2021-06-19

単に政治権力が欲しいだけの「権力亡者」だから野党は低迷する

かつて日本には、戦後55年体制を支えてきた社会党という政党があった。

その社会党がやったことを考えてみると、今の野党のだらしなさの原点を見つけることが出来るのは無いか

1994年6月に「万年野党」と言われてきた社会党政権与党になる機会が到来し、村山富市総理大臣とする連立政権が発足した。

そして村山首相が一番最初に何をやったかというと、所信表明演説において「自衛隊合憲日米安保堅持」と発言した。

そもそも社会党という政党は、戦後55年間に渡って「自衛隊違憲である」「憲法9条を堅持する」「日米安保を破棄する」とずっと主張し続けてきた経緯がある。

それなのに、政権与党になった途端に55年間も自分たちと支持者たちが守り続けてきた思想信条を、たった一日で放棄しやがったのである

総理大臣になった以上は、日米関係日本の周辺情勢を考えて、自衛隊違憲であると主張し続けることは現実的ではないだろう。

しかしそれを踏まえても村山首相のやった事は支持者を裏切る行為だし、実際に社会党はその数年後に消滅した。

要するにこれなんだよね。

政権を取るため、つまり権力を手に入れるためならば有権者からすれば耳触りのいい事だけを連呼して、実際に政権を取ったら簡単にそれを「なかったこと」にする。

平和人権など高尚な理念を掲げているように見えても、それすらも権力を手に入れるために利用しているだけに過ぎない。

一言で言えば「権力亡者」なんだよ。

そしてこの傾向は今現在も続いている。

民主党政権与党になった途端に消費税導入を決めたのは笑った。

バイデン大統領当選した途端に、移民制限トランプ政権時と同じ規模まで据え置くと決めたのは詐欺だと思った。

今の立憲民主共産党いくら御託を並べていても、どうせ政権を取ったら「なかったこと」にするのは目に見えている。

  • 俺は、彼らは騙してるよりももっと悪いと思ってる。馬鹿だから本当にちゃんと考えてないんだと思ってる。自分の知りたい情報だけでしゃべって、調整や問題点の解決については考え...

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