起きたら11時だった
まだ配偶者は隣で眠っていた
布団の中でツイッターをのろのろと覗く
サイゼリヤがなせだか話題になっていた。オイオイもうこの話題何度目だよと思いつつTL上で指を滑らせていたら、いつの間にか配偶者も目を覚ましており、私と同じようにスマホを見ていた。
気づけば時刻は12時を過ぎていて腹が減ってきた。「お昼何食べよっか」と私が聞くと、配偶者はニヤニヤしながら「サイゼ!!」と即答する。
こいつもサイゼ炎上を見たんだなと呆れながらも、私もいつの間にやらサイゼの口になっていたので快諾した。
簡単に身支度を整え最寄りのサイゼリヤに向かう。もう10年近く一緒に暮らしている私達にとって共に食事を摂ることはただの日常であり生活の一部だ。谷間の見える服も着ないし、オシャレなお店がいいとも言わない。ただ空腹を満たす行為である。
店内は同じようなネットユーザーで混んでるはず!!と配偶者ははしゃいでいたが、実際はそこまで混雑していなかった。赤ちゃん連れの家族、ドリンクバーの前で「ジュース!!!早く!!!」と泣いている幼児と「先に注文しないといけないの!!!」とその幼児を叱りつける若い母親、料理をすべて食べ終わり食器も下げられているのにスマホで自撮りをし続ける学生たち。
皆、生活をしていた。
「今日は全部払ってあげるから、好きなもの何でも頼みな!」なんて誇らしげに言う配偶者に笑いながら気になったものをどんどん頼んだ。二人で二千円分も食べるとかなり満腹になってしまった。
帰り道で些細なことから配偶者と喧嘩になった。この後買い物に行くかどうかなんて別にどっちでも良いのに何故かお互いにイライラしてしまう。
結局微妙な空気のまま帰宅したが、家に帰ってひとりでコーヒーを飲んでいると少し落ち着いてきた。せっかくの休日にバカみたいだなと冷静になって寝室で拗ねてる配偶者に謝りに行った。
「ごめんね」そう言うと配偶者は「チュウしてくれたら許してあげる」と唇を尖らせる。
カーテンが閉まっていることを確認して、私達の間に入って邪魔をしようとしてくる猫を部屋から追い出したあと、私は配偶者にキスをした。
俺も今日の昼嫁とサイゼいった。 料理が来るまでの間、ずっと間違い探しをやってた。
一連のこれってサイゼリアのステマなの?
そう。1件5000円でやってる。
Twitterと増田のメディアメックスってやつですな
おいどこのアフィリエイトサイトでやれるんだよ
こんだけ、さいぜさいぜ言われたら食べたくなっちゃうよね
anond:20220211221421
サイゼでパンなくなっても皿なめるのをクンニっていうんですよね。私もよくやります。