どんな時でもずぼらな人、いい加減な人というものはいるもので、昨年の春頃、妹夫婦の子供たちの通う小学校の校長がマスクをしてなくて保護者達から眉を顰められていたことがあった。
PTA会長がそれとなくマスク着用を促したが「いやいや、私は頑丈だけが取り柄ですから!」とまったく通じなかった
その校長は今春に退職し、今の校長はマスク、手洗い、ソーシャルディスタンス、アルコール消毒を率先して呼びかけているという
あるとき、卒業と同時にそのまま母校の職員として働き始めた大学時代の友人と電話で話す機会があった
昨年末まで、いくつかの飲食店から事務局に「おたくの学生らしき人が酒類を持ち込んでいる」と苦情がたびたびあったそうだが、
そのうちの何人かと思しき学生たちが発症し地獄を見たらしく、また学内の啓蒙などもあって苦情は激減した
また、両親の住む地元でも、マスクをつけない、つけても鼻を丸出しにしたり、なぜか人と喋る時だけ外そうとする(マスクのまま喋るのは失礼にあたると思っているらしい)人が自治会でも散見されたそうだが、とある家で重症化一歩手前くらいの状態までいった人が出てからは殆ど見かけなくなったらしい
重症化から生還した人は誇らしげに、いかに新型コロナが辛く苦しかったかを周囲に語りたがったが、マスクもろくに付けない人が感染して苦しむのは当然では?発症は不幸な事故ではなく自業自得では?と白けた反応ばかりでかなり凹んでいるそうだ