2022-01-26

[] そのひゃくはちじゅうきゅう

コルモゴロフーッス

 

ハインリッヒの法則について語ってほしい、と先日お題を出されたので調べた限りを適当に語っていこうと思うのですが

まず、『ハインリッヒの法則』とは何かと言います

アメリカ保険会社副部長だったハインリッヒさんという人がご自身の著書で発表されたものです。

その内容とは、

『同じ人間の起こした330件の災害のうち、300件は無傷で、29件は軽い傷害を伴い、1件は重い傷害をともなっている。

傷害を伴うにせよ伴わないにせよ、全ての災害の下には、おそらく数千に達するだけの不安全行動と不安状態がある』

というものでした。

また『人間不安全行動や機械的物理不安状態による災害の98%は予防可能』や『人間不安全行動(88%)は機械的物理不安状態(10%)の約九倍の頻度で出現している』というのもハインリッヒさんの提唱した法則の中にあります

 

以上のことから

災害を防ぐ事で傷害はなくなる。

不安全行動と不安状態をなくす事で災害傷害も無くなりますよね

と発表されていろんな労働環境採用されてきたのがハインリッヒの法則って奴だったかと思われます

 

現在では300:29:1の比率を疑問に思った人が何万件もの資料を見て600:30:10:1の比率を導き出したり400:80:50:3:1みたいな比率を出したりしてきて混迷を極めるというか、

まぁ、時代によって労働環境改善されたり、それでも避けきれない事故というものをしっかりと記録できていたり、と色々な思惑があります

 

そして、現代日本労働環境で『ヒヤリ・ハット』と呼ばれているものは『不安全行動・不安状態』のことを指しているかと思われます

から、『○○さんがボーッとしててぶつかりそうだった』は立派なヒヤリハットです。

『○○さんが前も見ずにお話をしながら荷物を運んで居ました、とても危険だと思います。』はKY危険予知)じゃないかと思われます

ハインリッヒさんの話から逸れてしまいましたが、労働してる時の危険予知を語る上で「KYとかヒヤリハットってなんなん?」という疑問の声はあると思いますので書いてしまいました。

言うなればKY』とか、『ヒヤリ・ハット』ってのは日本独自呼び方だと思われますです。

 

とはいえ、ここまで長々と書きましたがちょっとだけ労働環境に居たような素人が粗雑に語れるのはこの程度なので

各自必要があればインターネットで軽く調べたり本格的に書籍を買う、文献を読むなどして真偽を確かめてみても良いんじゃないかなぁと思われます

長々と失礼しました。

 

ということで本日は【些細な変化の察知よいか】でいきたいと思います

些細な変化の察知よいか些細な変化の察知ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

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