最近インデックス投資をディスる増田がよく話題になってるけど、俺はインデックス投資は賛成派というか、今は100円から投資できるんだから怖けりゃ金額少なくしてやればよくね?ってくらいのスタンス。
少なくとも資産全部を日本円で銀行に貯金している人に比べれば、一部をインデックス投資に回している人の方がよほど安全だと思ってる。
……ただそんな俺でも、”脳死でインデックス投資”というフレーズだけは首を傾げてしまう。
個別株は決算資料を見なきゃいけないし、分析も難しいし、値動きも荒いし、思惑が入りまくってわけのわからない動きをすることもある。
しかし「難易度が低い」からといって、脳死でいいわけではない。
例えば全世界インデックスに投資していたとして、突然50%程度の暴落が起きたとしよう。
これくらいの暴落は歴史を見ても相場に長くいればそれなりに経験するものだが、50%の下落となると必然的に「株なんて持ってる奴はバカ」とか、そういう悲観が相場を支配して、投資家たちの精神をめちゃくちゃ揺さぶってくる。
で、得てしてそういう悲観は、理屈で考えてみても正しいように見えるものでね。
株を売るのが正解に見えてくるわけだ。
そんな時、果たして何も考えずに投資していた奴が、適切な行動を取れるだろうか?
まぁ無理でしょ。
少なくとも普段から脳を使って投資方針を固めてきた奴と比較すれば、売るにしても買うにしても確実に下手だ。
よくわからないトレードをガチャガチャして、結果「何もせずガチホしてればよかった…」ってなるのが目に見える。
大げさに言っているように聞こえるかもしれないが、こういうのは本当にあるあるなんだよ。本当に。本当に。
……てなわけで、インデックスといえど、ちゃんと考えて投資しようぜ。