○昇進
年に1回昇進試験がある。
主務から助役以上になるには試験ではなく日頃の勤務態度や成果による任用となる。
昇進試験の内容は1次試験は「作文」「会社概要・一般常識」「業務知識」からなる筆記試験、2次試験は面接となる。
作文が1番の曲者で、800字などの文字数指定で安全や業務改善など指定されたテーマで書くのだが、指定の文字数は無視して用紙の最後の行まで書き込まなければならず、結果的に1600字程度必要になる。
その他2つの試験では無駄に細かな知識を求められる。例えばJRの発足は昭和62年4月と言うことを社員ならば覚えているが、自分の会社の設立日を知っている人はどれだけいるだろうか。
2次試験の面接は基本的に落ちることはない。試験であるため1人は落とさなければいけない運用となっているらしいが、1人くらいよほどの下手を打つ人はいるだろう。
○昇給
昇給テーブルによるものと、労働組合のベア交渉の加算分がある。
昇進しなくても20年経てば10万円は月給が増えることになる。
初任給で年俸は420万と説明したが、これが何もしなくても少なくとも600万程度にはなる計算。
ちなみに昇進試験は申し込みの形式をとっているがほぼ強制で、終業後の勉強会にも出席しなければならない。
また、昇進するたびに基本給が1万円程度増えるが、昇給テーブルは500円程度しか増えない。
(つづく)
へぇ。従兄弟が勤めてるけど、自分のことあまり喋らん人だから、どんなことしてるのか知らんかった。昇進試験がある(真面目に受けてる)という話は聞いてたけど、そんな感じなの...
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