はてなキーワード: ボーイズラブとは
http://anond.hatelabo.jp/20090109215812
僕はちょっと前まで現役中学生でした。中高一貫の男子校ですが、彼女いる奴は全然いません。一人彼女いる奴が現れたらニュースとなって人だかりできるほどです。ボーイズラブもありません。
こんな風に今の若者だけが乱れているみたいに煽るのはやめてください。僕は今の30代の女性がどんなにエロいかを知っています。それを書きます。
彼女の欲しかった僕はミクシィを使って作ろうとしました。僕は今のところ結構可愛くて、自己申告ですが鈴木亜美に似ています。出会いのキッカケがあれば結構モテるんじゃないかと思いました。
でも、全然無理でした。メッセージ交換まではできますがその後の進展はゼロ。そういう時に「年下クンブーム」なるものが起きてるとJ-CASTか何かで知って年上狙いに切り替えてみたんです。
そしたら全然反応が違いました。プロフに「年上の女性と仲良くなりたいです」なんて書いて足跡つけまくったらそれだけでメッセージが何通もきました。10代や20代からは全然反応ないんですが30超えると急にいい反応がくるんですね。メッセージからもエロさが匂ってくるっていうか・・・。
ちょっと紹介しちゃいますね!
10代の方だったのでビックリしました。年が離れていますが大丈夫でしょうか?
写真、かわいすぎです(^-^)vなかよくしたいです????
それで返信したらすぐにこんな文面の入ったメッセージがきて・・・。
「おねーさん??」って甘えられてくると「なーに???」って
つい言い返しちゃう。
「こいつ可愛い??」って思ったら髪の毛にキスしたり頭を撫でてあげたりするのも
好き(爆
可愛い子には思いっきり可愛がっちゃうtypeですo(≧∇≦o)(o≧∇≦)o
みんなこんな調子だし、エロいこと書いても受け入れるし、「こっちにメールする?」って携帯のアドレスや電話番号とか書いてくるし。電話して「お姉さんの声、綺麗ー。会いたい!」なんて言うと「今度の金曜、開いてるけどどう?」なんてすぐに会えちゃうし!30代ならこんな簡単に発展してしまいます。皆さんエロくて脇が甘いです!
一人は会ったら露出度高いムチムチな服だし第一声がニヤついて「いいね」って頭撫でてくるしエロかった。デートしつつ初体験が30代ってどうなのかな?って一瞬思ったけど、気づいたらカラオケボックスで抱きつかれてすごい勢いでディープキスされるし服脱がされるし(乱暴でシャツが伸びた・・・)。
要は30代の人はすぐに発展できるしエロいし身体柔らかいしマンコ暖かいしもう最高!! 二ヶ月で4人と会えてヤれました。昨日も会ったし・・・。
たくさん楽しんでおいてなんですが、こんな簡単に10代にエッチなことをしてくれる30代の女性は問題じゃ?って思ってしまいます。ネットで簡単に出会えますし・・・。
書店では手に入らないものもあるよ。
好きになった作家の作品をコンプしようと思ったら図書館に頼らざるをえないこともある。
エロシーンの無い本だってたくさんあるし。
痛いニュース(ノ∀`):ボーイズラブ本を18禁扱い→「住民グループ」が猛反発→18禁扱いを解除…大阪・堺市図書館
これのコメントを見て胸糞悪くなった。
なんなの?こいつら。
こんなホモフォビア(同性愛嫌悪)、ミソジニー(女性蔑視)丸出しで恥ずかしくないのか?
女も男向けのエロを排除するとか言うけどさ、女性の男性嫌悪の多くは実体験に基づいてるけど、
男の同性愛嫌悪とか女性蔑視とかって、大抵何の被害にもあってないよね。
こいつらの中のただ一人でも、BL読んでカンチガイした男に襲われたとか精液ぶっかけられたとか、電車内で痴漢されたとかしたの?してないだろ?
女性は一歩間違えばされるんだよ。エロ読んでカンチガイした馬鹿男に。
それだけでも保身に走るには十分な理由があるんだよ。
こいつらは何から自分を守りたいの?
ブサメンでもイケメンでも、女に「エロ本読んでオナニーしてるなんてキモい」とか「エロシーンのある小説でオナニーするなんてキモい」とか言われたの?言われないだろ?
なのになんで、「こいつらオナニーしてんだろ、キモい」とか言えるわけ?
はっきり言って理解できない。
思うところがあったので書いておく。
オタク文化大勝利!!
http://anond.hatelabo.jp/20081220191940
それなのに最近なんだか様子が変だ。特にオタクを自負する人たちがおかしい。こんな素晴らしい状況に水を差そうと頑張っている人たちがいる。
「そんな奴らはオタクじゃない」「ゆとり」「ニコ厨」「ぬるい」と言ってせっかくやってきた人たちを馬鹿にして排除しようとしている。いったい何を考えているんだろう? さっぱりわからない。
この危機への恐怖を体現しているんじゃないかという発言を見つけた。DJ TECHNORCH氏のブログでのエントリー『自分語り133 - DENPA!!! 「超ライトオタク」 言説』への有村悠氏のコメントだ。
Yuu Arimura | 2008年12月23日 09:46 | 返信
ユリイカ共著者のぼくが申し上げるのもなんですが、どうにもついていけないというか肩身が狭いですね、こういう人々に対しては……。岡田斗司夫をロールモデルとして人生の半分を生きてきたぼくは、滅び去る種族なのかもしれない。
このコメントの「肩身が狭い」に全てが集約されているような気がする。「居心地が悪い」にも言い換えられる。
そしてこのコメントに対してDJ TECHNORCH氏は『もしよければ具体的に「肩身の狭さ」について教えて頂けませんでしょうか。』と返している。
この「肩身の狭さ」の理由を考えることがそのまま現在のオタクの危機を炙り出すことになるのではないだろうか。
数人の気の合う仲間だけで作り上げた秘密基地。仲間以外に教えず秘密を共有しながら遊ぶのはそれはそれは楽しいだろう。
しかし、ある日少年が秘密基地に遊びに行くと何故か基地を知らないはずのそんなに仲良くないクラスメートたちが基地内で遊んでいるのを目の当たりにしてしまう。
誰が教えたのか発見したのかはわからないが、クラスメートたちに知られてしまったのだ。この時やってきたクラスメートが「ここすごい楽しいな」と言ってきて素直に「うん!」と答えて一緒に遊べないのがオタクなのである。
「僕たちが作った基地なのに……」「僕たちだけの遊び場だったのに……」という思いが湧いてきて「盗られてしまった」と感じるのだ。
素直に一緒に遊ぶことができず、下手したらやってきた人間に対して楽しみを取られたと怨嗟の念を抱いてしまう。
このような反応をしてしまうのは非モテ・非コミュの人間です。オタクコミュニティは非モテ・非コミュの受け皿としての役割がありました。しかし、今それが崩壊しようとしている。
オシャレな人がやってくることによって「ダサくてもいい」という機能が失われ、きちんと異性と恋愛関係が築けている人がやってくることによって「恋愛できなくてもいい」という機能が失われ、美形な人がやってくることによって「ブサイクでもいい」という機能が失われ、コミュニケーション強者がやってくることで「話すことが苦手でもいい」という機能が失われる。
オタクには「遊び場」と「逃げ場」が同時に失われてしまうという危機がやってきているのです。
そう考えると誰よりも先に危機に瀕していた、いや常に危機状態にあったのは女性オタクの皆さんではないかとも思う。身なりを整えろ、女性らしく振る舞えという圧力は男性のそれの比ではないだろう。そして、実際に現れ始める身なりの綺麗さとオタク趣味を両立させる人間たち……未だにコミケなどに行くと「ださい」「もさい」女性がいるがこの危機をどう乗り越えたのか非常に興味がある(私の周りにも女性オタクはいるが、完全に男性オタクコミュニティに溶け込んでいるか、サブカル系しかいないのでサンプルにならない)。
それが「ボーイズラブ」「ドリーム小説」というジャンルの誕生やウェブサイトの引きこもり状態化と関連があるのではないだろうか、とも思ったがあまり詳しくないのでやめておく。
さて、タイトルの「でも、大丈夫!」は何の根拠もない希望的観測である。しかし、先人たちが「オタク文化」を発見し作り上げたように、これからの世代が新たなる非モテ・非コミュの受け皿を発見してくれると信じている(それは「再発見」かもしれない)。
今、危機感を感じ肩身の狭い思いをしている人間はコミュニケーション能力を磨いて迎合するよりも全力で新天地を探そうではないか。そう提案したい。
それが新たな文化の形成・発展に貢献すると私は強く信じている。
ところで今、一番危機に瀕しているのかは誰なんだろうかと考える。それはおそらく若い世代でありながら新たな潮流に馴染めず、新天地を探すような余裕もなくオタク業界に既に片足を突っ込んでいる人物……そう、有村悠氏(id:y_arim)のような人物になるんだと思う。
女性向の本とか同人誌扱ってるお店に時々行く女オタクの私ですが、この前初めてカップルを見ました。そもそも店内に男性がいるイメージが少ないので(男性がいてもおかしくないけど)おお、と思ったのもあるし、手を繋いでいる「完全なカップル」は初めて見た。彼女が女性向け同人誌を見てる合間、彼氏は(若干居心地悪そうに)棚の合間をうろうろ。で、その二人はしばらく滞在したあとに、手を繋いで去っていった。(彼女が時々彼氏にジャンルの話してたみたいだけど、内容を聞く限りやっぱり彼女だけがオタクっぽかった。)こっちも物珍しいもの見た気分。これが「となりの801ちゃん」みたいなもんか!って。(読んだことないけど)
奇遇なことに、同じ日に同じ店でもう一組カップルを見た。何でそんな長い時間滞在してたかってのは…まぁ、色々私も商品を見ていたからです!えーと、さっきとは違う人達でやっぱり手を繋いでいたから多分カップル。その二人の場合は、お店探検!って雰囲気が強くって、女の子の方もボーイズラブや同人誌を見て(どちらかというと珍種を見る声で)キャアキャア言ってたからほんとにカタギのカップルなんだと思う。
思ったことは二つ。1つは普段からアキバのゲーム売り場とかの男性率の高さに肩身狭えなあとか思ってて、時々ギャルゲコーナー覗いたら目をそらされたりしておいおい仲良くしようぜどうせ同じオタクだしよ!とか思ってた私ですが、なんか…買えないね!買えない!男の前で買えない!買えないよ!ほんと悪かった!オタクやってるのスゲー楽しいしゲームやる自分にも(時々同人誌買う自分にも)そんなに後悔はしてないけど、やっぱり男の前じゃ買いにくいわ!本屋で女性店員の時にエロ本持っていきにくい気持ちがよく解った!昔男性向け同人誌のコーナーに迷い込んだことあったけど、その時の刺さるような視線は気のせいではなかったのかも知れないと今は思う。
その2は、きっと時間帯が悪かった!多分オタク趣味を嗜む人の数が店内に多かったらvsリア充(畜生!)に対してもそんな肩身狭い思い、しなかったね!
まぁ、気にしすぎ意識しすぎ自意識過剰と言われればまぁそうでして、ほんとに欲しいものならレジが男だろうが女だろうが気にせず買って帰ると思うんですけどね。趣味>>>>>>>恥や外聞って感じで。自分が接客業やってるから判るけど、向こうも毎日何十人何百人もいる客の顔なんざ覚えてないしさ。
最近となりの801ちゃんとか腐女子彼女とかの人気からか
ボーイズラブの特集を見かけるようになった。
そうやって仲間が増えることは嬉しいけど、
知らない人からしたら気持ち悪いだろうなあって思ってしまうのも事実。
ボーイズラブが特殊なものっていう意識が薄れてる人が多い気がする。特に若い子。
ボーイズラブは万人受けするもんじゃなくて、むしろ少数派で嫌悪する人の方が多いっての忘れてる。
それに自分達が楽しんでいることによって、気分悪くしてるゲイの人だっているんだから
自分のしてることは少なからず他人に迷惑をけているって自覚がもう少しあるべきじゃね。
ゲイに謝るBL作家のシーンがあったけど、そういう気持ち忘れちゃいけないと思う。
別に楽しむなとか、常にそういうのを意識しろとは言わないけど、もう少し自重して欲しい。
大声で「○○×○○っていいよね??」って電車内で喋ってる人は
自分がどれだけ痛い目で見られてるか気づいてんだろうか。
それは読む本を間違ってる。
男と男の恋愛物で、Hシーンが少ないのはJUNEっていうジャンル。
今のボーイズラブはHシーンばっかりだと思う。
友達からボーイズラブの本(ギャグ)をかりたら面白かったから、他のも読もうと漫画と小説を何冊が買ったら全部エロだった。
しかもその中に2冊がなんで規制マークついてないのって思うくらい激しいエロでぎょっとした。
少女漫画でよくエロが過激だって問題になってるけど、ボーイズラブも似たような現象なんだろうか。
ボーイズラブ好きの友達に聞いたら、今のボーイズラブはエロ入ってないのを探すほうが難しいって言われたし…。
それって読者がそういう内容を望んでるから増えてるんだよな。
何かの雑誌であったボーイズラブ特集で、女性がボーイズラブを好むのは
「自分と関わりがないからファンタジーとして見れるから。あと女性はエロよりも心理描写を好むからエロ目的で買う男性とは違うのよ!」
みないなこと書かれてたけど、純粋にファンタジーとか純愛を楽しんでるなら、必ずしもエロはいらないはず(作品によっては入るのはあるだろうけど)
本当に心理描写を好んでるんだったら、エロばっかの内容の本がこんなに多く出るはずない。
確かに男性向けのエロ漫画と比べると心理描写が細かく書かれてるけど、
別にボーイズラブにエロを入れるなとは言わないけど、それにしたっておかしいくらいエロ多いよね。
何か無理やり鬼畜めいたことさせてるのとかあったし…。マゾ願望でもあるのこの漫画家?
ボーイズラブ知らない人が、男同士を絡ませたエロ本でしょ?って言ってるのをよく目にするけど、
これじゃあそう思われてもしかたないよなあ…。
それに反論する人もいるけどさ、こんな現状じゃ説得力ないような。
もちろん純粋に心理描写を楽しむ人もいるんだろうから一概には言えないけど。
男性向けのエロ本は男好みの女ばかり書かれて面白くない。女性が描いたエロの方が面白い。でも男女だと生々しくて嫌。
そんな条件に叶ったのがボーイズラブだったんじゃないかなあ、って思えてならない。
つまり女性にとってのエロ本みたいな(限られた人しか読まないけど)
それにボーイズラブって規制がゆるいみたいだから、未成年の女も気軽に買えちゃうしね。
ボーイズラブを好むのは純粋だ、ファンタジーだから、とか言ってても、結局は綺麗事めいた理由をつけてエロが見たいんだろ?って突っ込みたくてならない。
上の文中では「セクハラ以外のなにものでもなく」と強い語調で非難されているが、果たしてそうなのか? もしそうだとすれば、いったい誰に対するセクハラなのか?
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コメント欄より
「男性同士が抱き合っている・キスをしている」などの絵を猥雑であると感じる人間にとっては「環境型セクハラ」であると考えざるを得ませんが、この投書者の立場は「子どもに対する影響を心配する親」らしいので、セクハラという言葉は不適切ですね。
百合百合なレズものエロ小説を大量に開架に置いたとき、それに《性的な羞恥心やとまどい》を《意図に反して感じさせられる》人が一定以上いることは普通に理解できると思う。「レズになんてエロを感じないわ」という純粋培養的100%ノンケな方(それ自体余りノーマルな存在ではないと思われるが)以外は、それが性的行為の一種であることは理解されるし、『そういうことはこっそりやりなさい』といういらだちやとまどいを感じるのは当たり前だと思われる。
それに対して「そういうとまどいを感じるのは、ホモフォビアだからじゃね?」という返し方をするのは、それ自体二次的なセクハラに近い、大変タチの悪いやり方だと思う。今回の堺市の市民の方にもしケチをつけるなら、それは「性をタブー視すること自体についての是非」という文脈でであって、同性愛者差別の文脈でではないはず。
(追記)
いわゆる「ボーイズラブ」というものが、近年「一般的」になっている
http://anond.hatelabo.jp/20080516210532 x http://anond.hatelabo.jp/20080516212818
こうですか、わかりません><
きはらおとせではない。このはらなりせと読む。彼女はボーイズラブ作家である。男同士の恋愛を主軸にした物語を精力的に書いている。
いや、ここで引く前にちょっと聞いてほしい。まずボーイズラブの現状を知ってもらいたい。
諸兄がボーイズラブに抱くイメージはどんなものだろうか。例えば王子様、例えば美少年、例えば美形青年実業家。そんな見目麗しい男たちがキャッキャウフフと乳繰り合っているというイメージだろうか。それはあながち間違いではない。確かにそういった作品群が大半を占めるからだ。ただし、それだけかというと答えは否だ。
ボーイズラブの懐は思ったよりも深い。時代物あり、ファンタジーあり、サスペンスあり、不細工あり、さえない親父あり、バツイチもありだ。人気作家に限られるが、男同士であれば何を書いてもいい土壌がある。木原音瀬は間違いなくその「何を書いてもいい」という特権を与えられた作家だ。
彼女の作風をひとことで言うと「痛い」。キャッキャウフフなどは微塵もしていない。人は愚かで、人を愛することによってさらにここまで愚かになるのかという現実を、圧倒的筆力でこれでもかこれでもかと叩きつけて来る。痴漢冤罪で収監された男、HIV感染者の男、死体を隠した男、女装が趣味の男、肥満体型の男…彼らが紡ぎ出す恋情そして執着は、私たちの心に深く楔を打ち込む。ここまで高品質の愛憎小説を、彼女のような頻度で上梓している作家は一般誌でもそうはいないだろう。
木原音瀬の人気は、まず、彼女の本を出すためだけのレーベルがあることで証明されている。彼女の小説と、そのコミカライズ作品のみ掲載されたムックも現在4号まで出ている。例えは難しいが、乙一・西尾維新クラスだと思ってくれていい。毎月80冊前後出ているボーイズラブ小説界において、間違いなくトップクラスの人気を誇っている。
ただしその人気が、彼女の実力に相応しいものかというと、そうでもない気がしている。評価が高すぎるのではない、低すぎるのだ。ボーイズラブ界は良くも悪くも読者が熱心で財布の紐がゆるい。需要と供給が小さな輪の中で完結してしまっている。いくらボーイズラブ読者が多くなったとはいえ、分母となる絶対数が足りないのだ。これでは高評価にも上限がある。
もちろん私は彼女に、一般向け作品を書けと言いたいわけではない。今のままの作風でなんら不足はない。考えてみれば、日本の文壇で同性愛表現が完全にタブーだったことなど、一度もないのだ。ニアボーイズラブ作品に至ってはそこらじゅうに転がっている。問題なのは、ボーイズラブ読者以外の人々に彼女が知られていないこと。店頭でもまず足を運ばない書棚に並べられていることなのだ。
まずは彼女を知って欲しい。店頭が恥ずかしければAmazonでも7&Yでもいい。何ならBOOK OFFでもいい(後で新刊を購入するのなら)。よしながふみを、オノ・ナツメや佐原ミズを見出した人々に、いま少しの歩み寄りを願うのは贅沢なことだろうか。木原音瀬のような類まれな才能と作家性を併せ持った作家を、私たちは天井のある籠の中で飼い殺している。そのことに対して罪悪感を持つ程に、私は彼女の作品を愛している。どこに出しても恥ずかしい木原音瀬信者なのだ。
http://anond.hatelabo.jp/20070624124250
んじゃあ私も書いてみよう。 *論点がズレたので修正して再ちゃれんじ
それは女子向けではなく、いわゆる冒険少年アニメ。異世界とかメカとか出てくるやつ。とにかく異様に面白くて、今から思えば男の子同士の友情やら関係やらを見るのが楽しみだったんだと思う。学校では友達と交換日記をしたり、小説を書いて読みっこしたりしていた(健全)。
当時ジャンプはエロ路線が強かった。兄ちゃんちから持ち帰ったのか面白かったから自分で買ったのか不明だが、電影少女とバスタードでオナニーを覚える。なんか、親とかきょうだいが居る部屋でもぞもぞしてたような記憶もあったりして思い出すと死にたい。あと、何を考えたか親に刑事もののもろエロ漫画を買わせたこともある。なんであんなことをしたんだ。そんで思い出せないあの漫画が何だったのか今でも知りたい。
中学に上がった、まだ腐友は現れず、一人で色々開拓した
もともと読書が好きだったので、コバルト・白泉社・りぼん・ジャンプを経ながら、本屋で買える商業BL漫画と小説にもいった。お約束の高河、クランプ、尾崎。当時目立っていたルビー文庫。男女の本も面白かったけど、恋愛ものは男同士の本のが私にはより面白かった。そして、より興奮した。当時は腐女子って言葉はなかった。ボーイズラブもメジャーな言葉ではなかった。たぶん「じゅね」とか「やおい」かな。あと「アニパロ」? 私は脳内では単にホモ漫画ホモ小説、と呼称してた。人生の本、友情の本、男女の本、BLの本。色んな世界を知ったり、考えたり、感動で泣いたり、オナったりした。図書館にあるような本もいっぱい読んだ。とにかく、授業、お喋り、読書、創作、と虫みたいな日々。
これが自分の生きる道、と定まってくる時期なのか、グループ分けが明快になってきて、本好き漫画好き創作好きーな人々がわらわらと目につくようになる。貸し借りや話しをするようになり、同人誌の存在も知る。ずっとオリジで小説らしきものは書いていたので友人のハマっていたジャンルの同人誌にゲストしたのがきっかけでパロディのサークル活動を始める。パロでやおい的関係を書くのにもまるで抵抗はなかった。好きな漫画だったのでキャラは頭に入っていたし、セリフもするする出てきたし、その登場人物を動かすのは楽しかった。
それからずっとハマって、読んで、書いて、の無限ループ
が現在まで続く。もちろん他の遊びとの熱中度により濃淡はあるものの、自分で書くメインのジャンルはもう10年以上、あとはその時々でイイ!と萌えたものを追いかける感じ。ホモ書いてるほうが楽しいので、いつのまにかノーマルものやオリジナルものは書かなくなった。読むのは今でもなんでも読むし好き。
腐女子のわたしと、婦女子のわたし
大学構内には腐友は一人もいなかった。腐な話も一切せずに交友関係を築く。サークルに入り健全キャンパスライフ、一方帰宅後や休日には腐としてサイト開いたり小説書いたり同人出したりイベント行ったり、という完全二重生活。それぞれの場所で友人はカブっておらず、会話もそれぞれまったく違う話をして盛り上がっていた。2つとも手に入れたみたいでそれが楽しかったし充実していた。実際かなり忙しなかった。
その傾向は社会に出ても続く。たまーに会社で腐レーダーによりお仲間を見つけ出してびびったり、声をかけたりしてみる。そういうときは「え?!なんでわかったの?!まさか同じだと思わなかった!」と驚かれるので、なかなかうまく隠せているらしい。腐の面を持たず普通に生活するより、単純に友達が2倍になってる気がする。TPOをわきまえる、女子としての幸せ(安穏)も捨てない、ホモ妄想も捨てない、そういうのを目標にしてこれからの人生生きていくつもり。まあときどきじれったさはあるけれど、どっちも好きで必要だから仕方ないかな、と割り切った。
彼氏もいるけど腐であることを言ったことはない。言う必要もないと思ってるし、説明できるもんでもない。見た目と違って意外に漫画に詳しいな、とは言われたことあるけど。私が彼氏に延々興味のない野球の話をされたらきっと退屈だろう。同じように、彼氏もきっと私に延々腐な話をされても退屈だろう。だから、趣味の合う分野の読書とか映画とかキスとかで盛り上がる。
こうして隠れ腐女子ができあがりました。こんだけ世間に「腐女子」というレッテルのイメージが広がってしまうと、もう今からはますますお仲間以外には名乗ることはないんだろうなー。
5月19日(土)午後9:30??9:59
『だって好きなんだもん!??“腐女子”だって恋をする??』
東桜中3年C組の平川佳奈(ひらかわ かな)は、文章を書くのが大得意。土岐頼晃(とき よりあき)と共にクラスの新聞委員を引き受け活動をしている。そんな佳奈には誰にも言えない秘密がある。佳奈はボーイズラブに熱中する“腐女子”なのだった。佳奈を腐女子の世界に引き入れたのは、同じクラスの中島由美子(なかしま ゆみこ)。クラスの誰とも関わろうとせず、変わり者あつかいされている由美子と、明るくて人気者の佳奈。一見、正反対の存在だが、ふたりは「隠れ腐女子」の絆で固く結ばれているのであった。 しかし…。