■日本人の性行為経験の割合（年代別）

性行為未経験の割合は、20代男性の46.9％が20代女性の31.7%（膣、アナル、オーラル含む）。

一方、生涯経験人数が10人超の割合は以下の通り。

注：いずれも風俗サービスの経験人数は除く

アブストラクト

日本における性の健康と行動に関する全国的な代表的なデータは乏しい。

我々は、性的な行動や結果に関連する様々なトピックに関する質問を含むオンライン調査を実施した。

• サンプル：日本の20-49歳の男女8000人
• 層別化：性別で実施。
  • 日本の人口を反映するように年齢、婚姻状況、居住地域に関して重み付けした。

• 女性の82.9％が異性愛者、10.0％が無性愛者と回答した。男性は87.4％と6.9％であった。
• 女性の15.3％、男性の19.8％が、膣、肛門、オーラルセックスの相手を持ったことがないと回答した。（増田注：風俗サービス含めて相手がいなかったという意味と思われる。）

• 過去1年間に性的パートナーがいなかったと回答したのは、女性 45.3％、男性 44.5％
  • 最も高かったのは、40～49歳の女性（51.7％）、20～29歳の男性（55.1％）。

• 性生活に満足していると答えた人の割合は、女性27.8％、男性23.1％。
• 不満と答えた人は女性17.6％、男性27.1％であった。

• 週3回以上のポルノの使用は、20～29歳で最も多く（女性6.5％、男性34.8％）、年齢とともに使用頻度はやや低下した。
• 生涯において風俗サービスを利用したことがあると回答したのは、男性48.3％、女性4.0％。

ソース：Sexual Behaviors among Individuals Aged 20-49 in Japan: Initial Findings from a Quasi-Representative National Survey, 2022. https://doi.org/10.1080/00224499.2023.2178614 (慶應義塾大学 Cyrus Ghaznavi氏の研究論文) より抜粋 。アブストラクトはDeepLで翻訳後、大意を変更しない範囲で一部文章の体裁と表現を増田が修正。

Permalink | 記事への反応(1) | 22:59

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