はてなキーワード: 日式とは
フランス料理ってコースばっかりのイメージで、たまに定食形式で一品ドンと食わせてくれよって思う。
俺のフレンチとかあった気がするけど、あれがそうだったんたろうか。昔ちょっと話題になってたけどあんまり浸透してるイメージはない。
何かしらのオードブルが出て、何かしらのスープが出て、グラニテが出たり出なかったりして、何かしらのソースがかかった何かしらの肉や何かしらの魚のポワレなりパイなりが出て、デザートとコーヒーで〆る中で「これぞフレンチ」って感じのものがあんまり浮かばない。この食材を使ったこの調理法のコレ!って感じのが。
ロシアならボルシチピロシキなり、イギリスならフィッシュアンドチプスなりジェリードイールなり。アメリカもチリコンカーンやらハンバーガーやら、分かりやすい感じの代表メニュー的なやつがある。中華なんて日式の微妙なラインも含めたら無限にあるのに。
コロッケがフランス料理というのは有名な話だけど、ひき肉混じりのハッシュポテトを揚げたいわゆる日本のコロッケがそうかと言われると微妙っぽい。
エスカルゴもサイゼ以外では中々見ない。あそこ一応イタリアン名乗ってるし。
フォアグラもそう日常的に食うもんでもない。自分の肝臓がフォアグラになっちゃうし。
イタリアンは定食かと言うと微妙だけど、それこそピザパスタのメイン一品軸でサクッと楽しめる。フレンチもそんな感じで食いたい。
フランス人とて毎食毎食コース料理食う訳でもなかろうし、日常的な飯の中で自然に入り込んでくるフランス色みたいなのを楽しみたい。
結婚式に白ネクタイするのダサいだろって思う。より正確には黒ネクタイNGってのがダサい。
洋装のマナーとしては、略礼装に黒ネクタイは結婚式葬式両方に通用するフォーマルなものらしい。結婚式で黒ネクタイNGは日本のローカルルールで、最近では眉唾マナーじゃね?という考えも弱くはないらしい。
伝統がどうとかはさて置いて、ある程度支配力のあるものとして浸透はしているし、あんまり出羽守みたいなのは好きじゃないけど。
でも何より、見た目の問題として黒ネクタイかっこいいもんな。シャツとのコントラストが効いてパキッとするし。私はブルースブラザーズとかレザボアドッグスに憧れがあるのもあって、強くそう思う。まあこれは人によるだろうし、刷り込みの要素も強いだろうけど。
私自身は無地黒よりかっこいい色・柄は無いと確信しているけど、他人がそう思うとは限らない。日式TPOを内面化している人は渋い顔にもなるだろう。特に結婚式なんか、ゲストが自己主張をする場でもないし。
マナーに変化が訪れるまでは無難な色のネクタイを締め続ける事でしょう。些細な事ではあれ、わざわざ角を立てるような真似は避ける程度の社会性はあるので。でも黒銀とかで少しずつ抵抗してみようかな。
暑い。蒸し暑い。冷やし中華が食べたくなったが、日式中華なのでおいしい店を探すのが難しい。本格的な中華料理店には置いていないし、町中華はメニューや価格帯などからクオリティが想像つかない。同じ値段で驚くほどうまかったりベチャベチャにまずかったりする。曜日によってハズレがあることもある。
他に冷たい麺がないか考えたが、本格的な異国料理の店という安牌が切れそうなものが思いつかない。異国料理はクオリティと価格帯がだいたい釣り合っている気がするのに。
カペッリーニは細さだけ表していて、冷製パスタは日本で好まれるものらしい。
暑い国でタイ料理だと、ソムタムは気分には合うが主食にはならない。台湾は色々ありそうだが、基本的に冷たい物は食べない文化らしい。今は変わって来てはいるが。
よく考えたら、冷やし中華もお素麺も、水道水で冷やしただけだとぬるい。井戸があるか、早くに冷蔵庫が普及した国で、しかも暑いところは少なく、冷たい麺の料理も少ないのだろうか。
しかし全くないとも考えにくいのだが。
ああ、そんなことを考えているうちに店が閉まってしまう…。
どっかで聞いた話だけども。
アメリカ人の愛国心とは、合衆国と市民とのあいだで交わされている契約にもとづいた国家運営システム、それを市民ひとりひとりが主体的に動かしていることへの誇りだという。自分らの手ですばらしき国をつくっておるのだーーっていう職人めいたプライドだ。それなら余人でもまあ理解はできるでしょう。それは住んでいる土地への郷土愛ではなくてアメリカ合衆国という共同体システムへの愛だ。日本のそれとは感覚がちがうのも道理です。
日本国における愛国心とは、日本という国、ならびに世界一の歴史をもつ天皇家を、ひたすらひたすら盲信していく姿勢です。はじめに愛ありきなんすよね。愛せねばならない、とまで言いかねん。「なんで?なんで愛さないといけないの?」っていう疑問にたいする答えが、はたして納得できるものであった試しがありましょうか。愛国心なんてモダンなことばで着飾ってはいるけどもうほとんど信仰であるように見える。てか神道だわ、まさしく。
かように、日式愛国心とはもはや宗教なんで合理的説明ができない。愛国者たちは必死こいて屁理屈こねるかもしれないが、煮詰めてしまえば「愛国行為そのものが尊い。黙らっさい」という態度である。日本人ならなにがなんでも絶対国を愛せねばならないとすら思ってる。自民党改憲案に実際そう書いているし。公明党は創価学会だが自民党は国家神道じゃねーか、笑えねえ……。おまけにその体現者が今の首相だと思うと比較的死にたくなる。マジであいつどうにかしろよ。
生まれた場所を愛するという人間ならだれもが持ちうる当たり前の感覚、それは愛国心じゃなくて郷土愛。国家というシステムと郷土という場所とを混同して考えるからどんどん意味不明な方向に暴走しちゃうのをもっと自覚的になってほしいなっておもいます。郷土は永遠だが、国家とはたんなる組織やで。