV3を遊んで、やっぱりダンガンロンパは最高だなと思いを改めた。


SeaBed

公称ジャンル百合要素を含むミステリーで、物静かで落ち着いた女性のサチと、元気で朗らかなタカコのカップル関係値の変遷を追うノベルゲーム

日常動作食事自然の豊かさ、季節感などなどの風景や情景の描写に文量が大きく割かれているのが特徴的で、淡々と進む中で彼女たちが何を感じたのかを、咀嚼するように読み解いていく。

そんな平和楽しい内容が、あるタイミングで突然ガラッと風景を変え、死と向き合うことの難しさ、生き続けることの意味などを問いかける哲学的幻想的なストーリーに変化していく。

ものすごく大好きで愛してる作品だけど、面白いというよりは、考えさせられるというか、このキャラ達のことをずっと延々に頭の隅で思い続けることになっているような、それぐらい大きな作品だった。


アーキタイプ・アーカディア

文明崩壊した世界で何故か稼働中のVRMMORPGアーキタイプ・アーカディア」を遊ぶ人達思想がぶつかり合う、火傷しそうな熱意が伝わってくる熱血ノベルゲーム

ゲームは遊んでおらず食糧も水も希少な世界必死暮らしているルストと、その妹でラスモス・ゾティーラ・トゥーラッカという独自挨拶ゲーム内で仲間を増そうと頑張っている妹のクリスティンの二人で始まった旅がどんどんと広がっていく壮大さが魅力的。

テーマの「ゲーム楽しい」を伝えるために様々なプレイヤーと対決していくのが、まさに楽しいゲームで、ゲームを遊ぶゲームというメタ構造になっている云々と言った小賢しい理屈を跳ね除ける沸る激情が最高に楽しいゲーム

可愛いヒロインも沢山登場するのでそういう方面でも面白く、特に僕はコロネちゃんダントツに大好きで、専用ルートのその先を妄想して悦に入ることがある。


魔法使いの夜

1980年代後半近代化が進み発展する街「三咲町」を舞台に、電話すら知らないほど田舎から引っ越してきた静希草十郎が、魔法使い自称する二人の少女出会うボーイ・ミーツ・ガールものノベルゲーム

まず目を引くのが非常に作り込まれルックで、立ち絵と背景絵、その上にかぶさるテキストウィンドウという一般的ノベルゲームでありながら、表現の幅がとても広い。

ストーリー田舎に住んでいた主人公が、街に慣れることを通じて、近代的な社会とそうでなかった時代を浮き彫りにしていき、当たり前に享受している一般的水道電気貨幣すらも、近代化恩恵であり当たり前ではないエピソードが手を変え品を変え繰り返し語られるのが、情緒的な染みるように楽しい

この情緒的ながら近代日本では当たり前のストーリーと、新伝奇ものらしい魔術を使った異能バトルのストーリーとが、静希草十郎にとっては同じだけ異質なものなのが、面白かった。

(なお、ちょうどまさに今このときスマートフォンで遊べるガチャ形式運営ゲームFGOで、彼女たちのアフタストーリーが読めるそうなのだが「ガチャ我慢する」という脳の回路が焼け切れ、貯金や手を付けてはいけないお金をあっさり使い込んでしまった過去があるので、僕は遊べないのがモドカシイ


AMBITIOUS MISSION

怪盗、探偵警察、盗人、泥棒正義と悪が入り交じる登場人物たちの中、ハートとため息を盗む怪盗ミスアルテ共に盗みを行っていくクライムサスペンス

フィクションらしい痛快さに振ったリアリティラインながら、この世界観の中でも丁寧に盗みを行う段取りを立てるパートがあるのが非常に好印象。

自分たち犯罪者であることを認めながら、法では救えない大切な人のために死力を尽くす怪盗たちの生き様が格好よくて滾る最高に面白い作品

そんな怪盗たちですら挽回不可能に思えた最後の盗みの仕掛けは、まさにハートとため息を盗まれた爽快さで、思わずコントローラを握る力が強くなりすぎて、スティックを壊してしまうほどだった。


○大好き

Dear My Abyss

陽気なミスカと陰気なスバル対照的な二人の友人関係が、無垢人形のようなルウが転校してきたこから大きく変化することになるノベルゲーム

学校熟成される閉鎖的な人間関係と、思春期らしい堂々巡りを続ける自己言及を、丁寧な心理描写と情景が伝わってくる幻想的な精神世界の問答で文章を魅せるタイプ作品

女の子同士の三角関係のように見えて、早々にミスカの好意は豪快に空回っており、スバルミスカのことを全く好きではないと、二人の視点シーン毎に同じエピソードを描くことでそれがわかる構成が読んでいて辛い。

楽しいとか面白いような前向きな感情で読める作品ではなく、思春期女子高生自己問答の末に得られた後ろ向きで退廃的な選択が、三人の関係値を歪めていく悲劇を読ませる作品だった。


アカイイト

父親実家がある田舎帰省した羽藤佳が、その田舎にまつわる伝説とそれを取り巻く異能のものたちと交流していく、和風伝奇ジャンル女の子同士の恋愛表現するノベルゲーム

まず伝奇ものとしては、歴史にまつわる蘊蓄衒学趣向的なやり取りが多いが、それが少しづつ大きな設定の開示に繋がっていくのがワクワクする。

主人公の羽藤佳は異能こそあるものの直接的な戦闘能力はないため、ヒロインたちに頼ることになる恋愛の導入が、アカイイトらしさだ。

バッドエンドの豊富さも面白く、バッドと言いながらメインルートとは異なる選択を魅力的に描いており、最初から最後まで飽きずに楽しめた。


夜、灯す

琴を演奏する筝曲部の熱血部活ものパートと、数十年前の女生徒同士の心中事件を追うサスペンスパートが混ざりあったノベルゲーム

仲間との和を大切にする鈴と、演奏技術に重きを置く有華の二人の女性対立しながらも関係値を育てていくのだが、こちらのパートは琴の演奏に関するやり取りが多く、甘い恋愛の要素は少なめ。

対して、数十年前の心中事件の方は、終わりが心中からこそ、はっきりと恋愛の要素があり、そこに至るまでの過程は辛いシーンもあれば、甘いシーンもある。

主人公保護者であり老齢の尼、十六夜妙蓮さんの大活躍はすごく印象に残り、もう一人の主役といっても過言ではないだろう。


帰ってきた名探偵ピカチュウ

ポケットモンスター世界観をテキスト主体アドベンチャーゲームに仕立てるシリーズで、2018年名探偵ピカチュウから5年ぶりの続編にして、完結作品

バトル以外の生活の場におけるポケモンの生息が魅力的で、それを映像でなく文章で楽しめるのは唯一無二だ。

これはもう他の作品と違って客観的評価は完全に捨てるしかなく、ポケモン実在する、ポケモン生活したいなどと、ポケモンへの思い入れがあるからこそ楽しめる作品

肝心のストーリーについては、実写映画版が先取りしていたせいで、サプライズ展開がサプライズになっていないのが気になるし、これほど間が空いてしまうと期待度も相応にあがってしまう、可能なら短編を定期的にリリースしてほしいが、難しいかなあ。


ATRI -My Dear Moments-

海面上昇が止まらず住む場所を失った人が多くいる近未来日本離島舞台に、超エリート校に通っていたが夢破れて戻って来た斑鳩夏生が、アンドロイド少女アトリと交流する恋愛ノベルゲーム

主人公斑鳩夏生はめちゃくちゃ優秀で頭の良いカシコなのだが、とある事情により左足がなく、精神的にも不安定なので、生きづらい描写が開幕からは続く。

しかし、美少女アンドロイドのアトリによりそこが一変し、彼女が左足を補い、精神的な不安定さも補いとサポートすることで、どんどんと前向きになり、社会基盤が大きく変化した田舎町でその頭脳を活かしていくのがワクワクする展開。

この頭脳で手の届く範囲の人たちを救っていくシーンは非常に前向きかつ地に足がついた展開で、大好きな丁寧さだった。


死噛~シビトマギレ~

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーシリーズ第三弾で、怪異の噂を横スクロールのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

死印の直接的な続編で、主人公や他の登場人物共通しており、ストーリー的にもそれを踏まえての悩みや成長が描かれるので、必ずそちらを遊んでから遊びたい。

前々作では怪異に振り回されてばかりの主人公だったが、今作では一転して、怪異と立ち向かうことに強い哲学的な回答を持つことになる。

ホラーの恐ろしさや恐怖を煽る部分に着目しがちだったが、ストーリー的に感動するポイントが多くあり、とてもおもしろかった。


NG

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーシリーズ第二弾で、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

前作とは同じ世界ではあるが、登場人物は異なっているので、設定を飲み込めるなら今作から遊んでも問題ない。

アウトロー自称する鬼島空良とその仲間たちが怪異と戦うストーリーだが、単純な腕力では倒せないので、現場操作証拠品を集めて、知恵を絞って敵と対峙するシリーズの骨子は共通している。

前作よりもブロマンスな傾向が強調されており、主人公の鬼島空良と、親友にして反社勢力の天生目聖司との持ちつ持たれつの関係値が面白かった。


マヨナカ・ガラン

キャラポリゴンが常にステンドグラスが透けて見える、特徴的なルックが目を引く、キャラクタの演技主体アドベンチャーゲーム

閉鎖的な隠れキリシタンの村の中で、正道とは大きく変化した異質なキリスト教テーマにした、宗教にフィーチャーした作品

前半こそ村人との楽しい交流名産品に舌鼓を打つ展開などコメディ要素も多いが、中盤から宗教を信じることの覚悟を問うような重苦しい展開が続く。

タイトル意味がわかる、とあるキャラ慟哭シーンは、思い出すだけでも気が重たくなる悲しい作品だった。


ワールズエンドクラブ

全国の小学校から落ちこぼれだけを集めたガンバレ組の面々がデスゲームに巻き込まれることから始まる、アクションゲームテキストを読むパートが融合したアドベンチャーゲーム

息をつかせぬ展開が魅力で、一転二転、七転八倒、とにかく次から次へと設定の根底をひっくり返すような、サプライズ展開が目白押し最後まで遊べる。

そんな中でもガンバレ組の絆の深さ、彼らが分かつ事ができない強い関係であることを信じれるようになってからは、痛快なストーリーが続くのも楽しい

アクションゲームは若干とってつけた感があるとも思うが、ガンバレ組の得意な能力ゲームっぽく表現できているとも言える、かも。


ワールドエンド・シンドローム

転校生主人公複数美少女たちと恋愛しつつ、100年に一度死から蘇る謎の現象を追う伝奇サスペンスの要素もある、ノベルゲーム

恋愛部分は正直前フリ感が強く、伝奇パート関係が薄いヒロインたちのエピソードは薄めで、関係が濃いヒロインは濃いと、濃艶がはっきりしているのは好みが分かれそう。

から蘇った人間は周りの人間記憶整合性操作しながら生きながらえるため、どうやってその蘇った人間を見つけるのかのフーダニット段取りが、ミステリしていて面白い

設定こそ新本格作家アニメ化もした某作と似通っているが、ゲームならでは仕掛けやミスリードがあり、しっかりとノベルゲーム翻案できている良作。


散歩中に出会った女児のこと


当方40代男性である

一応就職はしてるけど、障がい者枠で民間企業で働いてる。

子どもの頃から手のかかるヤツだったのは間違いない。でも、ここまでは来れた。一応は一人で生きている。

本筋だけど、昨日の土曜日出来事で、ちょっと思ったことがある。昨日、とある増田日記を読んで、自分も書いてみようと思った。

今朝起こったことなんだが、その時は自宅の山の近くを散歩してた。田舎道路だ。

うちは田舎なのだが、近年、イオン系列スーパーマーケットとか分譲地とかニュータウンみたいなやつが進出してきてる。

その分譲地の前を通った時だ。当方と同じ、40代半ばの男が道路を歩いていた。焼酎学校同級生だった。高校も一緒だった。黒いジャージ姿だったかな。

顔はまあまあで、中肉中背だけど精悍な感じがする。性格とかキャラはよく覚えてない。どっちかと言うと自信家だった。昔から雰囲気は変わってない。

祖父時代から地元の名士である先祖大体、この市町で公務員勤めをしている。もちろんアイツも地方公務員高校を出る時に公務員試験に合格して、クラスメイトからは「あいコネじゃね?」とか言われてたけど、自分は違うと思った。確かに苗字は相当珍しいけど、でもあいつが性根が腐ってるとか、そういうやつじゃないのは知ってる。

それでさ、自分がいつもそのニュータウンの前を通る時、幼稚園くらいの女の子が兄妹とかと遊んでる。3人くらいで。その時も、いた。やはり姉妹3人で水遊びとかしてた。

の子達は、月に何度か散歩中に見かける。姉妹仲よさそうに遊んでる。お互いに存在認識してる……くらいかな。いや、やはり向こうは俺を認識すらしてないと思う。子どもだし。

さっきの道路の場面に戻るけど。その同級生がさ、その女児が遊んでる分譲地の、住宅の端っこあたりを通ったのだ。俺もすぐ近くにいる。すると、その女児がさ、「こんにちはー!」って大きい声でその同級生挨拶をしてた。

駆け寄り気味な感じだった。同級生も、「こんちは~」って感じで挨拶を返してた。よくない癖だとは思ったけど、その女児の顔を見た。そしたら、満面の笑みだった。俺は、女の子でも女性でも熟女でも、こんな眩しい笑顔を向けられたことはない。

あんな5才くらいの幼い子でもさ、「アルファオス」というと悪い言い方になるけど、そういうのがわかるんだよな。いい男性区別がつくのだ。この年代でも。増田で言うところの、『強者男性』というやつだ。

あー、ちょっと気が滅入ったわ。5才ほどの子にすらモテるってことは、きっと若い子にもモテるんだろ? あいつは。正直、羨ましいわ。自分も、一度でいいか女の子モテてみたい。

こんなこと思ってもしょうがないけど、男だったらやっぱり、女の子モテたいって思うじゃん。俺も、仕事でいい成果とか出せたら、女性が寄ってきたりするのかな。だったら、頑張りたいな。

俺のところにも、メフィストフェレスが来てほしい。

ファウスト』っていう作品があるんだが、ドイツファウストっていう黒魔術の怪しいおっさんが住んでいて……悪魔メフィスト出会って、死後の魂の服従を交換条件として、現世で人生のあらゆる快楽や悲哀を体験させるという契約を交わすのだ。

それで、ファウストはグレートヒェンという町娘と恋をして、子供を身籠らせて、それで……なんかもういろいろあって、スゲー紆余曲折体験して、最後は満足して逝くのだ(「時よとまれ お前は美しい」)。

魂は悪魔に引き渡される約束だったけど……以下ネタバレなので省略する。

日曜日に、こんなぼやきをしたくなる程度には、衝撃的な出来事だった。

子どもだって自分にとっていいモノもいいヒトもわかるんだよなって感じて、思うところがあった。

お目汚しをすまない。ちょっと思ってみただけだ。

anond:20240511150652

全然違うのわかっててわざとこう言うのは悪質

男性を嫌うというより恐怖する根本腕力差、

暴力被害に遭いやすい弱い者は狙われやすいから警戒するしかない

男性より女性老人子供

ぶつかりオジサン特殊馬鹿日本じゃ 1〜3人 /1億人 だと思ってたが

全国あちこち実在したじゃないか

あんなのやセクハラ挨拶しただけの勘違い男のつきまといなんて経験が積み重なると

男性嫌悪に寄ってくのも無理ない

それでも大多数の女性はまともな父親兄弟親戚や普通同級生男子を知ってるから

大多数の男性普通なのはわかってるし嫌いにはならない

ごく身近な人以外は薄っすら警戒するしかない

よく知らない男性、信頼できるかわかんない男性は避けるくらいで丁度いい

完全に油断したら下手すりゃ死ぬんだよ

2024-05-11

anond:20240511161056

騙す(結婚をほのめかして4桁万円巻き上げる)

から

騙す(笑顔挨拶して俺に気があると示す)

であるからなぁ

ワイは清掃員のオッちゃんロッカー着替え中に挨拶しても無視されたやで

朝それはとてもねむたい

ずっと前の話、なんとなく日の出が見たくなって

11月寒い夜明け前に家を飛び出していった

近所の小さな山のてっぺんに登ると、三角屋根のベンチでサンドイッチを頬張ってる人がいた

見た目は同い年みたいで、よく見ると目が充血していた。

こんにちは、と挨拶をして「あなた日の出で見たくなったの?」と聞くと

カラオケの帰りでたまたま寄っただけもうすぐ

帰るつもり」とそっけない返事をくれた

だけど、日の出がみたい理由について話したら

「じゃあもうちょいいようかな」となり

二人で日の出を待つことになった

崖の下から見える窓からはまだ灯りが零れていたし、大嫌いでたまらなかった学校には多分誰もまだ来てなかったと思う

しばらくして、私はご飯も食べずに家を飛び出したことを先におなかが思い出したのか

(きゅっ)って痛くなった

それでおなかをさすっていたら、それを心配したのかその子板チョコをひとかけらくれた

食べたらあまくて、ほっとした

でも段々眠くなって来て、それは隣の子も同じみたいで明らかに目が開いてなかった

でも頑張って起きてようと思ったんだ

だけど、気がついたら私たちは寝ていた

目を覚ましたら既にそこは朝の光が満ちていて

おひさまは既に地平線から顔を出していた

慌てて隣の子を起こすと、あくびをしながら

「もう日の出ぇ?」と言っていた

「それがもう既に日の出は終わっちゃったよ」

「あらら」

あわあわする私をよそに全く気にしてないみたいな素振りの隣の子だった

じゃあ…ここまで来た意味ってと私ががっくりしていたら

ラーメンでも食べるかい?」と

にっこり笑ってその子が言ったもの

「でも朝ごはんが入らなくなっちゃうよ」と

私が言ったら

「だったらカップラーメンを半分ずつ食べればいいいじゃん。僕が買ってあげる」

「いいの?」

「いいよ、別にお金には困ってないし」

そんな会話をして、コンビニで何のだかは忘れたけれどカップラーメンを二人で食べた。

さっき地平線から顔を出したばかりってのに

おひさまったら「ずっとここにいましたよ」みたいな顔して街を照らしていた

遠くにうすくうすく月が見えていた気がする

2024-05-10

anond:20240510152420

伊東ライフ挨拶回りで顔を知らずにいたかったって言われるって持ちネタにしてたな

アレはまあお互い様って文脈だろうけど

anond:20240510201320

ワイは看護専門学校道筋にあるパチンコ屋の🅿️出入口警備員しとったけど、挨拶しようとしまいと何の反応も返してもらえんかったやで

ストーカーってマジでおかしいのよ。認知の歪みが半端ない

私も大昔ストーカーされたことあるけども、私と結婚前提だって思って、そう周囲に言いふらしていた。

きっかけは、とあるバイト説明会

ホール100人位いた中で私に目をつけたらしい。

結局、違う店舗派遣され、私自身は顔も名前も知らなかった。

ある時、バイト仲間から「〇〇さんと婚約してるんだってね」って言われて、めちゃくちゃ驚いた。

初めて誰かがそう言いふらしていることを知った。

〇〇さんって誰?って聞いて、そのストーカーを初めて認識した。

本当になんにも印象に残らないような人だった。

婚約どころか付き合ってもないし、本当に知らない人だって言っても、周囲は私が恥ずかしかって、他人のふりをしているって思い込んでいた。

そのストーカーがそう言いふらしていたから。

一旦顔を認識したら、バイト帰りにも最寄り家の駅でも見かけることに気がついた。

本当に話したこともない。

集団面接挨拶した人の中に、そんな顔の人がいたようなレベル

バイト先に相談しても、「先週デートしたって聞いたよ。意外な組み合わせだけど、恥ずかしがらなくていいよ〜!」みたいな扱いで、誰も本気に取ってくれない。

そして、どこにでも現れるけれど、声もかけてこない。

ずっと一定距離離れたどころにいる。

実害はないのが、また最悪だった。

めちゃくちゃ悩んだし怖かった。

突然、インターホン鳴らされた時は殺されると思った。

色々あって、最終的に傷害事件になった。私は全治半年の大怪我をした。

友達のツテで怖い人専門の弁護士さんにお願いすることができて、なんとか終わらせることができた。

もう十数年前の話だけど、いまでも怖い。

そして、私のことを“婚約相手を振って逆上させたビッチだって思っている人がいる。

でも、本当に、最後最後まで、そのストーカーとは、一度も、話したことなかった。

そんな話。

anond:20240510002532

まーーーた DQNではない=優しさ と勘違いして自分長所だと思ってる弱者男性

こんな劣った遺伝子のやつに限って挨拶されただけで片思いしてストーキングしてくる(想像)んだから十分危険だろうに

看護婦の実習で挨拶無視された時はどうしたん?って先輩に聞いちゃった

因習しか思えなくて

挨拶返したら?としか

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