2021-10-04

emojiで肌色を表明すること

結論としては「好きにしろ」だが、自分気持ちや考えの整理のために書いている。

Slackには、postに対してリアクションとして使うemojiがある。

そのうち、顔や指を示したemojiでskintoneを変えることができる。

人の肌の色が人種によって違うので、特定の色しか存在しない場合人種差別とされる可能性があり、肌の色=skintoneを変えるための機能と思われる。

デフォルトのemojiは、黄色の強い色で、黄色人種意図したものというよりは、どの人種でもないことを強調したものであろう。

skintoneは2-6まであり、数字が大きくなるほど色が濃くなる。

なお、Slack内では

:+1::skin-tone-3:

のように表記するのだが、ここでは簡単のためにskintone3といった表現をする。

ところで私は日本企業に勤めており、社内には日本人が多い。

会社契約しているSlackでは、みんな思い思いのemojiを使っており、ほとんどのひとはデフォルト黄色すぎるemojiを使っている。

しかし、日本人であるAさんは、skintone4という浅黒い色を使い、同じく日本人であるBさんはskintone3というそれよりは明るめの色を使う。そして同じく日本人であるCさんはskintone2を使う(なお、skintone2のemojiは金髪になるが、Cさんは金髪ではない)。

私の目には、AさんもBさんもCさんも一般的アジア人男性肌色に見えるし、言ってしまえばCさんが一番色黒に見えている。

みんながどのような感覚自分skintoneを選んでいるのかが不思議である

本当に知りたければ本人に聞くしかないけれど、会社の繋がりの中で、肌の色の選択というセンシティブ話題を出す必要はないし、すべきではないと考える。

肌の色は自認するものであるし、emojiに何を使うべきかなんてのも誰かが強制する話でもない。

そもそも自分他人とで同じ「色」を見ている保証もないのだ。

から、この話の結論は「好きにしろ」でしかない。

それでも、なんとなくの感覚では、わざわざデフォルトから色を変えるのだったら、実態にあった色にして欲しい気持ちがある。

実態にあった」が私から見た肌の色にしてほしいということであれば、それは私の主観を軸にして世界のあり方を決めたいということなのだろうか?

それは完全な我が儘であるし、やっぱり他者認識相対的に軽視しているのだろうな。

今日考えたのはここらへんまで。

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