性癖といっていいかもしれないけど、理屈抜きでこのコマがあるとゾワゾワしてしまうという表情がある
・なにかに驚いている
・目を見開いてる(どこも見てない、目が点になる、の状態)
・口元を隠すように手がある
要はいわゆる「ハッとなる」を表現したコマなんだが、どんなキャラだろうが男だろうが女だろうが生物だろうが機械だろうが(機械は顔がない場合もあるが)
この表情が好きすぎて興奮するのだ
状況としては
・ミステリー系などで点と点が繋がり線となった瞬間、その衝撃、おぞましさなどに思わず恐怖するシーン
・すごく好きだった相手の裏の顔などを知ってしまい、ショックを受けてるシーン
・自分の行動の間違いや愚かさを知って、思わずハッとなってしまってるシーン
あたりが好みだが、正直このへんのシチュエーションもどうでもいいっちゃどうでもいい
とにかく目が見開いて口元に手がいってて驚いてたりショック受けてるとああんもう!!ってなってしまう
自分なりに分析してみると第一にこれは恥ずかしさを感じてる相手に興奮してるのかな、とも思ったんだけど
普通に恥ずかしがってるだけなのはまったく響かないし、エロ系でも辱めとかはむしろ大の苦手
強いて言えばこういう表情を浮かべる時というのは物語的に大きな展開を向かえてるタイミングだったりするので
そういう読書体験を何度も繰り返した結果、パブロフの犬的にすりこまれてて、そういう表情が出てくるだけでよだれが出てしまってるとか?
これも多少はあるかもしれないけど、もっと根源的な興奮があるように思う
ちなみに実写だとどうかというとこれが全然響かないし、漫画よりずっと記号的に見えてしまってむしろ白けることのほうが多い
これは実写だともっと細やかな演技が可能だから、表情にはあまり出ないがよく見ると手が震えてるとかそれくらいのほうが良い
他にも漫画における感情表現って良いものが多くて、物語の中で登場人物の感情を一コマの顔アップで描ききるというのはもう漫画でしかできなくて
そこらへんほんとに漫画のすごいところだと思う