2021-10-01

嵐の結婚報道への反応を見たLGBT当事者お気持ち

同性婚かと思ったって笑いものにしないで!」対「そんなつもりで言ってないけど!?」の話。

結婚報告の見出しの書き方が紛らわしかったね、ってのはよくある「日本語難しい」の範疇だと思って見てた。

私も最初「この2人は同性カップルだったのか?」と一瞬思ったけど、それは「アイドルホモカムしたw」みたいな侮蔑的ニュアンスでそう思ったわけじゃない。

同じことを考えた人が一定数居たようだからTwitterでも反応があって、それに関して活動家たちが「同性婚かと思った、というのは差別じゃないか」と言ってるのも見た。

もちろん「うわホモだったのかよw」って意図書き込みもあったと思うし、しんどい思いをしてきた当事者たちが敏感な理由もわかる。悪意のない発言が1番厳しい差別だというのも身をもって体験している。寛容ぶった無関心の加害はたしかにある。

「そんなつもりで言ってない」「LGBTはすぐ被害者ぶる」っていうのも見たし、言い方はさておきこの意見も間違いないと思う。実際私も最初「この2人が婚姻関係になった」ということだと思ったわけだし。

たとえば法整備かに関して、非LGBTが「法整備制度もいらない、なくても困らない」というと「制度がなくても困らないと言えるのはそれを必要としてる人だけだ」と思ってるけど、今回は過剰に噛みつきすぎてやしないかと首を傾げている。

私はバイセクシャルなので、履歴書スーツトイレなどで困ったことはないし、パートナーも異性なのでLGBTに関する法案が今後どうなってもそんなに困らないだろう。

けど、それを必要としてる知人は沢山いる。彼彼女がどうしてそれを求めているのかを知っている。だから「いらない」なんて思えない。(だから政調会長高市さんかもと聞いてうげぇまじかって思ってるし)

けどなあ、なんかこう、言葉を汲み取るのがお互い下手すぎなんじゃないかなぁ、主張は大切だけど攻撃的すぎやしないかなぁ、ちょっとだけしょっぱい気持ちにはなっている。

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