自分は学生時代にはてな(と言うかはてブ)に入り浸っていて、わりと面白いコミュニティだと思っていた。
少し過激なところはあるけれど、これが大人の世界なんだろうな、という漠然とした期待感みたいなものを感じながら属していた。
けれど実際に社会人として働き出すと、はてなで通用した理屈が全く通用しない事に気付いた。
自分がそもそも誤解していたのは、多分、「正論」という概念そのものなのだと思う。
この「正論」というものは、人の立場や環境というものを省いた、ロジック上の言わば机上の空論で、実社会においては効力がない。
いや実際には効力はあるのだけれども、それを行使してもデメリットしか無い。
何故なら働く上で相対しているのは見知らぬ他人ではなく、同僚や取引先やお客様だからだ。
実生活において最善なのはお互いがwin-winの関係になることで、俗に言うアサーティヴとかいう関係性だ。
例え無茶ぶりをされても、咄嗟に自分と相手のお互いを立てて物事を進める、そういうスキルが社会人になると求められる。
しかしネット上の論争では、基本的に0か100かという白黒思考に陥ってしまう。自分を正しいと認識したら、相手は間違っているということになってしまう。
そもそも白黒の世界だと思ってるのが間違い。薄ら笑いで左翼のフリをした次には右翼のフリをして投稿をしろ
慕ってた大学の先輩やバイト先のにーちゃんらも実はペーペーだったんやって気が付く新卒2年目くらいのエモい感じでええやん