当事者は壮絶な妊娠出産育児に追われ手当は最低限の保障、なんなら足りんと感じているし、
関係ない人は建前上祝福しても、好きで産むんでしょ?業務のしわ寄せは勘弁と思っている。
誰もが必ず利用する制度ではないので、全員が理解しあえないのも仕方のないことだ。
そもそも現代社会でキャリアや経済効率を考えたら、子どもなんて持たない方が確実に正解である。
でもそれじゃ少子化が加速するばかりだから、少しでも減速させようというのが現行の産育休制度だ。
それでも当事者にとって不足だから少子化を食い止めるほどの威力はないし、
一方で当事者外からは優遇と見えてしまう残念な状態ではあるが。
では、誰もが公平に感じられる産育休制度とは何か?
私の思いつく限りでは、以下の通りとなる。なお予算については考えないものとする。
1.すべての出産は代理母制とし、子どもには生まれた日からシッターがつく
(代理母が倫理的にどうなのかという問題はあるので、理想は人工子宮)
3.産育休制度はなくす
育児においても「ほぼ育児に関わらない父親」と同程度の関与でよい。
これなら、誰もが不公平を感じないのでは?
登場するすべての労働とその対価が、完全に個々人の選択の上に成り立つことになる。
ただここまですると、何のために子どもを持つのかみたいな話にはなる。
感覚的に良い策だとも思えない。