https://www.mod.go.jp/j/press/review/index.html
観閲式・観艦式・航空観閲式の目的は、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣(観閲官)の観閲を受けることにより、隊員の使命の自覚及び士気の高揚を図るとともに、防衛力の主力を展示し、自衛隊に対する国民の理解と信頼を深めるものです。
そこはリップサービスでもいいから「自衛隊に対する国民の理解と信頼を深めるものです。」でいいのでは?
最優先事項が「僕らのリーダーに僕らのことを見てもらうんだ!」では余りにもキモすぎる。
パパが授業参観に来てくれて喜ぶ小学生と同じレベルで軍隊を運用しないで欲しい(言うまでもないことだが、軍隊の運用に関わる工数やガソリン代は全て税金で賄われている)。
内閣総理大臣に見てもらうことで使命が自覚できるという発想がキモすぎる。
自衛隊は与党の私設軍隊ではなく、国防のための組織のはずではないのか?
せめてここは「国民に見てもらうことで、使命を自覚する」にしないとおかしいのではないか?(言うまでもないことだが、軍隊の運用に関わる工数やガソリン代は全て税金で賄われている。政治家のポケットマネーではない。)
政権与党が変わるたびどころかちょっとした不祥事の度にすげ変わるような人間に見てもらってどんな影響があるのだろうか?
たとえばこれが隊員の家族だとしたら、社会科見学かよという思いもないではないが「家族を守るためにも、俺は国家を守るぞ!」と士気高揚するのはまだ分かる。
官僚の作ったカンペを棒読みしてるだけのトッチャン坊やに見てもらって士気が高揚するというのは、身内に向けたリップサービスにしてもキモすぎる。