ほんとすぐ死にたいのだけれど、死んで困るのは老人ホームに入居している母のこと。ホーム代は母親の年金でまかなえるんだけど、役所に申請するいろいろな手続きとか、半分ボケた彼女ができるはずがない。きょうだいはひとり居るけれど、こちらも強度の鬱状態で10年以上、声すら聞いていない。母親にも関心がなく、ただ私に押しつけている。いちばんの理想は母が亡くなって、そのあと私が死ぬことだが、90歳を過ぎてもまだ元気そうだ。車イスだけど。
こちらの経済状況も相当厳しくなってきた。もうお金をもらえたらなんでもいいので、初めて風俗店デリヘルの求人募集に申し込んでみた。でもやっぱりダメだった。免許はあるけれどペーパードライバー。「いまはドライバーさんしか募集していないんです」との返事だった。
でもなんか、ちょっとだけ心が軽くなった。LINEで応募したんだけど、向こうの担当者の言葉遣いが丁寧だったから。久しぶりに人に丁寧に扱われた気がする。
春先にクビになったWeb編集部の編集長は最悪だった。会議でも人を罵倒する。私の業務委託の契約を切るリモート会議のときの様子はいまで夜に思い出して寝られなくなる。
もともと1年契約だったのだが、6か月で辞めてくれと言われた。契約書の文言とかなにも読んでない人だし、そもそも私も毎週の会議が辛くなっていたので、「わかりました」と返事をすると、彼女(編集長です)はzoomの画面の向こうで
「やったあ!!」
と、両手を挙げてバンザイをして、小躍りした。あのシーンが今も私を苦しめる。迷惑はかけていないつもりなんだけどな。どうせ死ぬなら訴えてやろうかと考えたが、その仕事はその社の若い友人が紹介してくれたものだから、彼に迷惑がかかるのを恐れてやめた。もともとパワハラで有名な人物だが、旦那がその社の偉い人というやっかいさもある。それ以外にもいろいろひどいことが重なったけれど、また後日