2023-04-03

ある特撮オタク女がTL構築に失敗した話

から書く話は2023年現在の現行作品話題ではないので、悪しからずご了承ください。

数年前のこと、ある現行作品にドはまりした女は、特撮アカウントなるもの作りました。それが悲劇の始まりだとは知らずに。

女は、最初は壁打ちでもいいというつもりでアカウント作りました。そんなアカウントでも徐々にフォローバックがされ、いつの間にかFF30〜40程度の普通アカウントになっていました。ただし、普通ではないことが一つありました。それは端的に言えば、20年前に囚われている人たちと俗にイナゴと呼ばれる人種に同時にフォローされていたことでした。また、ハマっていた現行作品も、序盤は良かったのですが中盤から終盤に向けて作品の粗が無限に見えてくる有様でした。

女は、俗に言う腐女子というものでした。特撮界隈の鉄の掟に従い、鍵アカウント作成しました。もちろん、20年前に囚われている人たちやイナゴたちも鍵アカウント作成しました。鍵アカウントの身内で、女たちは騒ぎ散らかしました。ただ、それも程なくして終わりが見えてきました。イナゴは次の現行作品に乗り移り、20年前に囚われた人たちはその脚本家が現行復帰すると聞いてそちらに乗り移ったからです。ちなみに、女たちがドはまりした特撮はその段階ではまだ終わっていませんでした。

女は、浮気が許せない性格でした。女は、次作が受け入れられませんでした。次第に女とその他のフォロワーの溝は深まっていきました。

女のフォロワーには、界隈で力を持つ人が一人いました。その人の創作には人が寄り、更に安定的職業についていることから信用し、女はそのフォロワーに泣きつきました。女は元のアカウントも曝け出し、そのフォロワー依存していきました。

時を同じくして、女は特撮アカウントを消し、特撮界隈のフォロワーと縁を切りました。

その後、女は幸せに暮らせたでしょうか。否、女は更に不幸せになりました。特撮界隈のフォロワーと縁を切ったつもりが、自分がボロクソに言われていることを依存しているフォロワーから知ってしまたからです。その時点で、女が好きな作品はまだ現行であり、イベントが残っている段階でした。女はイベントに行く度に、元フォロワーに遭遇しないかびくびくしていました。ある時は、元フォロワーイナゴが隣の隣に座っていたこともありました。女は身内アカウントで何度も何度も愚痴を言いました。フォロワーは慰めてくれましたが、元フォロワー愚痴は相変わらずで、メンタルがすり減っていきました。

そして、全てのイベントが終わる寸前、女はメンタル限界を迎えました。

「もうこれ以上は無理だ」

女は全てのアカウントを削除し、元のアカウントから特撮関係のない、信頼できるフォロワーのみを選んで新しいアカウント作成しました。もう特撮界隈には戻らない、そう決意をしていました。それでも、最後イベントが残っていたため、女はツイート検索しました。そうすると、アカウントを作り直したため、元フォロワーツイート検索に引っかかりました。まだ生きているのか、とホームを覗きに行くと、そこで自身ブロックされていることに気が付きました。

アカウントを作り直したのに、どうして、と。女は訝しみました。元フォロワーエゴサーチをし、先行してブロックしてくることは想定していましたが、流石に全部のアカウントを消してまで作り直したのにそんなことはできないと。女は、ただ一人それができる人間がいることに気が付きました。女の元のアカウントを知っている人間かつ特撮界隈の人間しか、それはできません。その条件に当てはまるのは、界隈で力を持っている心を許したフォロワーでした。

そうして、女は誰一人として心を許さず、今後は実際に関係のある身内以外にツイートを明かすことはないのでした。

めでたし、めでたし。

※本内容はフィクションが含まれています

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