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2024-06-06

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

言いたいことをまとめると

さらに言うと

以下本文(別に読まなくて良い)

前段

こんな増田があった。

anond:20240605091903

つぶやき的な増田だけど、素朴に基礎知識を持っている人の感想というところであろう。

しかし、それに対しての反応に、未だに基礎知識がなく印象論だけで話をしている人が多く居るという事を見かたので、改めて書いてみる。

この他にも、元々東京都婚活アプリを整備すると言う話 [注5] に対しても微妙意見があるので整理してみる。

ちなみに前書いた増田

https://anond.hatelabo.jp/20231208002645

の切り口を変えたバージョンなので一部流用してます

子育て対策少子化対策としては非合理的優先順位は低い

子育て支援のほうが合理的、そんな意見があるが、それは間違っている。何故かと言うと、少子化の主因を捉えていないから。

これは繰り返し言われてきたが、少子化の主要因は、非婚化と言われている(注1)

詳しくは注記に文献を上げておくので見てほしいが、簡単に言うと

と言う状況があるためだ。

結婚した夫婦がもうける子どもの数は微減状態にはあるが、そこに合計特殊出生率の変化のグラフと、婚姻率のグラフを重ねてみてほしい。そうすれば、夫婦が設ける子どもの数は横這いで、結果として表れる合計特殊出生率の変化のグラフとは重ならないが、婚姻率のグラフは綺麗に重なることがわかるだろう。一目瞭然で「結婚した夫婦も減ってるじゃ無いか」と言うのは枝葉であり、全くマトを得てない事が分かると思う。

少なくとも「対策合理性」という観点から検討すると合理的とは言いがたい。

ただ、この点についても重要視点がある為、あとで少し書いてみる。どちらにしても少子化支援解決は難しい。

このように、結婚しない人を結婚させるより、3人目を諦める人を支援した方が良いと言う事実はない事も既に研究で明らかになっている。確かに理想の人数の子の数を諦めた理由という調査では、その理由経済を上げる人が多いが、統計分析すると

要するに夫婦の子もの数を増やすには、最も合理的手段は晩婚化対策であるだと言うことになるが、政治的タブーでありこの路線はほぼ無理であるとも言える。ただ、やるべきではあるのだが、これは子育て支援方面ではない。

もちろん、

ただし

子育て支援少子化対策としては有効ではないと言うことをとにかく認識してほしい。

よく「子育て支援少子化対策」と並べる人がいるが、この二つは似て非なるものである少子化対策とは別に考えるべきだ。

非婚対策に何が重要

まず基礎的な事実確認から

と言うことになる。

この施策を真っ向からストレートに捉えると、出会いを作って結婚してもらうと言う事になるだろう。色々な所が取り組んでいる。それを東京都がやるのが東京都が行う管掌のマッチングアプリという事になるだろう。

ここで「合理的か」という観点から見るとき考えなければならないのが、この施策にかかるリソースだが、東京都がこの婚姻支援に入れる予算は、たったの3億円である。(注5)

福祉予算としては圧倒的に低く、はっきりと東京都レベルでは誤差の範囲予算だ。例えば、都庁プロジェクションマッピングの半額以下である

予算が低いことが問題ではない。むしろ合理性」という観点では低い予算で高い効果が上がる可能性が高いと言うことだ。3億円では都心100人規模の保育所運営費にも満たないと思われる。

色々な資料を読んでいると、非婚化・晩婚化による少子化1990年代から既に言われていることで(注1) この程度の予算でできる事をなぜやってこなかったのか、とどうしても思ってしまうが、過去の事は仕方が無い。

これからでもよいのでやるべきだ。

晩婚化対策に何が必要

さて、優先順位の3番目にきている「晩婚化対策」についても触れたいと思う。

晩婚化対策が何故必要かは、既に述べた理由の再掲にはなるのだが、まとめると

また、

さて、晩婚化対策とはなんだろうか?これは2つ考えられ

  • 晩婚化しないように若いうちに結婚するよう推奨する施策
  • 晩婚化は仕方が無いと受け入れ、晩婚化による弊害を軽減する施策

の二つがある。

政策的にやりやすいのは明らかに後者である。1は大事だが、これは政治的タブーであるし、現実問題出来るのかという事がついて回る。

一方で後者はやりやすい。と言うのは、いずれの統計でも、いずれの時代にも「結婚したい」と考える独身者の率は年齢が上がるほど延びて、一定を超えると諦めて減ると言うカーブを取るからである

ただしこれは子育て支援とは切り口が異なる。政策的には子育て支援に含められている場合も多いが「不妊治療公的扶助の拡充」などがそれにあたる。

子育て支援と異なるのは何かと言うと、保育所支援学費無料化などは「既に生んだ後」の支援である。実はこれが少子化対策には効果が薄く非合理的だと言われる。

直接的に生みたいが生めないと言う人々を支援することが有効なのだが、何故か少子化対策に対してこちらの方が手薄になっている。

少子化対策予算などいくらでも出せるのだから全部やればいいと思うのだが。

おこなわれないのは、属性の人々はあまり政治層に声を上げないし、代弁して声を上げるような社会団体が無いからだと思われる。

まとめ

再掲するが、せめて

必要だ。

政治的

みたいなことを堂々といったら炎上するだけで難しいのはわかる。例えば、子育て支援所得制限無し無制限が支持される一方で、自治体が頑張って結婚相談所を作っても参加補助どころか無料も無理で、実費請求されるところがほとんどだ。

今回の件も、例えば朝日新聞報道( 注5) にも「行政がやる事か?」「結婚しろという圧力になる」と言った的外れコメントが、有識者枠で掲載される有様だ。有識者と言いながら単なる社会活動家ポジショントークに過ぎないのだが、ほぼ例外なく誰もが当事者であるから出てきてしまうのであろう。

これは有権者の支持が得られないというところであろう。

が、もうこれを上手くオブラートに包んで実行していくほかにないのでは無いと思われる。

子育て支援をするなと行っているのでは無い。子育て支援はやるべきだしかし、子育て支援少子化対策にならないのを直視して、少子化対策は別枠でちゃんとやってくれと言う事である

少なくともこの現実直視し、正しい基礎知識を持った上で、婚姻支援合理的ではないなどいった誤った考えを早く正すべきだと考える。また政治活動家ロビー活動をする時も、この論法を使うことは控えてほしい。もっと他に手頃なスケープゴートがあるだろう。

冷静に考えてほしい。東京都だけで2兆円ちかい子育て関連予算に対して、3億円の施策が何だというのか? そして誰も「子育て支援を削って非婚対策しろ」なんて考えで施策を行ってないのである

少子化対策は非常に重要問題で、主要な政治家はみな積極的に取り組んでいる状態だ。子育て支援婚姻支援トレードオフ関係にある訳がないから、必要なら両方やれば良いのだ。

正しい知識をもって行動してほしい。

注記

アドレス載せすぎてスパム判定されたので、h抜きにしてあります

おまけ:よくある誤解とその解説

入らなかったので別エントリ

https://anond.hatelabo.jp/20240606122811

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

言いたいことをまとめると

さらに言うと

以下本文(別に読まなくて良い)

前段

こんな増田があった。

anond:20240605091903

つぶやき的な増田だけど、素朴に基礎知識を持っている人の感想というところであろう。

しかし、それに対しての反応に、未だに基礎知識がなく印象論だけで話をしている人が多く居るという事を見かたので、改めて書いてみる。

この他にも、元々東京都婚活アプリを整備すると言う話 [注5] に対しても微妙意見があるので整理してみる。

ちなみに前書いた増田

https://anond.hatelabo.jp/20231208002645

の切り口を変えたバージョンなので一部流用してます

子育て対策少子化対策としては非合理的優先順位は低い

子育て支援のほうが合理的、そんな意見があるが、それは間違っている。何故かと言うと、少子化の主因を捉えていないから。

これは繰り返し言われてきたが、少子化の主要因は、非婚化と言われている(注1)

詳しくは注記に文献を上げておくので見てほしいが、簡単に言うと

と言う状況があるためだ。

結婚した夫婦がもうける子どもの数は微減状態にはあるが、そこに合計特殊出生率の変化のグラフと、婚姻率のグラフを重ねてみてほしい。そうすれば、夫婦が設ける子どもの数は横這いで、結果として表れる合計特殊出生率の変化のグラフとは重ならないが、婚姻率のグラフは綺麗に重なることがわかるだろう。一目瞭然で「結婚した夫婦も減ってるじゃ無いか」と言うのは枝葉であり、全くマトを得てない事が分かると思う。

少なくとも「対策合理性」という観点から検討すると合理的とは言いがたい。

ただ、この点についても重要視点がある為、あとで少し書いてみる。どちらにしても少子化支援解決は難しい。

このように、結婚しない人を結婚させるより、3人目を諦める人を支援した方が良いと言う事実はない事も既に研究で明らかになっている。確かに理想の人数の子の数を諦めた理由という調査では、その理由経済を上げる人が多いが、統計分析すると

要するに夫婦の子もの数を増やすには、最も合理的手段は晩婚化対策であるだと言うことになるが、政治的タブーでありこの路線はほぼ無理であるとも言える。ただ、やるべきではあるのだが、これは子育て支援方面ではない。

もちろん、

ただし

子育て支援少子化対策としては有効ではないと言うことをとにかく認識してほしい。

よく「子育て支援少子化対策」と並べる人がいるが、この二つは似て非なるものである少子化対策とは別に考えるべきだ。

非婚対策に何が重要

まず基礎的な事実確認から

と言うことになる。

この施策を真っ向からストレートに捉えると、出会いを作って結婚してもらうと言う事になるだろう。色々な所が取り組んでいる。それを東京都がやるのが東京都が行う管掌のマッチングアプリという事になるだろう。

ここで「合理的か」という観点から見るとき考えなければならないのが、この施策にかかるリソースだが、東京都がこの婚姻支援に入れる予算は、たったの3億円である。(注5)

福祉予算としては圧倒的に低く、はっきりと東京都レベルでは誤差の範囲予算だ。例えば、都庁プロジェクションマッピングの半額以下である

予算が低いことが問題ではない。むしろ合理性」という観点では低い予算で高い効果が上がる可能性が高いと言うことだ。3億円では都心100人規模の保育所運営費にも満たないと思われる。

色々な資料を読んでいると、非婚化・晩婚化による少子化1990年代から既に言われていることで(注1) この程度の予算でできる事をなぜやってこなかったのか、とどうしても思ってしまうが、過去の事は仕方が無い。

これからでもよいのでやるべきだ。

晩婚化対策に何が必要

さて、優先順位の3番目にきている「晩婚化対策」についても触れたいと思う。

晩婚化対策が何故必要かは、既に述べた理由の再掲にはなるのだが、まとめると

また、

さて、晩婚化対策とはなんだろうか?これは2つ考えられ

  • 晩婚化しないように若いうちに結婚するよう推奨する施策
  • 晩婚化は仕方が無いと受け入れ、晩婚化による弊害を軽減する施策

の二つがある。

政策的にやりやすいのは明らかに後者である。1は大事だが、これは政治的タブーであるし、現実問題出来るのかという事がついて回る。

一方で後者はやりやすい。と言うのは、いずれの統計でも、いずれの時代にも「結婚したい」と考える独身者の率は年齢が上がるほど延びて、一定を超えると諦めて減ると言うカーブを取るからである

ただしこれは子育て支援とは切り口が異なる。政策的には子育て支援に含められている場合も多いが「不妊治療公的扶助の拡充」などがそれにあたる。

子育て支援と異なるのは何かと言うと、保育所支援学費無料化などは「既に生んだ後」の支援である。実はこれが少子化対策には効果が薄く非合理的だと言われる。

直接的に生みたいが生めないと言う人々を支援することが有効なのだが、何故か少子化対策に対してこちらの方が手薄になっている。

少子化対策予算などいくらでも出せるのだから全部やればいいと思うのだが。

おこなわれないのは、属性の人々はあまり政治層に声を上げないし、代弁して声を上げるような社会団体が無いからだと思われる。

まとめ

再掲するが、せめて

必要だ。

政治的

みたいなことを堂々といったら炎上するだけで難しいのはわかる。例えば、子育て支援所得制限無し無制限が支持される一方で、自治体が頑張って結婚相談所を作っても参加補助どころか無料も無理で、実費請求されるところがほとんどだ。

今回の件も、例えば朝日新聞報道( 注5) にも「行政がやる事か?」「結婚しろという圧力になる」と言った的外れコメントが、有識者枠で掲載される有様だ。有識者と言いながら単なる社会活動家ポジショントークに過ぎないのだが、ほぼ例外なく誰もが当事者であるから出てきてしまうのであろう。

これは有権者の支持が得られないというところであろう。

が、もうこれを上手くオブラートに包んで実行していくほかにないのでは無いと思われる。

子育て支援をするなと行っているのでは無い。子育て支援はやるべきだしかし、子育て支援少子化対策にならないのを直視して、少子化対策は別枠でちゃんとやってくれと言う事である

少なくともこの現実直視し、正しい基礎知識を持った上で、婚姻支援合理的ではないなどいった誤った考えを早く正すべきだと考える。また政治活動家ロビー活動をする時も、この論法を使うことは控えてほしい。もっと他に手頃なスケープゴートがあるだろう。

冷静に考えてほしい。東京都だけで2兆円ちかい子育て関連予算に対して、3億円の施策が何だというのか? そして誰も「子育て支援を削って非婚対策しろ」なんて考えで施策を行ってないのである

少子化対策は非常に重要問題で、主要な政治家はみな積極的に取り組んでいる状態だ。子育て支援婚姻支援トレードオフ関係にある訳がないから、必要なら両方やれば良いのだ。

正しい知識をもって行動してほしい。

注記

アドレス載せすぎてスパム判定されたので、h抜きにしてあります

おまけ:よくある誤解とその解説

子育てができない→子育てする金がないか結婚しないのであって、既に金がある奴を支援しろ

今までの話を読んできてもらった人には、完全に誤った議論であることはわかっていただけると思うのだけれど、どうしてもこう言う事を言う人がいる。

ただ、一点だけ「既に金がある奴を支援するべき」はその通りで、そのための施策マッチングサービス非婚対策なのである

統計で見ると、結婚しない・出来ない理由は、トップが「出会いがない」で次いで「経済理由である

経済理由出会いが無いはほぼ同率なので、両方に手当てをする必要がある。

そして未婚男性で最も多いのは年収500万円以上なので、経済だけを協調して、マッチングサービスなど出会いを作る施策を非合理的だとする理由はない。

両方やれば良いし「合理性」で考えるならば、マッチングサービスなどの単純な婚活支援最初に来るだろう。

参考: ttps://president.jp/articles/-/63789 婚活市場では"高望み"の部類だが…「年収500万円以上の未婚男性」が最も余っている皮肉理由

引用

涯未婚率対象年齢である45~54歳男女の未婚人口年収別にみると、未婚男性もっと人口が多いのは500万円以上の年収層になります(2007~2017年10年推移)。これは2007年も同様で、比率にしてしまうと小さくなるのですが、実数としては「婚活女性高望みといわれてしま年収500万円以上の未婚男性」がもっとも余っている


婚姻が下がっているか少子化しているのではない、少子化しているか婚姻率が下がっているのだ

まり相関であって因果ではないと言いたいらしい。

わずかにそう言った傾向はあるかも知れないが、基本的には誤り。根拠としては、結婚する理由に「子どもが欲しいから」と答える人が減っているという事を上げることが多いが、子どもが欲しいからと上げていた Permalink | 記事への反応(0) | 12:26

2024-06-02

anond:20240602230548

恋愛個人間での感情で成り立っており、社会制度とはまた少し違うのでは。

恋愛社会制度って具体的に何かあります

法制度のことです。

2024-06-01

anond:20240601223429

なぜかと言うとこの国は人文科学リテラシーが異常に低いから。

化学リテラシーがめちゃくちゃ低い国では水素水電波装置や頭に巻くアルミバカ売れしてネット記事掲示板水素水だらけになるのと同じ



人文科学議論歴史言語社会制度設計など様々な定量化できないものを扱う技術の詰まった「サイエンス」だから

何が正しいか言語はどんな歴史があるか、それを議論するには何を考えるべきか、などなど、

ということが分からない科学リテラシーの皆無な奴ら同士で会話したら、

電波を信じる俺が正しい!いや水素水を信じる俺の方が正しい!みたいな低俗底辺の戦いが始まる



化学物理数学生物等と違って暗記ゲーと化しており基礎的なリテラシーが育たないまま義務教育が終わり、人かどうかまだ怪しい段階で世に放たれてる

2024-05-30

anond:20240530162509

これは本当にそうで、別にゴリゴリ働く男と家庭を守る女の夫婦がいても良いわけで。

それを社会制度として固定するようなことをしないほうがいいよね、男性女性普通に働けるように法制度を整備しておこうね、くらいのスタンスが「多様性」なんだけどな。

この制度設計多様性認識の雑さが生んだものとして、現代における女のイージーさを保障する根底としての、キャリアライフと家庭ライフの2残機制がある。

「女は自立すべき」と主張している女は、家庭に入ってヌクヌクする権利を(使っていないだけで)留保している。この残機2の卑怯さよ。

2024-04-30

[]anond:20240430144522

投稿は今が一番生きやすいと思う

https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:https://anond.hatelabo.jp/20240427154246

https://megalodon.jp/2024-0430-1447-09/https://webcache.googleusercontent.com:443/search?q=cache:https://anond.hatelabo.jp/20240427154246

検索用:

https://megalodon.jp/2024-0430-1446-33/https://anond.hatelabo.jp:443/20240430144522

弱者男性は今が一番生きやすいと思う

少なくとも結婚関連に関しては。

理由の一つは、今が最も「結婚育児リソースを割くことが義務付けられてない社会」だと自分は思ってるから

例えば過去は「男たるもの稼いで妻子養ってこそ一人前」という価値観があって、それが衰退して今がある。

自由になって良かったと思う。

じゃあ未来は?

例えば「共同体構成員として子育てリソースを供出するのは当たり前」

みたいな価値観が主流になったらそれも弱者男性にはキツイと思う。

育児リソース個人への依存度が減るということは、つまり産んだり産んでもらったりするのが得意な人たちがより子供を設けやすくなり、そういった社会制度を活用できるということ。

そんな社会弱者男性はどんな生き方をしているのか。あえては言わない。既にそんな国家存在しているので調べれば事情はわかる。

から、少なくとも「結婚」関連の問題に関しては、

現代日本弱者男性にとって最も楽なのは間違いなくて、

現代日本以上に弱者男性に優しい社会自分には全く想像できない。

2024-04-14

anond:20240414012517

極端な事例を根拠社会制度議論するのは良くない。

平均的なありふれた事例を集めて状況を改善する方法を考えるべき。

2024-03-10

anond:20240310002342

それは、相続資産移転していることが問題なんじゃないだろ。それは法律で定められた社会制度ちゃん運用されているというだけのことなんだから。 

問題は、相続人(つまり子どもたち)が地元に残らずにどんどん都市部に出ていっているということの方じゃん。問題すり替えるのは良くないぞ。  

そいじゃあ、なぜ若い世代地元に残らずにどんどん都市部に出ていってしまうのかがポイントなのでは? 

まあ答えはもうわかっているとは思うけれども.....

2024-03-03

いま中国で爆発的に売れている日本人作家上野千鶴子松浦弥太郎吉本ばなな

いま中国で爆売れしている日本人作家が三人いて、それが松浦弥太郎上野千鶴子吉本ばなな

この三人には共通点があって「経済成長についていけなくなった人間への処方箋」なんたよね。

松浦弥太郎は「丁寧な暮らし」で生活スローダウンを提供する。

上野千鶴子社会制度伝統からドロップアウトを推奨する。

吉本ばななスピリチュアル

日本でもバブル景気ときに同じように受容され、そして経済成長を果たした中国でも同じように受容されている。

国が経済成長すると必然的にそれについていけなくなる人間が現れるので、必然的にこの三人のような言論が求められることになる。

経済成長とセットで必ず売れる三人と言えよう。

ということは、これから経済成長する国でも売れる余地は十分あるだろう。

日本は幸か不幸か脱成長先進国なんだよね。

クールジャパン機構は変な土産物屋つくるよりもこの三人の輸出に力を入れたほうがいいんでは?

脱成長ブランディング日本に残された唯一の勝ち筋だろう。

2024-03-01

貧困専業主婦は本人の問題も大きいだろ

https://news.livedoor.com/lite/article_detail/25959569/?__from=ln_am

読んだ。

身もふたもないことを言うと、マインドセット問題ではなく、「無能無能結婚した結果」だと思う。

まともな仕事に就く能力がなく、仕事家事を両立させる能力もない。そんな無能が、無能同士で結婚した結果。

問題は、社会制度が本人の意図能力に関わらず無能にしたのか、本人が元から無能だったのか。

圧倒的に多くのパターン後者でしょ。

2024-02-27

anond:20240227130639

日本人社会制度設計させたら本当にろくなことにならないわな。

2024-02-21

ネトウヨとアンフェとオタクの話がアホくさい理由

簡単に言えば、日本社会制度設計は100年前のレベル理想としてる社会設計2024年レベルなのだが、

その辺のネット掲示板に書き込むような素人有象無象上記のごとく趣味フィクション陰謀論妄想である日本人の思想リテラシーの水準は、紀元前レベルの奴がうじゃうじゃいるんだよな


当たり前だ、

ストーリーキャラセリフの全てが何らかの思想の影響を受けていると言えるが、キャラセリフ全部に科学監修つけるより大衆にわかやすくウケて売れる方を優先するだろう。資本主義だし

空想世界からなんでもあり!と、想像世界に逃げている。

子供空想をそのまま信じる大人はいないだろう?しかアニメ漫画にされると子供空想ガチで信じてしまうらしい

不同意性交罪の批判もそう

運用2024年の水準だが、批判を見てると紀元前レベル思想リテラシー人間メチャクチャ理論悪用する!悪魔祓い配慮しろ!とかそういうレベル

批判として成り立ってない

ソクラテスやら過去時代学者有識者その他に大昔に論破批判されきった、現代では筋の通らない理屈を真面目に書いてる増田ゴロゴロいるんだよな

風邪悪魔のせいみたいな

ものすごく単純にいうと知性が低い

ネット言論紀元前と同レベルのが大量にありす

2024-02-19

anond:20240219182943

長谷川眞理子氏の記事https://bunshun.jp/articles/-/68787)にも同じことが書かれているが、

人間生物学的な性は、交配に必要な男女の二種類だけしかない。

一方で、脳は男女できれいに分類できない。男に多いタイプの脳を持つ女も逆もいる。ハイブリッドもいる。

脳と性自認がどう関係するのか、科学的な定説はまだないらしいが、自分身体性別違和感を持つ人はいてもおかしくない。

一方で、今の社会制度は、身体的な性別を基に作られているのだから脳内がどうであれ身体性別で分類するのが適切だろう。

手術により身体性別を変更したい人はそうすればいいが、そうしないなら、今の身体性別社会制度を利用するのが正しい。

2024-02-04

anond:20240204070721

社会は変わる、現に変わっている

「一度出来上がった社会制度を変えるのは無理」というのは、歴史を学べば出てこない感想に思える

2024-01-27

anond:20240127184836

ギャグ漫画や明確に児童向けならともかく、

シリアスな話や頭脳戦やりたい類いの作品義務教育レベルコケてたらそらドン引きでしょうよ

これ割と社会は知能で分断されているを感じるシーンだと思ってるよ

 

ワイはなろう異世界を見るので耐性ある方だと思うがやっぱ無理な類いはあるよ

 

無理な類いは、読者想定が幼稚園から小学生なの?な技術水準や社会制度が設定されている、なろーっぱ

俺TUEEEEチートするのにそれ必要だったか?みたいな

 

物理はなろうやファンタジーシリアスもの読みたいとか思わんのでだいたい大丈夫だけど、

SFが好きだからSFでこれ無理みたいなのは結構あるな

フィリップ・K・ディックみたいな精神とかそっち方面ではなく科学フィクション自称してるのに

スターウォーズガンダムやよくあるタイムリープみたいなことやってるのはドン引きちゃう

2024-01-23

anond:20240123101020

君は金持ち若いからからいかもしれないが、障害難病を持った子供や、ニートになった場合は育てられないし、そのような人をサポートする社会制度日本にはないんだよ

2024-01-19

女が結婚出産するメリットが何もない

今日Twitter卵子凍結がトレンド入りした

正直「育てる自信がないから」「子どもが好きではないから」「自由時間がなくなる」そんな簡単で単純な言葉で片付く問題ではなく、日本少子化には根深問題がある

小学生の頃から今の社会子供を産み育てるに疑問を抱き、女性視点でのメリットが何ひとつないと結論が出ているため理由を書き出してみた

ちなみに優生思想フェミニズム、反出生主義ではありません

子どもを産むメリットについて冷静に考えてみた結果です

昨今の政治家異次元なことを言い過ぎ


子供を産むことは起業するよりもギャンブル性が高く後戻りができない

子育て自分に合わなくても、子供を育てるお金が無くなっても、離婚しても、元の子供の居ない人生には二度と戻れない

会社のように廃業倒産そういったことが何もできない。自分意思決定できない。放棄すれば犯罪者になる


妊娠間中身体精神負担が大きく10か月間ほどの自由人権がなく、その後も高確率キャリアが途絶え20年間ほど自由を失う

産んだ後は社会的な立場自分時間を全て失う、軌道修正は困難、社会制度がクソ

代替わりするので、自由時間がなくなるどころか、自分人生の主役ではなくなる

人生の主役の座から降りることになり、自分子供人生インフラしかも、体作り頭作りメンタル作り体験作り等も策定するコンサルインフラ

両親の自己肯定感が高くないと難しい。このことを理解せずに子供を作ると毒親になってしま
子供競走馬ではないと思う


男性リスクを一切負わないから不平等、そのため軋轢も起きやす

女性は1年近く身体不自由麻酔もかけずに時間自分人生を失い命がけで子供を産むのに対し、

一切痛みを伴わず一瞬の快楽だけで自分の子供が作れる男性側は楽しいし、家族を養わなければならない場合基本的に世話も出来ない

男性のように子供を産んでも楽しさや自由があるわけではなく、女性自分人生をすべて失うことと引き換えになる


100%健常な人が生まれると保証できない

知的障がいや発達障がい、身体障がいを持ってしまった場合育てる時間や労力がない。健常者で大学に行かせても将来ひきこもり病気になる可能性がある

医療現場で勤務経験のある自分現実が見えて周りにそういう状況で苦労している親御さんばかりで、何も明るいイメージが出来ない


老後の世話をしてくれるとは限らない

仲の良い家族でも世話はしない。障害を持っていると世話はしてもらえないし、たとえ自分の言うことを聞く健常者が生まれても独立するとホームに入れて会いに来ないし、海外移住もある

ヤングケアラー奴隷にさせることになる。昔のように子供が親と一緒に住んで下の世話までさせるのは虐待だと思う


今の社会では生きづらい。大学行くのが当たり前の世の中

「外見至上主義」や「能力による階層化」が進んだ今、「普通人間」という水準が爆上がりして子供に求められる能力が高すぎる

とにかく子供のしたいことをさせるには財力は絶対に不可欠

子育てに伴う人間関係は面倒

ママ友付き合い、受験戦争、近所付き合い、親戚付き合い「子供を産んだ」ということだけが接点の人間との付き合いはリスクが多すぎるし苦痛

親戚やママ友からの、顔面比較能力比較セクハラなど、犯罪まがいの暴言差別子供母親を傷つける


国が求めるような消費と納税が出来る子供を3人産んで大卒にするには財力も体力が必要

20代までに結婚20代前半で第一出産、35までに産み終えるなんて高校卒業してすぐ結婚するような女になるしかない


から老後に2000万円貯金しろとも言われている時代に、さら子供を1人の養育費教育費総額約2,000万~4,000万円も用意できない


さら住宅ローンもある場合、1億という金をどうやって稼ぐのか正直イメージできない。もっと安くできるという意見もあるだろうが

子供労働力になった時代じゃあるまいし、学費ケチって子供可哀想な思いをさせてまで産みたいと思えない


そもそも生涯のうちに産める適正タイミングがない

正直国の理想では1020代子供を産むのがベストだが、高卒結婚して金のない状態ですぐ産むなんて多くの現代女性には不可能

大学や働きながらの妊娠出産ヤリマン呼ばわり。職場学校マタハラを受けることもある。キャリアを維持するために産んでも育休が取れない。キャリア形成の出来てくる30代で産むのは厳しくリミットが訪れる

やっと自己実現可能になった40代以降ではかなりハード


とにかく変化の激しい世の中で10代で計画的に80年以上も生きる人間自分意志で作ること自体無理ゲー



anond:20240119100120

この世の中に80年も生きる人間を作る方が大変だと思うが?


子供を産むことは起業するよりもギャンブル性が高く後戻りができない

子育て自分に合わなくても、子供を育てるお金が無くなっても、離婚しても、元の子供の居ない人生には二度と戻れない

会社のように廃業倒産そういったことが何もできない。自分意思決定できない。放棄すれば犯罪者になる


妊娠間中身体精神負担が大きく10か月間ほどの自由人権がなく、その後も高確率キャリアが途絶え20年間ほど自由を失う

産んだ後は社会的立場自分時間を全て失う、軌道修正は困難、社会制度がクソ

代替わりするので、自由時間がなくなるどころか、自分人生の主役ではなくなる

人生の主役の座から降りることになり、自分子供人生インフラしかも、体作り頭作りメンタル作り体験作り等も策定するコンサルインフラ

両親の自己肯定感が高くないと難しい。このことを理解せずに子供を作ると毒親になってしま
子供競走馬ではないと思う


男性リスクを一切負わないから不平等、そのため軋轢も起きやす

女性は1年近く身体不自由麻酔もかけずに時間自分人生を失い命がけで子供を産むのに対し、

一切痛みを伴わず一瞬の快楽だけで自分の子供が作れる男性側は楽しいし、家族を養わなければならない場合基本的に世話も出来ない

男性のように子供を産んでも楽しさや自由があるわけではなく、女性自分人生をすべて失うことと引き換えになる


100%健常な人が生まれると保証できない

知的障がいや発達障がい、身体障がいを持ってしまった場合育てる時間や労力がない。健常者で大学に行かせても将来ひきこもり病気になる可能性がある

医療現場で勤務経験のある自分現実が見えて周りにそういう状況で苦労している親御さんばかりで、何も明るいイメージが出来ない


老後の世話をしてくれるとは限らない

仲の良い家族でも世話はしない。障害を持っていると世話はしてもらえないし、たとえ自分の言うことを聞く健常者が生まれても独立するとホームに入れて会いに来ないし、海外移住もある

ヤングケアラー奴隷にさせることになる。昔のように子供が親と一緒に住んで下の世話までさせるのは虐待だと思う


今の社会では生きづらい。大学行くのが当たり前の世の中

「外見至上主義」や「能力による階層化」が進んだ今、「普通人間」という水準が爆上がりして子供に求められる能力が高すぎる

とにかく子供のしたいことをさせるには財力は絶対に不可欠

2024-01-07

anond:20240107112253

言いたいことはわかる。

現に安楽死制度を作っている国も実在する。

でもそれをやると社会制度被害者もまとめて処理できてスッキリ!みたいなことになりかねないと思うんですが

2023-12-29

夢を叶えてプロ野球選手になるのが素晴らしいのなら

なぜ、全員がプロ野球選手になれる社会制度にしないのだろうか?

みんながプロ野球選手歌手になったりできる社会のほうが豊かだよね。

仕方なくする仕事廃止するべきだよね。

anond:20231228162504

多様性を認めることは、マイノリティを通常の枠とは別で保護するというような点で市場競争と相反するように見えるが、実は根本原理は同じ。

マイノリティ差別しちゃダメだよ辛いなら支援するよという制度はあるが、制度の側から寄り添ってきてくれてマイノリティ保護してはくれない。保護を求める側が行動しなければ制度を利用することはできないのである。そして制度を利用するためには、制度に認めてもらうための努力をする必要がある。すると市場競争と同じように、制度に認めてもらうことを求めるマイノリティ同士で競争が生じるのである

市場競争は、社会制度伝統的な価値観により生産された余剰を消費していくだけで、余剰を生み出すことはなくどんどん衰退していく。多様性を認めることは市場競争と同じように競争が生じるので、衰退していくのも同じ。

2023-12-25

普段搾取だとか奴隷だとか現代社会制度を鋭く批判してらっしゃるはてなぁの皆さんも「優勝すれば売れっ子になれるという夢を見ている月給数百円の芸人達(大半は売れずに芸人を辞めるだろう)を煽って競争させて視聴率を稼ぐ」という搾取のものシステム批判せずに存分に楽しんでいるようで何よりだ。

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