https://news.yahoo.co.jp/articles/82f8fc55c57f03c12ce9ab25a95c7727e071e70d
だがそれは仕方がない。
尾身先生は、「飲食の場による感染拡大防止」とずっと発信してきたわけだが、そのメッセージを店舗も行政も国民も全く取り合わなかった。
リスクを避けるための会食の方法を発信したら「そんなことできるか」とバッシング。
アレだけ危険だと言ってる年末の飲み会では誰も守らずにリバウンド。
飲食店を急所とした緊急事態宣言をしたら、案の定減るという体たらく。
そして、大阪が緊急事態宣言を「もうやってられへんわ」と解除したら、過去最大のリバウンド。
どれも予測できたことであり、どれも危険だと尾身先生が言っていたことである。
そして、尾身会長がキレている最大の原因は、「行政の怠慢」である。
行政が飲食店に対して直接実地で指導を全くしていないことである。
居酒屋では満員になるまで3密状態で客を入れて、マスクをせずに宴会で騒がせておきながら、そういう店舗が感染症対策のステッカーをベタベタ貼って感染症対策助成金をちゃっかりもらってる。
「行政ももっと汗をかいて」「具体的なメッセージを」と提言しているのはそういうことだ。
だというのに厚労省や保健所の職員が大規模飲み会をしている時点でもうめちゃくちゃである。
言ってることは、
「ガイドラインをしっかり守れ」
「はっきりしたメッセージを出せ」
「それを守らないかぎりは飲食店は永遠に時短営業をしてもらう必要がある」
ということである。
あたり前のことを言ってるのである。
ガイドラインを全く守ってない飲食店が感染症対策ステッカーを貼ってる状況、いつまで野放しにしてリバウンドを繰り返すのか?
そういうことである。