2024-09-16

来月三十になる増田です

増田普通に高校卒業し、普通に大学に進み、普通に新卒で働き始めて今もその会社に勤めている。

二十五で結婚し、翌年に子供が生まれ、今は家族三人で慎ましくも幸せ暮らしている。

自分人生を端的に言い表せば「普通」。

学生時代には仲の良い男女のグループに属しており、それなりに思い出があるもの他人に誇れるような特筆すべき思い出はない。あくまで皆が体験したことのあるようなことしかないんだ。

もちろん、普通であることが悪いとは思わない。

しかしそれでも、たまに自分人生を振り返ったときに「まるでエスカレーターみたいだな」なんて思うことがある。

自分で大きな決断をして舵を切ったことはなく、ただ周りに合わせて、歩調を揃えることで逸脱することもなければ突出することもない。そんな風に人生を歩んできた。

俺は歴史に名を残すような偉業を達成することはないだろう。ネットにさえ名を残すようなこともない。大きな挑戦をしたこともなく、自分といった人間限界学生の頃から知っていたように、何に対しても背伸びをしてこなかった人生だ。越えられるハードルのあるところしか走らない。自分が凡人であることを嫌でも自覚させられる。それが少しコンプレックスなのかもしれない。

別にアウトロー的な生き方に憧れがあるわけでもないんけど、来月にはついに三十路突入してしまう。この人生に対する妙なモヤモヤ感というのは、何と呼べばいいのだろうか。

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