2024-11-27

町中華は生き残っているが町蕎麦屋絶滅危惧種

一昔前までは、俺が知る限り関東地方の近郊住宅街には必ず一定範囲蕎麦屋があった。「更科」「砂場」「藪」などの屋号を受け継いだり、「長寿庵」のような「〇〇庵」という蕎麦屋一定地域内に一軒は必ず存在していた。

笑点小遊三師匠がよくネタに使うカツ丼もここから来ている。

実際には警察逮捕した容疑者カツ丼振る舞うことはないが、20世紀刑事ドラマや2時間サスペンス容疑者が近所の町蕎麦屋から出前されたカツ丼を食って自供するとういうフィクション定番ネタであった。

かつて各地域住宅街存在した町蕎麦屋は、麺類ならきつね、たぬきは当然としておかめ天ぷらカレー南蛮、鴨南蛮、など各種日本麺類蕎麦でもうどんでも出前しただけでなく、ラーメンタンメン味噌ラーメン、五目ラーメンなど日式中華麺類各種は必ず備えていた。丼物は上述のカツ丼は当然として親子丼天丼玉子丼、カレー丼、牛丼メニューにあった。カツライス(トンカツ定食)や生姜焼き定食アジフライ定食なども安価だっか。黒電話で出前を頼むと若い店員スーパーカブに乗って銀色の箱から麺類丼物定食も迅速に届けてくれた。ウーバーイーツとか現在配達サービスより迅速で丁寧だった。

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