ひとの自死に関する内容です。つらい気持ちの人は読まないでください。
身近な人が亡くなった。知り合いよりは近く、友人と呼べるかは悩むくらいの距離感だった。
好きか嫌いかで言ったら、その人のことが好きだった。優しくて気配りができて、しゃべり方がきれいな人。それにユーモアがある。芸術に明るくて、色々な楽しみを教えてくれた。
そんな故人に対し、自分自身は優しくないし気配りもできないしわがままな人間だ。あの人は我慢して表面に出さなかったただけで、私の接し方が死を選ぶほどに嫌だったかもしれない。
交通事故で相手が傷を負った場合、過失度合いが低くても警察の取り調べがある。
今回の原因は交通事故じゃないが、人が死んでいるのだ。私があの人を死へ追いやった一部なら、ちゃんと調べて、逮捕して裁いてほしい。勝手な人間なので自分勝手なことを言うが、人ひとりいなくなった責任を自分だけで背負うことができない。
といったことを考えては消しなんとか日常生活をやっている。私のところに警察は来ない。
自分は恥知らずなので、従来人に相談するのは得意だ。悩みがあったら何でも家族や友だちに話してしまう。
だけど、この話については、おいそれと話すべきじゃないと感じている。自死はたぶん伝染するからだ。
生きていて何かの要素が満たされると、日常の選択肢に死が登場するんだろうと予想している。
今の所私の日常の選択肢に死がポップしてくることはまったくないが、自分が悩み相談をすることで、相談相手の「何か」にチェックが入って死を選択可能になるおそれがある。だから、今の自分は爆弾を持ってるみたいだなと思う。友達に爆弾を渡せない。
通話で色んな相談ができるカウンセリングサービスを使って、全然知らない人に話を聞いてもらうのが良いのかな。知らない人なら爆弾の威力を軽くして渡せる気がする。
この日記を書いたのもそういう理由です。もし、読んでくれた人の中に、これまでの人生で爆弾を受け取ってしまった(けどなんとか処理した)人がいたら、どうしたらいいのか、アドバイスを欲しいです。寝て起きたら全部うそだったって言われても、ほんとに絶対に怒らないから、こんなのはウソなんだよって言ってほしい。