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はてなキーワード: 圧力とは

2024-05-31

anond:20240530170736

社会は察してちゃんだらけでお互いに遠回しな圧力をかけまくるのが日常だし

後者発言も↑のノリで受け取っちゃうんだろうね

それ以外のコミュニケーションを知らないか

で、男側はなぜそんな訳のわからん過剰反応を毎回するのか理解できないから揉める

障害者不妊強制がどうとかいうの

障害とか無関係に今の世の中露骨淘汰圧、「良い親になれない奴がガキなんかこさえるんじゃない」的な圧力がこうもかかっている中で

あいうのやかましく言われたってね……と正直冷める

理屈としては正しくても、共感まで獲得するのはさすがに無理なんじゃないかと思ってしま

2024-05-30

高身長女子ブームの到来は女性活躍社会当然の帰結

身長が高い=社会的強者

身長が低い=社会的弱者

皆ハッキリと言わなかったが、このような構図が暗黙の了解ではなかっただろうか。

男は高身長であるべき、女は低身長であるべきという圧力があった。

女性活躍理念を実現するためには、高身長女性社会的地位を上げていなかければならないからね。

男性自殺率が高いのは「弱い」からだけなのか? 統計データから読みとく

男性自殺率が高い背景には、複雑な要因が絡んでいます厚生労働省統計によれば、日本自殺者数は男性女性の約3倍1と、先進国の中でも高い水準です。以下に、男性自殺率が高い理由考察してみましょう。

性別による偏り: 長年にわたって、男性自殺者数は女性よりも常におおよそ1.5~2倍も多い傾向があります2。2020年4月から10月までの自殺者数を男女別で確認してみても、どの月でも男性の数が顕著に多いことがわかります男性という性別自殺に影響を与えていることは明白です。

社会的圧力と男らしさ: 男性は「弱音を吐けない」という固定観念によって、自分の弱さや不安表現することを避けることがあります特に中高年男性は、このような社会的圧力を感じやすいとされています3。男性は「男らしさ」の枠組みの中で長年培ってきたノウハウが、現代環境変化に適用しづらく、不安を抱えていることがあります

経済的家族関係ストレス: 経済的な困難や家族関係トラブル社会的な閉塞感、感染に対する恐怖心など、多くの要因が考えられます特に経済的問題男性に影響を及ぼしやすいとされています

自殺対策重要性: 自殺対策を立てていく際には、これらの要因を慎重に分析し、適切な対策を講じることが必要です。男性だけでなく、女性子ども自殺対策重要であり、日本全体で対策を進める必要があります

自殺予防には、社会的サポート心のケア、適切な専門家支援必要です。4 また、男性自身が「弱さを見せてもいい」と感じられる社会環境を整えることも大切です。

by Copilot

anond:20240530104033

オタク解釈では、本来白人若い美男美女恋愛したりアクションしたりする美しいコンテンツであったところ、ポリコレ勢力圧力で誰も望んでない黒人デブや年増や同性愛者が出るように改変されて絵面が汚くなったってことになってるから叩くんでしょ

絵面が綺麗/可愛ければ黒人でも同性愛でも身体障害者でもなんでも許容できるけど、ポリコレ要素のせいで絵面が汚くなるのは我慢できないのがオタク

2024-05-28

anond:20240527103100

worris こうやってまぜっ返して現状維持することにより差別が温存されて得する人たちがいる。

alice-and-telos そりゃ誰だって村の掟にしたがって差別してるんだから、色々言い訳して居心地の良い村を守ろうとする気持ちは分かるよ。ただ時代が許してくれるのかなって話なだけで

nt46 差別定義はいろいろあるからこそ"差別でない"とは安易に言わない。それでも"差別でない"と言いたいのは発言者が"差別"の特権性を自覚してるから。"差別でない"論者は"差別でない"が必要理由を正しく言ってみろよ。

こういう風に典型的ゼロリスク論だとか、架空権威による圧力を織り交ぜたりして、「何が対応すべき"差別"なのか」という議論をすっ飛ばす輩の話をされてるのに、本人らは全く自覚がない。

ここでは「差別」と言う言葉を、無くすべきものという意味で使ってるが、

このような主張にのると、すべてのもの規制するとか、人類全員死ぬとかでしか実現しない。

何を差別=無くすべきもの、と認定して対応していくのかという議論をすっ飛ばしてなんか意味ありげなこと言ってるだけで中身がない状態

2024-05-27

M82撃ってみたことありますけど、すごい圧力がブワーッって来ます

ほんとに。怖いくらいでした。

ホーリーランドのヨシイ観てると、リーダーって大変そうだなと思う

ホーリーランドってリアル寄りの喧嘩マンガあったんだけど覚えてる?

そこで主人公メンターにあたるイザワってキャラがいる

イザワと対立していたヤンキー高校世田谷商業のアタマキャラ

それがヨシイ

なんでイザワと対立していたの?

イザワは作中時間ではクールキャラだけど、作品の前の時間では悪そうな奴とともかく喧嘩しまくるヤバいやつだった

そこでぶいぶい言わせてるだけなら良いとして、ヨシイ率いる世田谷商業(セタショー)は触らないようにしていた

しか主人公セタショーが揉めた時に割って入り、ヨシイセタショーのメンツを潰したのでヨシイはつけ狙い始める

シイがイザワを潰すための大筋

シイやイザワ、主人公が過ごす下北沢ヤンキーたちは、タイマンで強いと偉い

群れてボコるのは最後の手段であって、タイマンで勝てないと格好つけられない

イザワが街で好き勝手できてるのは、タイマン至上主義蔓延る街だからであり、イザワをタイマンで倒してメンツを潰したい

イザワを潰すために必要な下準備

シイはイザワをタイマンで潰せそうなやつは割とすぐ見つけた

シイセタショーのアタマになったこから一応の付き合いがあるやつ

タカって剣道使い

シイタカならイザワに勝てるとふんでる

関係ないけど、喧嘩でならした剣道って試合じゃ弱そうだなって思った

タカをぶつける為のセタショー内での意見統一

タカタイマンで勝てるだけのお膳立て

タカが勝ったあと、ボコボコにして報復されないように心と体を折る

・勝ったタカセタショー内でイキらないように釘を刺す(無理なら多少恥をかいても集団で潰す)

の4つが大事になってくる

タカをぶつけるメリットを出す

セタショーの頭でも世論は気になるようで、ヨシイはまず世論理解を得ようとする

イザワは強いけど、セタショー全員を相手どって勝てるほど強いわけではない

ホーリーランド世界観リアル寄りだから

でもやっぱめちゃくちゃ強いので、囲んでボコるのもかなりリスクがある

セタショーの下っ端ヤンキーたちもそのリスク理解してて、下っ端がそのリスクに怯えてるのをヨシイはよく知ってる

シイビビらないように叱責はするが、下っ端がビビらなくてもイキれるように心を砕いてる

そこでヨシイはまずタカをぶつけてイザワを潰す事を周囲に伝えて、その反応を見る

タカに負けたイザワを殴るなら、報復心配はあっても、その場は安全にイザワをリンチにかけられる

タカをぶつけることに反対してる奴を翻心させる

それでもタカが気に入らないやつ、タカでは勝てないと思うやつ

こいつらがいるとスムーズ意思決定の妨げになる

シイは反タカ勢力に決定事項であることを伝え、反タカ勢力タカとぶつかるまで待つ

タカ勢力もヨシイが怖いので、タカを直接襲撃し、タカはこれを返り討ちにする

タカはこれにより実力とヨシイの人選の正しさを証明し、イザワとのタイマンでもタカが勝てる期待感を持たせる

タカを襲撃したヤンキーたちもメンツを潰された形になるので、大人しくヨシイ方針に従うしかなくなる

タカタイマンで勝てる状況を作る

素直にタカタイマン張らせて負けたら困るので、イザワに不利な条件をなるべく揃える

セタショー全体でイザワと彼の仲間に圧力かけてイザワを孤立させ、セタショーに呼び出し、直前で怪我をさせる

イザワのバイト先にいる時間を把握し、イザワの友達を脅してタイマン場所指定して呼び出す

バイトからタイマン場所までの経路でヨシイ待ち伏せを画策する

散々圧力をかけられて冷静さを欠いたイザワは、まっすぐ指定された場所に向かい、途中の待ち伏せを受けて負傷する

負傷したままタイマン舞台へ立ち、万全のタカタイマンを張ることになる

タカボコれるだけのヤンキーを動員しておく

セタショーが手を焼いていたイザワを、タカがたおしたとなるとタカ地位が上がりすぎて扱いにくくなる

ある程度狙ったとは言え、タカ嫌いによる暴発も起きた

しかしイザワを倒すほどの実力者なので「タカボコからまれ」ではセタショー下っ端は怖がってしま可能性がある

なので「イザワとタカタイマンを見に来い」

これで他校のヤンキーも含めて呼び出す

一見するとイザワと戦うのは自分じゃないように見える

他校がどれだけ集まっても構わない

イザワに手下は殆どいないので、体を張ってイザワを守るヤンキーはほぼいない

イベントとしてヤンキーをかき集めれば、セタショーの出席率はより上がる

シイが直接命令すればあとが怖くて従うから、ともかく会場にセタショーヤンキーを呼び寄せるのが大事

「今から……オレのルールでメインをやらせてもらう」

タイマンが済むと気の乗らないセタショーヤンキーたちにハッパをかけて、集団でイザワとその一派をボコるようにけしかける

ここまでお膳立てしたタイマンも、空気が変われば前座扱いしてリンチに持ち込み、セタショーと自分地位を最大限まもる選択をする

切り替えが早い

シイ努力のあれこれ

シイは校内での地位を守るために、校内の空気や力関係を非常に正確に把握し、その上でヤンキーたちを脅して宥めて動員をかける

使えそうなやつをイカサマ麻雀でカモってキープしておいたり

シイ敵対しているイザワの友達にも分断工作を仕掛けたりと、搦手も手を抜かずに行う

校内にも他校にも自分絶対的地位いるかのように見せ掛けるが、それは全くの虚構で、常日頃から行う地道な努力によって守っていた

こんだけやってるヨシイなら、喧嘩強いだけに見えるイザワが嫌いで仕方ないわな

2024-05-25

健診の人

父は元通産官僚銀行員高橋太郎。父方の祖父は元農商務・商工官僚高橋康順。母方の祖父は元内務官僚の武部六蔵。叔父道路技術者武部健一。大伯父は元文部官僚の武部欽一。

親族の優秀さと比較され続けることから逃げ出し、バンドに打ち込んで大学卒業に6年もかかり正社員として就職出来ず地道にライター稼業をしていたけど

社会問題意見を表明することでやっと親族からコンプレックスが打ち消せたのかも。

学問という下地が少なかった分、ライター稼業を通してアジテーション圧力のかけ方を工夫する術が長けていったような。

レジから椅子が消えた理由説明

試験的に椅子が設置されたが、社内アンケートで反対意見が多く、導入は結局見送られた。

「立ったままの接客厚労省実態把握へ 椅子の設置、実は義務

https://mainichi.jp/articles/20240524/k00/00m/020/185000c

大きく分けて3系統ある

1.立ち座りが多すぎて逆に疲れる(置いたからには使えよの圧力が余分に働いている)

2.物理的に邪魔オペレーション無視した大きさ・場所への椅子の設置)

3.それでクレームになった時に会社が守ってくれない(責任者対応不十分)

結局は椅子単体でどうのこうのではなく、椅子が引き起こす諸問題について会社が十分に検討しない、対応しないのが課題だった。

ただ現状社会全体として働きやす環境を作ろうという風潮が広まっているので、社会的に押していけば今度は大丈夫かと思われる。

しかし1と2ばかりは狭小店舗少人数オペレーションが多い日本だとどうしようもない気がする。

河野太郎

日本版のなんとかのメンバーが事前にメディアにでたことで、お怒りらしい。

なんだかなー。高市早苗氏との縄張り争いというかなんというか、子供みたいだなあ。

それよりもマイナンバーカードはそろそろ撤退したらどうなんだろう。

あと、文科省といい、最近マスコミ自由報道への圧力が強すぎるような気がするがどうなの?

2024-05-24

これね、共同通信だけの問題じゃないけど、そういうことだよね。ミスインフォメーションキャンペーン

[B! 上川陽子] 【内部文書入手】上川陽子「うまずして」切り取り報道の共同通信「全くひるむ必要は無い」差し替え経緯も判明

共同だけの問題じゃないというのは、共同通信に乗せられたとしても、各社一斉に

出産を願ってもできない人への配慮に欠けるとの指摘」で揃ったこと。いかにも日本的な乗せられ方だ。

これは欧米ミスインフォメーションキャンペーンと呼ばれるもので、誤報による世論誘導だ。

ミスインフォメーションキャンペーンとは、世論有権者の行動に影響を与える目的で、意図的に虚偽の情報や誤解を招くような情報を流すことを指す。こうしたキャンペーンは、民主的プロセスに対する信頼を損ない、地域社会を分極化させる可能性がある。誤情報は、ソーシャルメディアマスメディア口コミなど、さまざまなチャネルを通じて拡散される。フェイクニュース作成したり共有したり、事実操作したり、問題を誇張したりして、有権者の間に疑念や混乱を生じさせるような戦術がとられる。

その目的は、選挙結果を左右したり、政敵の信用を失墜させたりすることだが、ひいては選挙制度に対する国民の信頼を低下を招くため、このようなキャンペーンは、選挙結果に対する有権者の信頼や民主主義全体の健全性に影響を及ぼす可能性がある。

これがいかヤバいことかのメディア自身自覚のなさが、世界報道自由度ランキング70位という結果にも反映しているんだよ。

今回の場合、完全に誤報を流したというより、もともと解釈に幅がある、どちらにとられてもおかしくない表現だったことが特徴だ。

それは、女性たるもの出産すべし、と解釈できる、そういう解釈しか思いつかない人が一定数いる、というのは、この記事がでてもなお、上川発言に非があるとするブコメが少なくないことでわかる。

上川氏が女性役割に対して固定観念を持っている、という指摘はありうると思う。ただ、最初からそういう指摘をする報道だったら、ここまで炎上しなかったのではないか

しかし、これが炎上したのは、実際の各社の報道が「出産を願ってもできない人への配慮に欠けるとの指摘」だったからだと私はみる。

ジェンダーロールの偏見の指摘と弱者への配慮欠如の指摘は必ずしも同一のこととはいえない。

今回のメディア場合不妊で悩む女性を主に念頭に置いたのかしらないが、そういう方々が可哀そうだと、感情的正義に訴えたわけだ。

上川氏の潜在的差別意識を指摘するのとちがって、この訴え方は、「出産を願ってもできない人」というデカ主語を据えるものだ。


出産困難者というのは、もやっとしたイメージだ。人それぞれ「出産を願ってもできない人」のイメージが違う。

子育て環境制度的な脆弱さを思い浮かべるひともいるだろうし、家族親族からプレッシャーとして理解するひともいるだろう。

女性出産役割自己実現価値見出している人もそうでない人も含めて、かなり多くの人が感情的共感の網にかかってしまう。

まり上川叩きの味方を増やす効果があって、上川からすれば、保守から批判されうるし、フェミから批判されうるという状況に置かれてしまたことになる。

今回の誤報キャンペーンでは、感情的共感をより広く、網を張り、特定ターゲット層に的を絞らない戦略が功を奏し、同町圧力の強い傾向のある日本で、あとに続くメディアを一斉に吊り上げ、ばっちりと効いてしまったというわけだ。

その意味で、上川氏がすぐに発言撤回したのは賢明だった。

出産を願ってもできない人」への配慮、という形で大衆感情を煽ったのが今回のミスインフォメーションキャンペーンだったといえるだろう。

問題は、これが選挙に影響を与えかねない、ということを報道機関が自覚しているかどうか。

それに対して「全くひるむ必要は無い」というのが、共同通信スタンスなのね。確信犯であることがよくわかった。


とはいえ共同通信だけでなく各社報道機関は、「出産を願ってもできない人」への配慮を犬笛として使いたかったのかもしれないが、その副作用についてはやっぱり少しは考えてもらいたい。

出産を願ってもできない人」への配慮を訴えたつもりでいても、出産を願ってもできない人々を一つのカテゴリーとして固定化することで、そのグループが常に特別配慮必要とする、社会的に弱い立場にあることが強調され、固定観念が強化されることもありうる。

これって女性の弱さ傷つきやすさについての別の意味偏見が強化されるってことでもある。

社会的に弱い立場であるとの認識が広まれば広まるほど、社会的に敏感なトピックになり(タブー化)、それついて話す際に、他者感情意見を過剰に気にすることになる。これにより、人々は自分発言自己検閲し、無意識のうちに自らの意見抑制するようになる。

兵隊さんご苦労さん」みたいな、何気ない表現大衆戦争に巻き込むプロパガンダとして一番効果があるのと似た話で、こんな配慮や遠慮、忖度の積み重ねで、誰かが傷つくのを恐れて何もいえない社会にどんどんなってしまう。

これに対して、いやいやむしろ偏見解消は積極的キャンペーンをやるべきだ、女性に対する偏見が解消されて、社会全体としてハラスメントが減るならそれは結構な話じゃないか、といわれるかもしれない。


しかし、実際のところ、偏見というのは、配慮すればなくなるというものでもない。

強さや傷つきやすさの男女差というのは、いってみれば偏見なんだけど、悟りを開けば自分偏見を解消できるわけでもないし、

言論警察よろしく配慮に欠ける発言バッシングすれば解消できるわけでもない(公言しないようにすることは可能だとしても)。




近代黎明期に、イギリスから隣国で起きているフランス革命で、反革命派が断罪されている様をみたエンモンドバークは、

なんでも理性的判断できる、偏見を解消できると考えちゃう傾向はヤバいと考えた。

偏見なんてなくならないんだから偏見をなくそうという発想をやめて、偏見を生かそうという考えを進めた。

それが保守の出発点なんだけど、世の中が保守一辺倒というのもそれはそれでどうしようもない社会だ。伝統的な価値観のなかでは自己実現できないひとだっている。

さすがに、公平性については、制度が、最低ラインとして補助線というか設計図を引かないと、いつまでも伝統的な価値とか懐古的になっててもしょうがないだろう。

ということでまあ、ジェンダー問題は、極力、制度としての公平性、機会としての公平性という観点限定して話をするように注意しておくのがいいってことかな。

もちろん、制度機会平等理性的に討議したとしても偏見がなくなるわけじゃない。

偏見はなくならないけど、制度の普及・概念進歩に伴い、ひとの意識は変わっていくだろうと期待する。それだけでよく、それ以上のことはあえてしないほうがいい。

ひとはすべて進歩した価値観にもとづいて幸福を追求しなければならない、みたいなのは押しつけがましい左翼傲慢からだ。

伝統的な価値観のなかでは自己実現できないひとがいる」一方で、伝統的な価値観で自己実現をしたいひとだっているんだよ。

進歩的な価値観に基づいて偏見を解消しようすると、社会のどこかで肩身の狭い思いをする人が出てくる。

「世の中はいつも変わっていくから頑固者だけが悲しい思いをする」(中島みゆき、世情)というわけだ。

から言わせると、そういう進歩史観を押し付けようとするところがもっとサヨクのムカつくところなんだよ。

かつて反戦フォークの全盛期、学生運動が最高潮を迎えていた時期、中川五郎の「主婦ブルース」のなかにこんな歌詞がある。

機動隊学生の衝突が テレビニュースで映される

息子は今夜も帰らない 私は心配で眠れない

息子は私に議論を吹っかけて 沈黙共犯だと責め立てる

だけど私は家庭が一番 真面目に生きるのには疲れた

おお 人生は悩みよ ちっとも楽しくない 恋なんてしない間にふけちゃった

わびしい夢に はかない楽しみ 思い通りには何もならない

安保世代では親ですら論破すべき守旧派だった。しかし、学生運動は結局、どの社会階層とも連帯できずにスピンアウトしてゆく。1968年に作られたこの歌はそれを暗示しているかのようだ。一方、中島みゆきの「世情(1978)」は、この10年後の70年代世界がうたわれたものひとつ前の安保世代情熱新左翼へと変遷、空回りしてゆくさまを見せつけられたシラケ世代からみると、左翼残党はあたか守旧派とさして変わらない頑固さでイデオロギー打破を訴えている、という皮肉な構図になる。


今回の場合でも、産みたくても産めない人が可哀そうだなどと感情的正義で持論を補強すると、そうした表現タブー視が蔓延し、出産自己実現見出している人まで遠慮しなければならない、という空気をつくるかもしれないし、他方で、女性の傷つきやすさを過度に強調することで、女性が弱い存在であるという潜在的差別意識助長されるおそれだってある、みたいな妙な副作用が現れる。


かつて、なだいなだが、ケシカラニズムといって、理性的正義感情的正義区別し、自分のことでもないくせに感情的共感によって主語がでかくなるのが感情的正義の特徴だとした。そのことで人々がプロパガンダに流されやすくなる、という趣旨のことをどこかで書いていたのをひさしぶりに思い出した。

たまにはケシカラニズムに陥っていないか自己点検でもするか。フェミニストさんも自分偏見を認めたほうがいい思うんだよね。

制度的に不幸になっている者は救済する、しかし、偏見ある社会のなかで生きている者の幸せ自己実現否定しない、という具合のバランスがちょうどいい。

男性社会にあって嫁として母として子供を育ててきた誇りある人生否定するのがフェミではないと思うし。

そういう意味じゃ、左翼保守主義のマインドも頭の片隅に入れておく必要があるし、保守派も制度的な公正について左翼の主張に耳を傾ける必要がある、といったところか。

2024-05-23

オレだって化粧水塗ってみてぇよ!

どんな気分になるのか体感してみたいよ…。

でもさ。

ドラッグストア化粧品コーナーに通りかかると

ルッキズムへの加担…」

ルッキズムへの加担…」

…という念仏が頭の中に流れ出すんだよ…。

女性をはじめとするメイクユーザーが、どうやって葛藤を、ルッキズムへの加担という非難を乗り越えてるのか知りたい。

オレは

ルッキズム自己完結してるならOK」じゃ到底納得できない。

だって化粧してるのは周りにバレるし、化粧してる人が多いから化粧する、それが同調圧力だろ?

メイクバチバチに決めた人が

他人の見た目なんて気にしませんよ」って言ってきたら信用できるか?

できないだろ。

顔を気にする人たちが集まった社会が、他ならぬ、化粧圧力のある社会だ。違うか?

無言の圧力をかける人が100人まれば、氷山の一角の5人くらいは有言で圧力してくるだろうさ。

氷山を下から支える氷に加わりたくない。

加担したくない。

2024-05-22

anond:20240522213627

報われるための努力しろよって言いたくなるだろうけど、確実な報酬が無いとやる気なんて出ないよ。

あなたは知らないのかもしれないけど、たいていの日本企業は確実な報酬は用意してませんよ

もちろん大企業出世レースから外れる人が確実な報酬がないからと手を抜くというなら

より一層の退職圧力をかけなければなりませんね

具体的には解雇規制を緩和しアメリカ並みに即時解雇できるようにすれば

出世レース以前に生存競争に駆り立てられ、真のナマケモノ以外はスキルが増えて社会が良くなります

阪神コミュ障

既に広く知られた話ではあるが、阪神(大阪神戸までのエリア)では、エピソードトーク面白さが求められることがある。

※ここでエリア阪神に絞ったのは増田阪神出身からだ。他地域にも同様の文化があれば補足求む。

日常であった些細な話をしようにも、鬱陶しい人間に絡まれると「オチは?」とか言われる。現実出来事が常にオチるわけねーだろ、と思うが、口を開いた以上何らかのユーモアを含むべし、という圧力がうっすらとあり、それを抑制する力が働かないのが阪神だ。

こうして常に笑いを求められ、笑いが起こることでのみ承認される幼少期を辿った人間の数割がたどり着くのが、いわゆる喋りまくるコミュ障である

笑わせられない話者ゴミだと刷り込まれまくるので、他地方の人と話した時にリアクションが薄いと不安になり、盛り上げようと焦って更に多弁になる。相手の話す隙がなくなるほどに。

そしてもう一つ出る症状がある。それは真剣な話を途中で茶化してしまうというものだ。これは阪神に生まれ育ち、そのまま生きている人間の大半が当てはまる。

とにかく笑いのない話に耐えられない。途中で茶々を入れて、新喜劇的な明るい雰囲気に持っていこうとする。相手阪神のノリがあればいいが、なければ空気が読めないとか、最悪ハラスメントと言われることもある。

しかユーモア必要だが、それはあくま相手との関係性や空気感の上に成り立つものであって、ゴリ押し安易な茶化しからは生まれない。それでもやらかす。

阪神出身者でも、元々そういう風潮に対して一線を引いていた人や、他地方に出て対話をするということを学んだ人はそこまで重症化していないこともある。しかしある程度自分客観視できる人でなければ、ほとんどみんな対話ができない人になる。まるで喜劇を常に演じ続けているような、そしてこちらまでその舞台に引きずり込もうとするような、違う世界住民になっていってしまうのだ。

anond:20240522160213

論理一貫性がないものは淘汰されるというところが大事なんだよ

個々人がどう信念を持つかじゃないんだ

それが客観的に突き放されて評価されるかどうか

日本の和の文化は徹底的に筋のとおらないものを潰すということをしない

一応念を押しておくが、これは筋のとおるものが潰されないという話ではないよ

他のいろんな理由のなかで、筋のとおらないものは潰すという圧力も強いということが大事

科学って再現性なんだからそれが大事なんだよ

宗教論だけで人が月に行けるわけがないでしょ

人類は裸で過ごすべき

その昔、人類は裸で過ごしていた。ちんこの大きなものや胸の大きなものは目立ち、世代を重ねるごとに巨根化・巨乳化が進んだものだ。

いつしか人類身体を隠すようになった。また結婚により性行為相手を絞るようになった。これらのことから巨根化・巨乳化の遺伝圧力が弱まってしまった。

人類巨根化・巨乳化を再開させるためにも人類は裸で過ごすべきなのである

クレジットカードのあれ

JCBに逃げようって言う流れみたいだけど、もしVisaMasterからの逃げ場所認知されれば、JCBにも圧力がかかるのは明らか。

児童の性被害コンテンツの決済に使える人権侵害会社と言う悪評をはねつけてまでエロオタクの為に決済方法を残してくれる訳も無いのでJCBにもあとに続くだろうし、カード以外の決済も順次続くだろう。

最終的な勝者はポリコレフェミであることが確定してしまった訳だけど、表現の自由戦士様の今のお気持ちちょっとお伺いしたいですねぇ。

2024-05-21

日本フェミがせいぜい作家のXアカウントを凍結させたり、エロ広告を出した新聞社雑誌キャンセルカルチャー()を浴びせて勝利宣言している間に、海外フェミカード会社圧力をかけてエロを扱っているプラットフォームから一斉撤退をさせることで、ネットからエロ表現のものの根絶に成功しつつあるのを見ると、日本フェミ低能無能無策が際立つね。悪いこと言わないか日本フェミ海外見習って、今からでも日本の決済サービス圧力かけるべきだと思うよ。

anond:20240521150638

一般社団法人日本エレベーター協会などによると、エスカレーター安全基準は、ステップ上に立ち止まって利用することが前提で、歩く際の振動圧力によって緊急停止したり、機器劣化不具合が生じたりする可能性もあるとして、歩行禁止を呼びかけています

らしいけど

[]今季ワーストタイの5失点で大敗。前半途中にDF伊藤、後半から4枚替えの荒療治も実らず

明治安田J1オレオレFC0-5広島>◇第19節◇19日◇ロイスタ

 オレオレFCホームサンフレッチェ広島に0―5と惨敗し、今季2度目の連敗となった。前半から相手圧力に屈し、開始6分で失点すると、立て続けに失点して0ー3。野河田彰信監督は前半20分で失点に絡んだDF伊藤、後半からは交代枠を使いきる4枚替えの荒療治を敢行したが、更に2失点した。

 本拠地ロイブル軍団醜態晒した。今季ワーストタイの5失点で大敗。前半終了後にはサポーターのブーイングが鳴り響き、試合後の挨拶でもサポーターのブーイングをイレブンは肩を落として受け止めた。

 野河田監督は敗因について、「先制点。あれが全てやろ」。開始6分にDF伊藤ボールを奪われ、本田松岡カバーし切れず、MF川村拓夢に決められたことを厳しく語った。その後もDF陣は相手の多彩な攻撃に振り回され、更に2点を献上。前半20分で伊藤懲罰交代。伊藤は涙を流しながら引き上げた。後半、指揮官MF鈴木亮らを投入。就任後初めて後半開始で交代枠を全て使い切る4枚替えの荒療治を施したが、逆に2失点した。

 指揮官は「キーパーもどうしようもないやん。伊藤だけやなしに、本田松岡岩田藤崎も……。アレだけ好き放題やって振り回されたら、たまらんし、こういう試合になるわ」と本田松岡に途中から3バック岩田藤崎プレーを厳しく指摘した後「もう何言っても、苛立つだけやから」と怒り心頭で会見を打ち切った。

 失点はリーグワースト4位の26と昨年の同時期を(13失点)を大幅に上回る。次節は26日、アウェイFC東京戦(国立)。昨年躍進の要因となった守備の立て直しを図り、次節に備える。

○後半から出場の藤崎「こういう試合本拠地でやってしま申し訳ない気持ち試合通して満田選手を捕まえきれなかったのが敗因」

2024-05-19

anond:20240519025002

まあわかってるから必死に条件つけとんのや

33までならまだしも、それ過ぎたら本当に悲惨だよ

まあ自分自身賞味期限切れとるからしゃーないけど

やっぱ結婚に適してない奴らを結婚さすような圧力ってよくないなぁなんて思うよ 婚活してると

新たな不幸が生み出されるだけなんじゃないかって

上川外相発言「うまずして何が女性か」だけど、メディアの取り上げ方がヘンだという、当たり前のことを、

ちゃんと指摘しておかないと日本はどんどんおかしくなる。

生みの苦しみという比喩として昔から成立している表現を、まさしくそのような用法発言しているにもかかわらず、マスコミは一体なんなんだ。

候補当選によって新たな知事誕生させたいとの思いがあったとみられるが、出産を願ってもできない人への配慮に欠けるとの指摘が出る可能性がある。

一連の報道で、とても気になったのは「XXへのへの配慮に欠けるとの指摘が出る可能性」という表現

こうして、「出産を願ってもできない人」というグループ示唆することで、それらが何かしら傷つきやすメンタルを持っているという、配慮を要する人々としてイメージを固定してゆくのがとても気になる。これは発言曲解よりも根が深い。(補記:なかなか伝わりにくいかもしれないが、以下で提起している問題は、<ある表現いか配慮に欠けるか欠けないか>ではなく、<ある表現配慮に欠ける>というふわっとした規範的な圧力が、社会的包摂性とか社会経済的脆弱性分析を置き去りにして、主に政治的に利用されることの問題点だ)

実際には、出産を願ってもできない人々というのは多様だ。みんないろんな事情があるんだよ。

単に適齢期を過ぎているだけとか、仕事と両立したいなどの理由で機会を逸している、とか、あるいはそもそもパートナー出会えないなど、

要するに、ないものねだりをしている場合だってある。経済的問題で躓いているひともいるはずだ。

じゃあ、逆に「出産を願ってもできない人」というカテゴリーにはそういう社会経済的弱者は入りませんよ、というのかね?

体や心の障害に起因して、ある意味病理的な意味で、出産ができない人を指すのだと定義したりしてしまう?

そうすると、今度はむしろ、健常ならできるはずのことができない人々は悔しいと思っているに違いない、かわいそうだから、産むとかそんな言葉に触れさせないよう配慮必要っていう、潜在意識ますます透けてくる。

でも心身の問題出産できないというのを、自分はいかんとしもしがたい宿命的なものして捉えた場合

それって社会経済的理由出産できない場合と実際のところ、地続きだと思える。

例えば、親の介護など家庭の事情で適齢期を逃した人がいたとするよね。それってその人にとっては、自分意思で選んだわけではなく、自分にはどうにもできなかった、そういう運命だったという意味では、病理的に出産できないという宿命とさほど変わらないようにも思うんだよね。

出産を願ってもできない人」

産みの苦しみとかい表現を嫌がるような、そういう配慮を要するグループがあたか存在するかのように、それを空気のように記事するマスコミのほうが怖い。

そういうの、すごく傲慢上から目線だと思わないのかね。

障害者や病人ができなそうなことを比喩的にでも表現するのは彼らを傷つける行為だとする空気をまん延させることは、「そういうカテゴリーの人たちを可哀そうだと思うべきだ」とする社会規範空気として押し付けてくることだ。

そこでは、知らず知らずに、どこまでが可哀そうなグループで、どこまでが身から出たさびとみなすグループなのかの選別が空気として形成される。

実際には、よくよく考えると、どこからどこまでが配慮を要する、などと到底割り切れるものではない。誰かを傷つけるかもしれない、と配慮することはそのイメージから漏れた人を知らず知らずに排除することでもある。その意味で、病理的な意味出産ができない人に限定して、「出産を願ってもできない人」というイメージを作り上げるなら、それは差別的ですらある。その場の雰囲気で、発言文脈をよく考えずに配慮を求めることで、逆に、特定グループを過度に保護し、そのグループ弱者として固定化する結果を招きかねない。

抽選結果で「落選」はやめます 都立中高説明会、表現めぐる指摘受け:朝日新聞デジタル

これなんかも、「受験生」の感受性因子(susceptibility)を過剰に捉えていて、おかしなことになっている。


出産を願ってもできない人」なんていうふわっとしたイメージは、そもそもそんなに必要かね?



とりわけ政治家発言については、言論多様性重要だ。

言論空間を浄化して、きれいな発言だけをすればいいというものではない。

浄化できるというのも幻想しかなく、「女性なら生むべきだ」という固定観念を打破し社会的包摂性に配慮したつもりでいて、内実は単にステロタイプな別の固定観念形成され、それが政治利用されることもある、ということも頭に入れておく必要があるだろう。

政治家発言に過度な配慮が求められると、知らず知らずに本来意図文脈が歪められる恐れがある。

特に選挙に絡んだ発言については、妙な世論誘導に使われかねない。

自由表現が妨げられることで、社会全体の健全議論が損なわれることになる、ということの不利益ちゃんマスメディア理解しておくべきだ。

2024-05-16

anond:20240516154706

黒人や女や障害者などが活躍する作品に対して

「本当はそんなもの作りたくないのに圧力をかけられて仕方なくつくっているんだ、こういった作品批判して抹殺させなければ、クリエイター自由表現をやれない」

ぐらいに思ってる表自がわりといる

ポリコレっぽい作品を燃やすことが表現自由活動だと思っている

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