マジで面白かった。ジブリ作品はほぼ見てるけど、上位に入る面白さだ。
いろいろいわれてるみたいだが、おれたちはただ素直な心をもって、アニメーションでしかできない表現の冒険活劇を楽しめばいい。
難しさとかかけらもない。メッセージ性の強いタイトルに反して、メッセージ性とか特に感じ取ろうとしなくて大丈夫だ。ていうかそういうの求めるなら本とか読もう。2時間の商業アニメーション映画にそういうものを仮託しなくていいのだ。深読みしてるやつは自分では気がつかないうちに、頭でっかちか、自己投影してるやつか、承認欲求が欲しいか、自分の感受性が枯れたことにも気づいてないハイチゾンビになってるかもしれないぜ。
まぁ深読みしてもいいし、そういうの話すのもそれはそれで楽しさはあるけど、そんなところを掘ったって結局出てくるのは自分自身なんだよ。
そんなことよりもっと大事なのは、心地よい情景とか、愛らしいキャラクターとか、世界観の不思議を感じることで、日本人が愛したというか日本人に多大な影響を与えた天才クリエイターの創るアニメーションを、存分に劇場で体感してほしいなと思う。
美味しいご飯を食べたとき、ただ美味しいと感じるように、子供の頃のようにかわいいとか危ないとか綺麗とか怖いとか味わってほしい。
子供がいたら見せてあげたいと思う。