欧米、特にヨーロッパの難民を見ていると、難民先(ドイツ等)に対して、職や自国民と同等の権利をあてがえ、一方で自身の信教にも配慮しろ、という主張が散見できる。
自分自身、難民になったことは無いし、難民の知り合いもいないという前提で発言するけど、一日本人的な主観としてはこれは傲慢だと思う。郷に行っては郷に従え。ヨーロッパにも似たようなことわざがあるよね。
人道的な難民キャンプを作ってくれれば、そこで生活します。衣食住も標準的なものを提供してもらえれば構いません。その上で、我々も代表者を選出し、国際社会に向けて我々が無事に帰国できるようアピールします。
って主張するのが、本筋だと思うんだよなぁ。
こう言うと先進国の傲慢だと思われると思うけど、難民ってのは自国で迫害されて、生きるか死ぬかで逃げてきている(っていう定義な)んだから、仕事などプラスαの権利の前に、まずは生存権の保障を要求し、難民先もそれに応えるべきだと思う。
いきなり働かせろ、就労ビザをよこせ、ってのは、その国に住む人のみならず、その国で審査をパスして就労ビザを得た外国人に対しても、大変傲慢な主張なんじゃないかと思う。
お前が難民になっても同じ主張をするなよ、って批判する人もいるかもしれないけど、それはなってみなければ分からない。
ただし、仮に他国の税金で養ってもらう立場になるのであれば、それは当然の権利として受け取るのではなく、その国の納税者に感謝するとともに、その国のルールに従って権利を享受したいと思う。