エンジニア組織に所属してまして上流工程を担当するmgrです。
本日企画承認会議でビジネス部門から商品企画が起案されたので、レビューと承認依頼がありました。
通常なら事前に根回しやすり合わせをして承認会議に臨むので、ハレーションは発生しにくいのですが、本日の企画は
事前レビューなし、完全初見、要求事項不明瞭、リターンも不明、何を開発すればよいかも不明、と散々。
そこで以下を聞いた。
・これのリターンは? → やってみないとわかりません
・リーガルリスク(主に景表法まわり)対策は? → あっ。。。
・売上計上方法は? → なんですかそれ。。。
初見の企画を見せられて、何も回答しないので詰める形になった。
同席してたビジネス部門の責任者から「お前がそんな詰め方をするから萎縮した」となぜか説教された。
「お前ひとりが騒いでる」とも。
なるほど、そういう理解なのか。
KPIも不明、開発工数はおそらく15人月はかかりそう、リソース逼迫してると説明しててもこれか。
15人月なら工期は半年以上は必要だが、3ヶ月ちょっとしか猶予がない。
ユーザーに真っ当なサービスを提供したい、するんだ。そのために有限のリソースを最適配布するんだ、と
意気込んできたけど、全部私の一人相撲だなこれは。
うちの人月単価@200なのでコスト3000万前後。部下は残業してまでも開発をしてる。
これに対して、クソ案件を安易に承認してしまうビジネス組織に絶望した。
もしくは、何も言わないで工数と工期を示すのみ、か?
ひとり60万で30人連れてきたら半月でつくれて1000万浮くな
その計算ができる時点で、あなた現実感がないってわかってる人でしょw 人月の神話をビジネスの人間に読ませたい。