あえてGIDやTSismなどの言葉を使わないで極端にわかりやすく書こうと思う。
話の発端は映画「Disclosure」を見た作者がトランス女性(※心が女性であるが体は男性)を排除することに反対するとTwitterで発言したこと。
しかし実際は自称トランス女性による加害が後を経たず、国内でも海外でも問題になっている現状。私も含め、リアルのレズビアン達にとっては「女性専用車両反対」のような、現状を把握できていない人間による中身のない理想論のように受け止めてしまう。
つく⚪︎べの作者が叩かれるのは全くおかしいことだとは思わない。実際に沢山のレズビアン被害者が存在し、軽くニュースを調べるだけでも女性用トイレでの痴漢や、ビアンバーでの嫌がらせなど、関連する事件や精神的な被害が頻繁に起こっていることがわかるだろう。
少なくとも、多くのレズビアンが目を向ける場でその思想については触れるべきではなかったのではないかと感じる。
しかし無害なトランス女性がいない前提なのがおかしいのではないかという疑問もある。女性に恋愛感情や性的欲求を抱かず、"加害をしない"ヘテロトランス女性(※異性愛者のトランス女性)は存在している筈なのに少数であり、抑圧に負けて誰も声を上げられていないということになる。
もしもいるなら、たとえ小さくても継続して声を上げてほしい。「私は加害者ではないし、女性として生きる権利はあるはずだ」と。レズビアンは今、自らの権利獲得のためにさまざまな分野で奮闘しているが、その多くはあなたの敵にはならないはずだ。