2023-02-21

社会に出てからはてなの異常さに気付いた話

自分学生時代はてな(と言うかはてブ)に入り浸っていて、わりと面白いコミュニティだと思っていた。

言いたいことが気軽に言えるし、正論正論として認められる。

少し過激なところはあるけれど、これが大人世界なんだろうな、という漠然とした期待感みたいなものを感じながら属していた。

けれど実際に社会人として働き出すと、はてな通用した理屈が全く通用しない事に気付いた。

自分そもそも誤解していたのは、多分、「正論」という概念のものなのだと思う。

この「正論」というものは、人の立場環境というものを省いた、ロジック上の言わば机上の空論で、実社会においては効力がない。

いや実際には効力はあるのだけれども、それを行使してもデメリットしか無い。

何故なら働く上で相対しているのは見知らぬ他人ではなく、同僚や取引先やお客様からだ。

そういう相手ロジック上で勝っても誰も得しない。

生活において最善なのはお互いがwin-win関係になることで、俗に言うアサーティヴとかい関係性だ。

例え無茶ぶりをされても、咄嗟自分相手のお互いを立てて物事を進める、そういうスキル社会人になると求められる。

しかネット上の論争では、基本的に0か100かという白黒思考に陥ってしまう。自分を正しいと認識したら、相手は間違っているということになってしまう。

自分社会人になってから最初の1年間くらいはその思考からの脱却に凄く苦労した。

もちろんそういう我が道を行って成功する人もいるんだろうけれど、自分はもうそういう生き方は出来ないと思う。

  • そもそも白黒の世界だと思ってるのが間違い。薄ら笑いで左翼のフリをした次には右翼のフリをして投稿をしろ

  • 慕ってた大学の先輩やバイト先のにーちゃんらも実はペーペーだったんやって気が付く新卒2年目くらいのエモい感じでええやん

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